実尾島／シルミド

ソウル市内からも仁川空港からも日帰りでＯＫのこの観光地。もちろん車で行くのが一番便利ですが、バス＆フェリー＆徒歩でもちゃんと行けますよ。バスだったら仁川空港の５番出口から出たところにあるバス停で２２２番のバスに乗っていくのが一番いいようです。｢チャムチンド船乗り場｣が見えてきたらここからフェリーに乗って舞衣島（ムイド）に行くんですが、ワクワクしながら乗っても乗船時間はナントほんの３分ほど！けれども船のお客さんが投げるお菓子を目当てに群がって飛んでくるカモメたちはなかなか魅力的なので是非甲板に出ていてくださいね。ＮＯＡは車で行ったのだけれど車のままフェリーに乗れるんですよ。なんとも便利。

舞衣島の港から実尾島に行くには歩いて１．５ｋｍほどの実尾海水浴場に行かなくちゃなりません！距離にすれば１．５ｋｍほどなんだけれど、ものすごい急坂を登るんですよ。徒歩の方は覚悟して行ってくださいね。もちろん健脚な韓国人は颯爽と歩いていましたけど！
そうそうこの道沿いに白いキレイなペンション「舞衣アイランド（旧・実尾アイランドキャッスル）」があるんですが（目立つのですぐにわかります）、ここに映画『実尾島』のロケチームが宿泊していたそうです。ここには俳優のサインなんかが置いてあるみたいです。このペンションの他にもキレイなカフェやコテージなんかも道沿いにあります。

のどかな田舎道からは海も見えてなかなかいい感じですよ。そして坂を下ると実尾海水浴場に出ます｡ここは管理事務所のある海水浴場。入口に砂浜を走るバイクの貸し出し屋さんがありました。結構スピードが出るのにバイクの免許も必要ありません（ただし、なるべく運転免許があり、運転技術がある人が乗ることがのぞましい）。でも韓国人のアジュンマが乗っているバイクが木に追突していました！皆さん、アジュンマの運転する砂浜バイクに注意してくださいね。

ここ実尾海水浴場にはバンガローや食堂もあって、夏はさらに混雑しそうです。食堂は貝焼きが人気で砂浜にはいい匂いが漂ってました。韓国人の皆さんは焼酎のお供に貝を美味しそうにつついてましたよ。

さて、急がなくちゃ！ここから実尾島は目の前に見えるんだけど、引き潮の時間だけ砂浜を伝って渡れるんです。だから日によってその時刻は違うんです。今日は割と運がよくって午後5時くらいまでは大丈夫とのこと。さっそく行ってみますね。

引き潮とは言ってもけっこう水を含んだ砂を歩くんです。ところどころ塩だまりなんかもあって足元は濡れ気味。数分歩いて実尾島に到着。砂浜を歩いて行くと韓国人特有のロマンティックカップルの後ろ姿がついつい微笑ましくて撮影しました！

この海岸はちょっと秘密の入り江のようになっていてなかなか雰囲気のいい海岸。そんな雰囲気のよさがウワサにのぼっているのか白人がリラックスして日光浴している姿もチラホラ見かけました。ゆっくり砂浜で過ごすのにピッタリの海岸ですよ。
でも、ここは映画で見るような哀しい過去があるんですよね（くわしくは是非映画を見てくださいね）。

さて、道を戻り舞衣島のもうひとつの海岸、ハナゲ海水浴場にある『天国の階段』のロケ地に行こうと車を走らせたけれど、もう港に行く車の渋滞にハマること１時間！『天国の階段』のロケ地の看板を横目に仕方なくフェリーに乗り込む車の列に合流しました。
ハナゲ海岸にはドラマで使ったオープンセットが残っていて、中に入れるそうです。ちなみにハナゲ海岸までは舞衣島の港からバスが出ているようでした。
ＮＯＡも次回はハナゲ海岸に行ってみますね。