世界文化遺産の華城と水原味付けカルビで有名な街
ソウルから1時間のところにある歴史都市。世界遺産の水原華城と郊外にある民俗村、名産のカルビが有名。韓国のほぼ中央に位置。市の中心部には韓国の史跡第3号で1997年に世界文化遺産に指定された水原華城(スウォンファソン)や2002年のワールドカップに合わせて建設された水原ワールドカップ競技場が、また郊外には韓国民俗村などがあり、一年中たくさんの観光客が訪れる観光都市です。都会のソウルを満喫した後は名物の水原味付けカルビに舌鼓をうち、李氏朝鮮時代の城郭や史跡めぐりが楽しめる水原に訪れてみてはいかがでしょうか。
水原の概要&位置
人口:116万人(2014年)
面積:121.1平方キロ
所属行政区分:京畿道(キョンギド)水原市(スウォンシ)
ソウルからの距離:南方へ約40km(約1時間)
<水原の見所>
○水原華城
水原(スウォン)の見所といえば、やっぱり1番にあげられるのが「水原華城」(スウォンファソン)。水原華城は華城行宮という王様の別邸を中心に、全長5.7kmに及ぶ"万里の長城"のような城郭と、その要所要所に門、砲台、やぐら、兵士の休憩所、軍事指揮所、訓練所などが東西南北に整然と組み込まれた素晴らしい建造物。特に敷地内の東西南北にある4つの門(八達門、蒼竜門、長安門、華西門)は、それぞれが観光スポットにもなっています。
李氏朝鮮王朝末期に建造され、大半の楼閣は1950年に勃発した朝鮮戦争で破壊されましたが、当時の設計資料を元に復元され、1997年、韓国で5番目のユネスコ世界遺産として登録されました。水原市民の憩いの場としても親しまれている水原華城は、毎年4月から5月にかけて色とりどりの花が咲き乱れ、また10月初旬には華城文化祭が開催されるなど、一年中いつ行っても楽しる場所です。
☆華城列車
華城の重要文化財を観光できる城内列車(型バス)。八達門から錬武台まで、全長3.2kmを走ります。
○水原ワールドカップ競技場
歴史的古跡と数多くの文化遺産を持つ「水原(スウォン)」 のイメージを活かして設計されたという水原ワールドカップ競技場。スタジアムを全体的にみると、未来を志向するという意味をふまえた飛翔する翼型になっています。6階建て(地下2階、地上4階)のメインスタジアムの総座席43、288席の観戦席は、サッカースタジアムとしては希をみるカラフルなスタンドで、ヘッディングするサッカー選手の絵、水原のシンボルマーク、水原城郭のデザインを表現した色彩グラフィックになっています。
-その他
○KBSドラマセンター
○解憂斎(ヘウジェ)
<水原観光ツアー>
○水原シティーバスツアー
水原の街を効率的にまわることができるシティーバスツアー。
<水原周辺の観光地>
○韓国民俗村
「韓国民俗村(ハングッミンソクチョン)」は、1974年、韓国の民俗文化資料を収集・保全し、野外博物館。地元韓国では、たくさんの学生たちが訪れる現場学習の場であり、また外国観光客にとっては、韓国の伝統文化を学ぶことのできる観光地として人気のスポットです。
○エバーランド
エバーランドは、ソウル近郊にある総合テーマパーク。フェスティバルワールドにある40種類ものアトラクションをはじめ、ライオン、虎、熊などの大型動物が放し飼いされているサファリワールド、プールやスパを楽しめるカリビアンベイ、冬期限定のヌンソルメ(雪ぞり)など、いろんなアトラクションを楽しめます。園内ではパレードが行われ、季節毎にいろんなふぁスティバルも開催されてますョ。
<水原の味>
○スウォン・ヤンニョムカルビ(水原味付けカルビ)
観光地にやってきたら、その地方の味をチェックするのも1つの楽しみですよね。では水原の名物?!といえばやっぱり"水原味付けカルビ"!!水原カルビは他の地方の有名なカルビより量が多く、牝牛の肉を使っているので軟らかいのが特徴。また普通ヤンニョム(味付け)というと醤油ベースのタレがほとんどなのに対し、水原カルビは塩ベース。ニンニク、ネギ、梨など水原産の豊富な食材を使ったタレは、この軟らかい水原のお肉にぴったり!またしっかり染み込んでいるのに肉の色が鮮やか。さらに、お肉は炭火焼き。だから適度に脂が落ちて香ばしくておいしい&やわらかい&量たっぷり!水原に行ったら一度は味わっておきたい1品です。
<水原のホテル>
水原のホテルは、水原でもっとも規模が大きく設備の整った「ホテルキャッスル(特2級)」、2001年に名前を変えて新しく誕生した「水原リージェンシー観光ホテル(1級)」、そして水原市庁付近の繁華街にある「水原観光ホテル(1級)」があります。
<水原駅>
水原駅は、京釜線(大邱、釜山方面)と湖南線(全州、光州、木浦方面)を走る国鉄セマウル号とムグンファ号、それから仁川や議政府方面に向かう地下鉄1号線が乗り入れ、水原とソウル、あるいは全国を結ぶ水原の玄関口。ソウルから行く場合は国鉄なら30分、地下鉄なら1時間ほどで、ソウルから日帰りで行ける観光地として人気の高いスポット。最近リニューアル工事によってすっかり近代的な姿へと変貌し、以前の水原駅を知っている方はびっくりしてしまうかも。水原新駅舎は、エギョン百貨店、フードコート、銀行などが入り、ソウル駅新駅舎のミニ版のように便利になりましたョ。 一部のKTXも停車します。
<観光案内所>
○水原駅前総合案内所伝統韓屋作りの観光案内所があります。
水原へのアクセス
■鉄道(ソウルから)
<ソウル駅−水原駅(京釜線)>
●KTX
所要時間: 約25−30分
料金(ウォン): 特室13200/一般室8400/自由席7100
●セマウル号
所要時間: 約30−35分
料金(ウォン): 特室8400/一般室4800/自由席4100
●ヌリロ号
所要時間: 約30-35分
料金(ウォン): 一般室2700 /自由席2300
●ムグンファ号
所要時間: 約30−35分
料金(ウォン): 一般室2700/自由席2300
●地下鉄1号線
所要時間: 約62分/急行(ソウル駅から)約36分
料金(ウォン): 1750
※地下鉄1号線ソウル駅から天安・新昌(シンチャン)行き、または西東灘(ソトンタン)行きに乗車。仁川行きには乗らないように気を付けましょう。
<往十里駅-水原駅>
●盆唐線
所要時間(往十里から):急行76分/普通89分
料金(ウォン):1750
※2013年11月30日から
<龍山駅-水原駅(湖南、全羅線)>
●セマウル号
運行間隔/本数: 14本
所要時間: 約25−30分
料金(ウォン): 一般室4800/自由席4100
●ムグンファ号
運行間隔/本数: 35本
所要時間: 約30分
料金(ウォン): 一般室2600/自由席2200
●ヌリロ号
運行間隔/本数: 4本
所要時間: 約30分
料金(ウォン): 一般室2600/自由席2200
●地下鉄(急行)
運行間隔/本数: 11−12本
所要時間: 約45分
料金(ウォン): 1600
停車駅 加山デジタル団地まで各駅、安養
国鉄竜山駅 国鉄竜山駅 湖南線・全羅線の新しいソウルのターミナル!光州や木浦、全州へは竜山駅から!
蚕室(チャムシル)駅−水原駅
■バス(ソウルから)
<蚕室(チャムシル)駅−水原駅>
●直行座席バス<1007>
運行間隔/本数: 12分
<江南(カンナム)駅−水原駅>
●直行座席バス<3000>
運行間隔/本数: 5分
<江南駅−水原市外バスターミナル>
●直行座席バス<3007>
運行間隔/本数: 4分
<舎堂(サダン)駅−水原駅>
●直行座席バス<7770>
運行間隔/本数: 5分
●都市型バス<777>
運行間隔/本数: 5分
■バス(仁川空港から)
<仁川国際空港−水原キャッスルホテル>
●高級リムジンバス
運行間隔/本数: 20−30分
所要時間: 約1時間20分
料金(ウォン): 12000
経由地: ハニルタウン、ラマダプラザホテル
仁川国際空港−ヨントン(ランドマークホテル)
<仁川国際空港−水原>
●市外直行バス
運行間隔/本数: 60分
所要時間: 約1時間30分
料金(ウォン): 12000
経由地: 西水原ターミナル、水原駅、水原市外ターミナル、イビスホテル