忠武路 / チュンムロ

チュンムロ충무로

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明洞のお隣り!乗り換えに便利なチュンムロ(忠武路)駅を中心としたエリア!

こんにちは!ソウルナビです。皆さん、ソウル一の繁華街、明洞(ミョンドン)はご存知ですよね!?ではその明洞にあるミョドン駅から1つお隣りの駅、チュンムロ(忠武路)駅の周辺はご存知ですか?明洞のような繁華街ではないものの、3号線と4号線の2路線が交差するチュンムロ駅は毎日階段が混みあうほどたくさんの人が利用する乗り換え駅。今日はそんな忠武路駅あたりの、その特徴や見どころを紹介したいと思います。乗り換えで利用するだけではなく、近くには昔のまま保存された韓国古来の邸宅を観覧できる南山コル韓屋村や、伝統芸能が見られるコリアハウス、さらにペットがいっぱいの愛犬通りやバイク通りなど、見どころもいろいろある忠武路。それでは、さっそく行ってみよう~

忠武路/チュンムロとは

ソウルでいま、一般的に忠武路といえば、地下鉄3号線と4号線の忠武路駅周辺エリアのこと。
駅名にもなった忠武路(チュンムロ) は現在、清渓川からチュンムロ(忠武路)駅まで南北にのびる道の名前になっています。しかしかつての忠武路は、ソウル中央郵便局前から退渓路5街(テゲロオーガ)の交差点あたりまで東西にのびる、退溪路と明洞通りの間にあった通りでした。現在も忠武路と名のつく街が忠武路1街から忠武路5街まで5つあります。ちなみに忠武路1街と忠武路2街はサボイホテル前から世宗ホテルの裏手まで、明洞の中心を横切る忠武路が中心。また忠武路3街から5街までは商業の町で、細い道の両側にビルが密接しています。明洞の一部でもある忠武路ですが、この忠武路は日本統治時代、「本町通り」と呼ばれました。現在の忠武路の名は世界最初の鉄甲船を考案した李朝時代の名将、李舜臣(イ・スンシン、1545~1598)将軍の号「忠武」に由来しています。

かつては映画の街?

忠武路ときいて「映画」を思い浮かべる人は、今では少なくなったかも。実は忠武路はかつて映画館がたくさんあり「映画の街」と呼ばれ、映画制作会社もたくさんあったとか。忠武路映画祭も開かれ、まさに忠武路は韓国映画の代名詞でした。しかし、2000年以降も残っていた明宝(ミョンボ)、スカラなどの映画館もすべて閉館、現在では唯一大韓劇場の1館を残すのみに。ただ「映画の街」の痕跡はいまでも少しだけあります。1つは地下鉄チュンムロ(忠武路)駅構内にある「大鐘賞」受賞者のパネル。そして現在は公演場となった旧明宝劇場の前には映画の街であったことを記念するオブジェがあります。

玄関駅はチュンムロ(忠武路)駅!

忠武路エリアの由来となり、玄関駅でもあるチュンムロ(忠武路)駅。地下鉄3号線と4号線の2つの路線が交差し、乗り換え駅としてよく利用されています。
そんなチュンムロ(忠武路)駅から乗り換えなしで行けるエリアやスポットは?

<地下鉄3号線から>
○鍾路(チョンノ): 地元の人が集まる古くからの繁華街、飲食店がいっぱい
○仁寺洞(インサドン)、北村、三清洞: 韓屋(伝統家屋)がたくさん保存されていて韓国の伝統が感じら
○景福宮(キョンボックン): 景福宮/国立古宮博物館/西村
○狎鴎亭(アックジョン): 芸能人行きつけのお店も多い、ハイソな流行最先端の街
○新沙洞カロスキル: カフェやレストラン、ファッション系ショップの並ぶソウルのオシャレストリート
○高速バスターミナル: 地方への高速バスが発着するターミナル/新世界百貨店/セントラルシティー

<地下鉄4号線から>
○明洞(ミョンドン): 観光客が最も多く訪れる、ソウル一の繁華街
○南大門市場(ナンデムンシジャン): 何でも揃う、600年の歴史を誇る大きな市場
○ソウル駅: 地方への玄関口になる国鉄駅/空港鉄道ターミナル/ロッテマート/ロッテアウトレット
○東大門市場(トンデムンシジャン): ファッション系ビルの建ち並ぶ衣料系ショッピングタウン
○大学路(テハンノ): 小劇場がたくさん集まる、演劇と若者文化の街

近くの見どころは!?

忠武路駅周辺にある見どころはこんなところ!
■南山コル韓屋村

チュンムロ駅から徒歩約1分ほどの距離のところにある南山コル韓屋村。昔のまま保存された韓国貴族の邸宅を観覧できるほか、旧正月や小正月、秋夕(旧盆)、冬至などの際には韓国伝統民俗イベントも開催され、外国人だけでなく地元の韓国人も大人から子供も楽しめるスポットです。

■コリアハウス

駅からも近く韓国の伝統的な建物が目を引くコリアハウス。2.160坪という広い敷地に李朝時代の上流民家様式の伝統家屋が建ち並んでいます。こちらは1980年、外国人に韓国の文化を紹介することを目的にオープン。ソウル最大の古宮、景福宮(キョンボックン)の慈慶殿(チャギョンジョン)をモデルに、韓国重要無形文化財の申応寿(シン・ウンス)が改装を手がけています。こちらでは伝統芸術公演や宮中料理、伝統婚礼、キムチ作りなど、さまざまな韓国の伝統文化を体験できます。

■忠武路愛犬通り

忠武路駅の1出口を出て直進するとペットショップやペット専用美容室、動物病院などが並ぶ忠武路愛犬通りがあります。残念ながら動物を日本に連れて帰ることは出来ませんが、外からでも可愛い姿が見えるので、通りを歩くだけでも可愛い姿に癒やされちゃいそう!?

■大韓劇場

1955年にオープン以来、地元の人に親しまれている映画館、大韓劇場(テハンクッチャン)。駅からは地下で直結し、2001年にはマルチプレックス映画館としてリニューアルオープン。昔から知られている映画館だけに、年配の観客が多いのも特徴。大型チェーンに属さず、独立系の上映館としてその地位を保っています。建物内にはカフェ(1、2階)なども入っています。

仁峴(インヒョン)市場

建物が密集する町中に、忘れられたように続く市場があります。町中に突然現れる市場に驚いてしまうかも!その市場の名はインヒョン市場。通りには食べ物屋さんを中心に、小さな店がずっと続いています。この市場、通りぬけるだけでも不思議な感覚に!

■地元の人が通う食堂がたくさん!

見どころではないけれど、大通りから1本道を入ると地元の人たちが通う食堂がたくさんあります!お隣りのエリアである明洞とは違い、リアルな地元感が味わえるかも!?カルビやチキン、チヂミのお店などよりどりみどりなので、仕事終わりの時間に地元のサラリーマンに混ざって楽しめちゃいそう!

■印刷工場がいっぱい!

一歩、忠武路の路地を入ると聞こえてくる機械の音、そして独特のインクの匂い。この忠武路は印刷会社と工場が多く集まる町です。よく見ると印刷物を搬入する車、搬出する人たちがいつも移動しています。この町ではいつも印刷物を作る音が響いてます。

いかがでしたか?3号線と4号線が乗り合わせてる駅だから、江北エリアにも江南エリアにもアクセス楽々な忠武路。明洞にも徒歩圏だし、市内移動を中心に考えれば、このあたりのホテルは何かと便利かも!明洞のような観光エリアではないけど、見どころもあり、サラリーマンや地元の人がよく集まる食事処もあるので、観光も楽しみながら、地元の雰囲気も味わうことができます。この辺りを訪れる時は参考にしてくださいね!以上、忠武路(チュンムロ)からソウルナビでした。

記事登録日:2015-05-13

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