仁川観光の必須コース!海の見えるカフェに遊覧船!ロマンチックなひとときを!
こんにちは!ソウルナビです。ソウルから少し郊外へ足を伸ばしてみたいっという皆さんに、ナビがオススメする街といえば「仁川(インチョン)」。仁川といえば仁川国際空港?というイメージしか浮かばない人も多いのではないかと思いますが、韓国ではソウル、釜山に続く第3の都市である仁川にはいろいろな見どころがいっぱいあるんです!今日は仁川の中でも人気のあるスポット、「ウォルミド(月尾島)」を紹介したいと思います。こちらは港町仁川といわれるだけあり、海に囲まれたおしゃれな観光スポット!海を一望に見渡せるカフェや新鮮なお刺身を食べられるお店のほか、少し古びてはいますが、夜には光輝くイルミネーションで周囲を明るくともす遊園地、そして自然豊かな月尾公園(月尾山)もあります。ソウルから1時間ちょっとで行ける魅力たっぷりの「ウォルミド(月尾島)」、さっそくご紹介しましょう~!
ウォルミド(月尾島)
とは
観光案内所
ウォルミド(月尾島)は名前の通り「月の尻尾の島」という意味があり、島の形が半月の尾のように長く曲がっていることからこのように呼ばれるようになったと言われています。1918年、当時の仁川府(現在の仁川市)により観光地として指定され、海水浴場や娯楽施設、植物園、竜宮閣などが造られました。以前、ここは名前の通り離島だったのですが、1920年代初めに島と陸の間が埋め立てられて現在のような陸続きの島になり、バスで行き来できるようになりました。30年ほど前は今よりももっと活気があり、デートスポットとしても有名でした。なんでも月尾島でデートをすると別れる!というジンクスがあったとか。カップルが喧嘩になってしまうほどの混雑だったそう。現在は以前ほどの活気は失われたものの、ウォルミドは現在も海岸沿いにはカフェや飲食店、遊園地が立ち並び、カフェや遊覧船、また月尾山などを中心とした観光地。休日になれば家族連れが遊びに訪れます。ナビが訪れた日もカップル連れよりは家族連れが目立ちましたよ!また観光案内所も設置されているので観光する前に一度立ち寄って見ましょう~。
ウォルミド(月尾島)を代表する「文化通り」
ウォルミドの中でも最も代表的なエリアがこの「文化通り」。1987年7月に作られ、キレイに舗装された海を一望できる350mの長さの通りには、高さ10m、直径80cmの照明塔が23m間隔で15本立てられ、夜の海と空を明るく照らしロマンチックな風景を作り出しています。また「文化通り」の端のほうにはステージが設けられていて、週末になるといろいろな公演やイベントが行われています。
文化通り
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文化通りの端にある公演場
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おもちゃの射撃場も
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射撃場の中
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海を一望できる「カフェ通り&刺身通り」
「文化通り」を挟んで一方は美しい海!ではその反対側は?!そう~、それが「カフェ通り」。この辺りには約30軒ほどのカフェが並んでいます。大半は建物2階にあり、大きな一面ガラスになっていて多く広い海が一望できるようになっています。このカフェ目的にウォルミドを訪れるカップルは数知れないそう!特に日の沈む夕方が見どころとか。
そしてもう1つ、月尾島で忘れていけないのは「刺身通り」。海が近くて海産物も豊富な仁川らしく、文化通りの反対側ににカフェに負けないほど刺身の店が軒を連ねています。昼間には中高年のおじ様やおば様が団体でいらしては上機嫌で刺身や貝を食べ、そのあと遊覧船などを楽しむ姿が見受けられます。お刺身は2~3人前でだいたい10万ウォン前後。一般の韓国料理と比べるとお高めなのは否めませんが、その代わりにつきだしがたくさん出てきますよ。ちなみに「つきだし」は韓国語でも「つきだし」。コチュを漬けて食べる韓国のお刺身をご賞味あれ!ただ、売り込みのおばさんの勢いがすごいので店の前は覚悟して通ってくださいね!
海のお散歩に「遊覧船」!
観光案内センターの真横には遊覧船の乗り場があります。この遊覧船は月尾島を出発し、約20kmのコースを1時間半かけて周遊します。月尾島発は昼12時から18時まで、2時間おきに運行されています。船の1階はステージがあり、外国人歌手の生演奏などが公演されています。また上の階ではカフェなどがあり、簡単なティータイムなどが過ごせます。雰囲気は何十年も前の古~い感じではありますが、のんびり甲板にでて潮風に吹かれたり、船内のソファからコーヒーをいっぱい飲みながらぼんやり景色を楽しんだり、いい気分にひたれることでしょう。
コスモス号船内
コスモス号から見える景色
忘れかけられた遊園地^^!
そして、ナビの一押しはウォルミドの遊園地です!絶叫マシーンから子供の乗り物まで、いろんな種類の乗り物があります。ソウルではあまり見かけられないレトロな乗り物もたくさんありますよ。最近、日本のテレビでもよく紹介されている東大門ミリオレの裏手にある回転遊具「ディスコジャンプ」も、実はウォルミドが元祖なのです。こちらも東大門と同じようにDJがお客さんをネタにして毒舌を吐いたり、ディスク中央に振り落とそうとしたりしています。乗っているお客さんは数名なのに、見物客は5倍くらいいて盛り上がることも。このディスコ以外にもバンジージャンプのような「スリングショット」という乗り物もあります。勇気のある方は是非挑戦してみてくださいね!
整備された海岸沿い
海岸沿いには海が眺められるようにベンチや橋が整備されています。ナビが2~3年前に訪れた時はこのようなベンチなどは一切なく、釣りをするおじさんで賑わっていましたが、今回は小さい子供たちが楽しそうに駆け回る姿が見られました。今では釣りが禁止になっているそう。釣好きの方には残念ですが、以前よりも海がキレイになっていましたよ。文化通り沿いのお店の方とお話をしたところ、このように整備されてから観光客が増えたそうです。
海を見渡せる橋
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海に面した円型のベンチ
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海岸沿いから見た文化通り
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波を模したベンチ
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自然豊かな「月尾山(月尾公園)」!
仁川にある自由公園の9倍の大きさを誇る月尾山(ウォルミサン)!季節ごとに野生の花があちこちに咲き乱れる自然いっぱいの仁川観光スポットです。マッカーサー像で有名な自由公園や仁川の港、桂陽山、そして仁川国際空港に離着陸する飛行機の様子まで、仁川のシルエットを見渡すことができます。登山コースは短いけど急な坂なので、覚悟して登りましょう~!
いかがですか?ソウルへ旅行に来てもなかなか訪れる機会がないかと思いますが、ソウルを遊び尽くした方など、足を伸ばして小旅行する価値は十分にあります。このウォルミドは仁川観光コースでも一番の人気スポット。仁川駅からバスで約5分ほどで着き、アクセスもとても便利!ウォルミドでお刺身食べて、海沿いを散歩し、カフェで午後のひとときを過ごした後、昔懐かしいレトロな遊園地で遊び、小腹が減ったら屋台へ。遊覧船でのんびり海を散歩のあとは、ふたたびはお刺身や貝に舌鼓を打つ、な~んていう感じで楽しんでみてはいかがでしょうか?忘れかけた地方の街の観光地?!という感じでソウルとは違ったのんびりしたときを過ごせると思いますヨ!以上、ソウルとは一味違った魅力いっぱいのウォルミド(月尾島)から、ソウルナビがお伝えしました。