浦項 / ポハン

●韓国東南部（最東端）にある街
●工業都市－posco、鉄鋼都市
●釜山から高速バスで２時間、慶州から３０分
●クァメギ、海産物
●浦項工科大学

朝鮮半島の最東端に位置し、釜山からは高速バスで約2時間ほど。世界的な鉄鋼企業であるPOSCO（浦項製鉄）をはじめ、現代スチールや 東国製鋼などの大手製鉄会社が集まる鉄鋼都市として知られています。また、テクノロジーの分野で最先端を行く浦項工科大学があることでも有名。きれいな東海（日本海）を望む情景を除いては、これといって有名な観光名所のない街ですが、日本からは年間を通して多くのビジネス客が訪れます。 国際的な工業都市だけに観光として訪れる機会はなかなかないかも。しかし慶州（キョンジュ）からは車で30分程度なので、ローカルな地方都市の雰囲気を楽しんだり、新鮮な海産物を食べたい方にはオススメです。

基本データ

面積：1,127.24km
人口：約52万人（2001年統計）
姉妹都市：福山市
プロスポーツ：サッカー（浦項スティーラーズ）

観光情報

●竹島市場（チュットシジャン）
浦項市民の台所を預かる巨大市場。昼間から多くの人で賑わい、生活のエネルギーに溢れています。寒流の影響で良質な海産物が水揚げされる浦項だけに、魚市場の品揃えは圧巻。中でも冬場に、生きたまま水揚げされるスルメイカは絶品です。

主なイベント

特産物

◎クァメギ
浦項の台所、竹島市場に行くと、藁で縛られて干されている秋刀魚が目に付きます。これが浦項名物のクァメギです。秋刀魚を冷たい冬の夜に凍らせて、昼は溶かしながら発酵乾燥させて作ります。クァメギは不飽和脂肪酸が高く、血管拡張作用もいいので、成人病予防、女性の美肌効果にも優れた効果があるそうです。冷たく乾燥した、海風が実現させた郷土の食べ物です。もともとはニシンで作られていたそうですが、収穫量が減り、秋刀魚で代用したそうです。

主な交通機関

●浦項駅
大邱方面や釜山方面への列車が発着。

住所：浦項市北区テフン洞 595-170
行き方：浦項空港から車で約３５分。

●浦項空港

住所：浦項市南区トグ里 403-3
行き方：浦項旅客船ターミナルから約２５分。

●浦項旅客船ターミナル
鬱陵島（ウルルンド）方面への船が毎日出港。

住所：浦項市 港口洞（ハングドン）58-54
行き方：市外バスター ミナルからタクシーで20分

浦項－鬱陵島
●サンフラワー号
運行日：毎日
浦項出発：9：50 ／鬱陵島出発 ：15：30
所要時間 ：3時間
料金（ウォン）：片道70,700／141,400

浦項へのアクセス

■飛行機
※運航なし

■鉄道（ソウルから）

ソウル駅−東大邱駅乗り換え－浦項駅（ソウル駅－東大邱駅）
●KTX
所要時間 約1時間40−50分

ソウル駅−東大邱駅乗り換え－浦項駅（東大邱駅−浦項駅）
●セマウル号
所要時間 約1時間40分
●ムグンファ号
所要時間 約1時間50分

ソウル駅−浦項駅
●セマウル号
所要時間 約5時間15分
料金（ウォン） 特室46100/一般室40100/自由席29800

■バス（ソウルから）

ソウル高速バスターミナル（京釜線）−浦項市外バスターミナル
●高速バス
所要時間 約4時間40分

東ソウル市外バスターミナル−浦項市外バスターミナル
●高速バス（市外直行バス）
所要時間 約4時間30分

■バス（仁川空港から）

仁川（インチョン）国際空港−浦項市外バスターミナル
●高級リムジンバス
所要時間 約5時間
経由 慶州

■鉄道（釜山から）

釜山駅−東大邱駅乗り換え－浦項駅（釜山駅－東大邱駅）
●ＫＴＸ
所要時間 45分（亀浦経由70分）

釜山駅−東大邱駅乗り換え－浦項駅（釜山駅－東大邱駅）
●セマウル号
所要時間 約1時間40分
●ムグンファ号
所要時間 約1時間50分

■鉄道＋バス（釜山から）

釜山駅－新慶州駅乗り換え－浦項バスターミナル（釜山駅－新慶州駅）
●ＫＴＸ
所要時間 約30分

釜山駅－新慶州駅乗り換え－浦項バスターミナル（新慶州駅－浦項市外バスターミナル）
●リムジンバス
運行間隔/本数 24本
所要時間 40分

■鉄道（釜山から）

釜田駅−浦項駅
●ムグンファ号
所要時間 約2時間50分−約3時間5分

■バス（釜山から）

釜山総合バスターミナル－浦項バスターミナル
●市外直行バス
所要時間 約1時間20分