自然がいっぱいのソウルが誇る山「南山」に位置!Nソウルタワーもこの公園内にあります!
こんにちは!ソウルナビです。いつも人でいっぱい、日本人観光客からも人気の街明洞(ミョンドン)。そのすぐ近くにあり、Nソウルタワーが立っているのが南山(ナムサン)です。今日はそんな南山にある「南山公園(ナムサンコンウォン)」をご紹介したいと思います!ソウル市の中区(チュング)と竜山区(ヨンサング)という二つの区にまたがっているこの公園は、小さな広場的なものではなく南山の一帯を言います。南山は海抜265mで高さこそそう高くはありませんが、市の中心部にあり、ソウルを象徴する山としてその存在感は相当たるもの!タワーをはじめとした観光スポットがあり、散策をすることもできるこの公園、地元っ子だけでなく旅行客のみなさんもじっくり堪能したいですよね。さっそくこの南山公園の魅力に迫っていきたいと思います!
行き方は!?
「南山公園」は南山一帯に広がっている公園のため、入口となる部分はたくさんありますが、代表的な交通手段は南山ケーブルカーや南山循環バスがあります。観光するにあたってのメリット、デメリットがそれぞれにあるので、旅のスケジュールや見学スタイルに合わせて選びましょう。また、南山のふもとから交通手段を利用せず、歩いていく方法もあり。詳しくは「南山の登り方」を参照してくださいネ。
広い「南山公園」!
南山公園の面積はなんと295万8,864平方m(約89万6625坪)!この中には憩いの場として広場的なものだけでなく、図書館や記念館、博物館などの教養施設、またプールや野球場、卓球場、バドミントン場などのスポーツ施設も含まれています。南山公園を訪れる人は年間で 840万人にも上ると言われ、つまり一日平均で約2万3000人もの人が南山にやってくる計算に!
■「南山公園」の中にはどんなミドコロがある!?
それでは公園内の観光スポットや他施設など、代表的なものをご紹介しましょう!
◇Nソウルタワー
「南山公園」のミドコロのなかでも主役的存在なのはやっぱりこのNソウルタワーでしょう~!ソウルの象徴として親しまれているこのタワーは「超」がつくほどの有名観光地。タワー自体は236.7mですが、南山の上に立っているのでソウル全体を一望するのにぴったりなスポットです。観光客だけでなく地元ソウルッ子にも人気で、家族の行楽やカップルのデートなどにも使われているこのタワー、上には展望台だけでなくレストランもありますョ。
◇南山烽燧台
ケーブルカー乗り場とNソウルタワーの間にあるのがこの「南山烽燧台」。烽燧制度のもと、国家通信機関として約500年間使われていたのろしを復元したものです。ここからは明洞(ミョンドン)や東大門市場(トンデムンシジャン)など、南山(ナムサン)の北側にある街を一望することができます。
◇八角亭
もともと韓国の元大統領である李承晩(イ・スンマン)のために作り始められたものでしたが、1960年の4月革命の際に撤去。その後1968年11月11日に新しく建てられたのがこの「八角亭」です。南山烽燧(のろし)台やNソウルタワーのすぐそばにあるためわかりやすく、市民たちがここで一息ついているのを眺めることができます。
◇安重根義士記念館韓国の独立運動家として有名な安重根(アン・ジュングン、1879~1910)の精神を讃えるために建てられたのがこの記念館。彼の監獄生活がよくわかる資料や当時の文章、遺品の数々が展示・保管されていて、規模は小さいながらも当時の雰囲気を感じながら学ぶことができる施設になっています。
◇「サムスンの階段」この場所に見覚えのある人、かなり多いのでは!?そう、ここは「私の名前はキム・サムスン」のロケに使われた階段!ここだけでなく「南山公園」ではたくさんのロケが行われているのですが、「私の名前はキム・サムスン」が大人気だったドラマだけに、放送後はロケ地として話題に。今では「サムスンの階段」なんて呼ばれているんですョ。ここで主人公になりきって写真を撮るのも楽しそう~
■「南山公園」は自然がいっぱい!
なんたって山がそのまま公園になっているので、「南山公園」は自然がいっぱい!アカシアの木などをはじめとした様々な植物を身近に感じることができ、またカチなどの鳥や各種昆虫なども見られ、このすぐ下に市街地が広がっていることを忘れてしまいそうです。南山には散策路があり頂上までも歩いて行けるようになっているので、そんな自然に魅せられた人たちが運動がてらウォーキング(ハイキングに近い!?)している姿を見かけることもしばしば。春は華やかな桜、夏は青々とした緑の木々、秋は鮮やかな紅葉、冬は春を待つ植物と澄んだ空気などなど、季節によっていろんな姿を見ることができるんですョ。