木浦 / モッポ

목포

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湖南線の終着駅!港町に行ってみよう~!

こんにちは!ソウルナビです。韓国の「新幹線」KTXが開通し、あっという間に2年の月日が過ぎました。以前は5時間以上もかかっていた木浦までの道のりが今では3時間30分ほどで行くことができるようになり、日帰りも可能になった木浦!この木浦はKTX湖南線の終着駅~。ソウルの旅だけでは少し物足りない・・・な~んていう韓国リピーターさんの?韓国地方体験?の場所として訪ねてみるとおもしろいかも?!その木浦は港として有名ですが、その港の背景には、儒達山(ユダルサン)という山もそびえ、自然あふれる街でもあります。そこで今回はこの「木浦」に焦点を当て、「儒達山」をはじめとする観光地や木浦のグルメ、そして木浦までのアクセス法など旅に役立つ情報を盛りだくさんでお届けします!それでは行ってみヨ!

黄海に向かって開けた朝鮮半島の最西南の港町。

木浦市は黄海に向かって開けた朝鮮半島の最西南の港町。面積は約47平方km、人口は24万人。日本統治時代には「木浦府」と呼ばれ、中国大陸との貿易港として利用されたため、多くの日本人がこの木浦の街に住んでいたそう。現在も韓国ではまれになった日本式の住居が市内に残っています。また韓国でここ木浦は韓国初のノーベル平和賞受賞者でもある金大中前大統領の故郷としても有名。木浦港からは、都会では忘れ去られた美しい自然が残る、新安郡(シンアングン)や海南郡(ヘナムグン)など多島海海上国立公園との沿岸航路の中心地として、済州島をはじめ約165の島へ旅客船が運航されています。ちなみに木浦を象徴する花はハクモクレン、鳥はツル、木はビワ。

木浦の見所&観光地

<儒達山 유달산
木浦一の見所といっても過言でないのが儒達山(ユダルサン)。木浦を象徴するこの山の高さは228.3m。山を登る途中には木浦が輩出した歌手李蘭英(イ・ラニョン)の記念碑「木浦の涙」や李舜臣将軍の銅像、そのほか大学楼や達城閣などの5つの亭(建物)を見ることができます。
また山全体が儒達公園、達城公園、彫刻公園、蘭公園、体育公園、さらにいくつかのお寺で構成され、絶好の観光スポットとなっています。イルトンバウィという頂上付近の岩場からは木浦と多島海(タドヘ)の景色を楽しむことができます。夜になるとこのイルトンバウィ周辺がライトアップされ、昼間とは違った美しい姿を見せています。
<海上観光-ミリネ遊覧船 목포미리내유람선>
新安ビーチホテル前から木浦の港を遊覧する遊覧船が出ています。海のないソウルを見学した後、絶好の海観覧。小さな島が転々としている多島海という独特な風景を楽しむことができます。
★ 日帰り体験レポート
<カッバウィ 갓바위>
木浦八景のひとつである「カッパウィ」!2人の人が並んで笠をかぶって立っている姿に見えます。8mある大きいほうの岩はお父さん、6mある小さいほうの岩はその息子といわれています。このカッバウィを正面から見るには船に乗って、海に出なければなりません。陸からはこの親子の後ろ姿のみ眺めることができます。
<国立海洋遺物展示館>
水の中に沈んでいた文化遺産を発掘・展示している水中考古学博物館「国立海洋遺物展示館(クンニッヘヤンユムルチョンサグァン)」。1994年に開館したこの博物館には韓国の昔の海路や海洋文化に関する展示物が4つの室内展示場、野外展示場、海洋文化体験教室に展示されています。中でも1975年に発見され、約20年間の歳月を費やし科学的方法で保存・復元された「新安宝物船」は博物館の中でも一番の見どころ。
日本からのお客さんの姿もちらほら~。その国の文化を知るには博物館や美術館に行け!って言いますよね~。まさに韓国文化を垣間見ることのできる、貴重な資料館といえそう。オススメですヨ。
<重要無形文化財伝授教育館>
昔から韓国でオッ(玉)は「美しさと純潔」という意味を持つ石として親しまれてきました。ここ「重要無形文化財伝授教育館(チュンヨムヒョンムナジェチョンスキョユックァン)」には、重要無形文化財第100号に指定されているチャン・ジュウォン先生による玉の作品がずらりと展示されています。先生しかできない、特別な技術により作り出された玉の芸術の世界を楽しむことができます。また先生の作品を購入できるコーナーもあり。
<南農記念館>
珍島(チンド)にある雲林山房の三代画家の1人、南農許健先生の南宗画の伝統を伝える施設として1985年に作られた美術館がこちら「南農記念館(ナムノンキニョムグァン)」。雲林山房の3代画家である小痴(許維)・米山(許榮)・南農(許健)の作品と、その弟子たちの作品約300点が展示されています。そのほか、伽耶・新羅・朝鮮時代の土器や陶磁器、中国や日本の陶磁器も展示されています。
★宿泊体験レポート

木浦の交通

<木浦駅>
ソウルから行く場合はソウル駅からではなく、竜山(ヨンサン)駅(ソウル駅から地下鉄1号線で2つ目の駅)から発車しているKTX湖南線を利用していくことになります。竜山駅からKTXに乗り、3時間30分ほどで木浦駅(モッポヨッ)に到着。この木浦駅が湖南線の終着駅となります。こじんまりとした駅ですが、観光案内所・ロッカーなどの施設はきっちりとそろっています。駅周辺にはコンビニ・食堂・市内バス停留所・タクシー乗り場などがあります。
<木浦総合バスターミナル>
木浦駅からバスで約20分、タクシーで10分ほどのところにある「木浦総合バスターミナル(モッポチョンハッポストミノル)」。海割れ現象で知られる珍島や麗水(ヨス)・光州(クァンジュ)などの周辺の街、そしてソウルや仁川(インチョン)、水原(スウォン)に向かうバスがここから出発します。またこのバスターミナルは2006年にリニューアル工事が終了したばかり~。きれいなピカピカの施設をうまく利用してみてください!

木浦の味・特産物

観光やお買い物も旅の楽しみですが、グルメはそれ以上の旅の醍醐味!その土地の名物を口にすることは、その街の文化を知ることができるといっても過言ではないほど。ここ木浦の特産物といえば「セバルナクチ(足長タコ)」!生きたままのタコの踊り食い(サンナクチ)やタコ入りスープ、タコの炒め物やタコ入りビビンバなどその種類もさまざま!どれもやわらかくて本当にウマイ!
また港町であるため、お刺身なども人気!木浦市内の北港(プッハン)あたりには「北港お刺身センター」があり、刺身店がずらりと並んでいます。夏を避けた時期に木浦に行く皆さんにオススメしたいスポットです!^^
いかがですか?山あり海ありの木浦の街!皆さんも次回の旅計画には木浦も取り入れてみてはいかがでしょうか?!ソウルのような大都市とはまた違った、ローカルな雰囲気を楽しむことができますよ。以上、ソウルナビでした!

交 通 情 報(ソウルから)



★竜山駅−木浦駅

●鉄道・KTX
所要時間 約2時間20分−40分
料金(ウォン) 特室73900/一般室52800/自由席44900

●鉄道<セマウル号>
所要時間 約4時間35−45分
料金(ウォン) 一般室39600/ 自由席33700

●鉄道<ムグンファ号>
所要時間 約5時間−5時間10分
料金(ウォン) 一般室26600/自由席22600

★ソウル高速バスターミナル(湖南線)−木浦公用バス停留場

●高速バス
運行間隔/本数 30-60分/ 深夜
所要時間 約4時間
料金(ウォン) 一般19600/優等29200/深夜32100

●市外直行バス
運行間隔/本数 5本
所要時間 約4時間20分
料金(ウォン) 一般29200

交 通 情 報(仁川空港から)



★仁川国際空港−木浦


●市外直行バス
運行間隔/本数 2本
所要時間 約5時間
料金(ウォン) 37400(優等)
経由地 霊光

交 通 情 報(釜山から)



★釜山西部(プサンソブ)市外バスターミナル−木浦公用バス停留場


●市外直行バス
運行間隔/本数 5本
所要時間 約5時間30分
料金(ウォン) 一般27000

記事登録日:2006-08-28

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-08-28

スポット更新日:2012-11-29

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