基本的にソウルのみの滞在だった今回の一人旅・・・
あまりの寒さに地方へ足を延ばすことを渋ったものの、
ずっとソウルにいるだけは勿体無いと思い、ソウルから比較的
近いナミソムに出かけて来ました。
私自身は「冬のソナタ」に夢中になったわけではないのですが、
今は亡き祖母が大好きで生前に「行ってみたいな」と話して
いたことを思い出し、祖母の写真を胸に潜めて行きました。
行きはインサドンのタプコル公園の脇から出ているナミソムの
渡船場までの直行バスを利用しました。
平日のせいか車内はガラガラ、私を含めて乗客は9名。
チケット(片道7500ウォン)はバスの車内で購入できました。
ナミソムの渡船場から乗り込んだ船はかなりの混雑。
韓国の方はもちろん、中国、マレーシアなどといった国の
方が大勢乗っていました。
ざっと見渡す限り日本人は私だけ・・・という雰囲気。
島に降りて長い並木道を歩いていくと「冬ソナロケ記念館」
のような小さな建物があり、撮影中のキャストの写真などが
展示してあるのですが、そこでマレーシアからのツアーの
皆さんが大盛り上がり。女性陣はかなりの興奮状態でした。
湖のほとりをブラブラ歩いていたら、湖に向かい
「チュンサーン、サランヘヨー!」と一斉に叫ぶ
頭にスカーフを巻いた女性グループ(イスラム教徒の方々)
に遭遇。
かなり笑えたものの、何だか可愛らしかったです。
その後もブラブラ歩いていたら4人のグループに写真撮影を
頼まれました。
シンガポールから来ているとのこと、女性2人はやはり冬ソナに
夢中で、男性2人は全く興味無し・・・とのことでした。
亡き祖母の写真を出して、冬ソナで2人が歩いた並木道を
私もゆっくり歩いていたら、何だか涙が出てしまいました。
「祖母にこの美しい景色を見せてあげたかったな・・・」
と思いつつナミソムを後にしました。
帰りは加平のバスターミナルまでタクシー、そこから東ソウル
バスターミナルというルートでソウルに戻りました。
極寒のナミソムでしたが、足を延ばして良かったと思います。
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