ソウル歴史博物館
ソウルヨクサパンムルグァン서울역사박물관
みぽりん、「ソウル歴史博物館」に行く!
ソウルの歴史を一歩踏み込んで
立春が過ぎてソウルもやっと日差しが暖かくなってきました。さあ!春に向かって驀進ですぞ。今日は冬休みで家で猫状態になっていた娘たちを引き連れて、「ソウル市歴史博物館」にやってきまして。ここは2002年5月に開館したばかりで、当初から一度は行ってみたかったスポットなのです。それではみぽりん一家と共にLets go!
この日はインサドンでお昼を食べてから、タクシーでソウル歴史博物館に移動。タクシーの運ちゃんはソウル歴史博物館、キョンヒグンと言っても良く分からないようで「???」の連続にこっちがあわててしまいましたが、突然「ソウルコデゥンハッキョ(ソウル高等学校)ジ!」と一人で納得してくれて、無事連れて行ってくれました。そう。。ここには以前ソウルの名門男子高校「ソウル高等学校」があったのです。だからお年を召された運転士さんはそっちのほうが慣れ親しんでいるようですね。
1600ウォンの基本料金で到着。ソウル市内は3人以上なら、タクシーのほうがバスより安いのです。
入口で日本語のパンフレットを探していたら、受付にいたボランティアさんが、「これを使ったらいいですよ」と、日本語の説明が聞ける無線機を貸してくれました。使い方をチェックして、日本語のパンフレットももらって、いざ出陣じゃ!と思ったら、「コートも預けられますよ」とのこと。ん??
受付の横にロッカーが沢山あって無料で使えるのです。100ウォンコインを入れて、鍵を掛ければオーケー。もちろんお金は返してもらえます。側にはベビーカーも沢山準備してあって、こういう点はしっかり気を使ってくれていますね。
<1階>
― 企画展「ソウル天・地・人」
2002.12.28~2003.2.16まで
ソウルの昔の地図とかコンパス、版画などが展示されていました。展示数も豊富で面白い内容のようでしたが、基礎知識がないとちょーーっと難しいかも。それでも私と小4の娘は案内嬢の後ろをくっついて、一生懸命説明を聞いたので、おぼろげに理解できましたが、小2の娘は理解に苦しんでいるよう。ゴメンネ。
その中でも唯一気に入った地図。虎の格好をした韓(朝鮮)半島が、大陸に向かって「ワオワオ」と立ち上がっている図です。この深い意味わかるかな~。
<3階>
― 常設展示室
ソウルの文化、生活、芸術を身近に体験できるように展示してあったのですが、今でも生活の中でよく見かけるものが沢山あって興味深かったです。
展示内容は内容の濃いものが多くじっくり見たかったのですが、細かい字の韓国語の説明が多くて参ってしまいました。いえ私が参ったのではなく、字を読むのが嫌いな小2の娘が最初にギブアップしてしまったのです。じゃあコンピュータの説明は?というと小2ではコンピューターが上手く扱えないんですよね。はあ~。単純に視覚に訴えるというよりも、歴史の流れを理解しながら見ましょうという展示なので、あらかじめ説明の時間に合わせて来るべきだったのか。。。貸してもらった無線機をもっと有効に使うべきだったのか。。。それとも小さい子供には歴史というテーマ自体が重いのか。。。
ミュージーアムショップ
ここで素晴らしいグッズを発見!遺跡発掘セットです。これは本物そっくりのおもちゃのノミ、トンカチ、刷毛などがセットになっていて、石膏の塊の中に隠されたお宝を探すという発掘の真似ごとができるのです。26000ウォン。お値段に目をむく。
博物館は個人的には大好きなスポットの一つなのですが、一緒に行く人を間違えたようです。映画も大人用と子供用があるように、ここはソウルの歴史を一歩踏み込んで考えてみようという人向きのような気がしました。博物館よりたいやきのほうが好きだと言われて涙してしまったのですよ。もう一回見に行けばいいじゃないか、と必死に気を取り直しているみぽりんがお伝えしました。
<おまけ>
※日本語の説明の時間は毎日10:30から1時間半ほど行われています。
※駅から博物館までの写真を付け加えておきました。
地下鉄5号線クァンファムン(光化門・Gwanghwamun)駅7番出口から外に出る
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大通りを右折
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400mほどまっすぐ行く
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大通り沿いに博物館の全景が見える。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日 :2003-02-11
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