恋人たちが別れる?有名な「徳寿宮(トクスグン)の石垣道」
こんにちは。ソウルナビです。ソウルには身近な散歩道がたくさんあります。恋人と行っても良し、友達と行っても良し、家族で行っても良しの散歩道、一人で味わっても良しの散歩道。今日は有名な徳寿宮(トクスグン)の西側の石垣をつたっていく道、徳寿宮トルダムキルをご紹介しましょう。
スタートは徳寿宮(トクスグン)入口
散歩道は徳寿宮の入口から始まります。その左に、ちょっとした軽食店がありますが、そこから歩き始めます。ゴールは京郷(キョンヒャン)新聞社ビル。がんばって歩きましょう。
ほんとに、いい散歩コースです
石畳みの道、イチョウ並木・・・。一瞬ここがソウルの中心であるのを忘れさせるほど。だから恋人のデートコースなんだろうなー、などとひとり物思いにふけったりして。ナビが訪れた日も、たくさんの家族連れやカップルが景色を楽しんでいました。
ソウルの紅葉といえばトルダムキル!
黄色に染まった銀杏並木と長く続く古宮の石塀、鮮やかな落ち葉で埋まる石畳の道。ここトルダムキルはソウルの紅葉スポットとしても有名なんです。
紅葉以外にも雨の日、寒~い雪の日、暑~い真夏日、桜の季節も1年中楽しめるのばトルダムキルの魅力^^
ソウル市庁の別館があります
ソウルの中心、ソウル市庁の別館があります。ここで働く人がうらやましい、毎日こんなステキな散歩道で気分転換できるんですから。これからもソウル市民のため、ソウルに住む外国人、観光客のため、がんばれ!ソウル市庁!!
ところどころにある屋台
あちこちにある屋台。ついつい口が寂しくなって、手が出てしまいます。韓国の飴(ヨッ)や、わた飴など、子供心をくすぐるようなお菓子もいっぱい。
第一の関門、貞洞教会
10分ぐらい歩いたでしょうか。先にちょっと古びた、でも赴きのあるレンガ造りの教会が見えてきました。100年以上の歴史をもつ、貞洞教会(チョンドンキョフェ)です。なんでもプロテスタントの教会としては韓国で一番古い建物でもあるとか。日曜日には礼拝も行われるのでしょうね。
教会を右に行くとアメリカ大使館邸
たくさんの警官が、周りをガッチリガードしています。
知的な香りが漂う貞洞劇場
散歩コースをさらに進むと、貞洞劇場(チョンドンクッチャン)があります。常設公演や特別公演などがあり、いかにも文化的。
右の坂を上ると
ちょっと寄り道。右の坂を上ってみました。するとぽつんと公園が。その公園に面した高台に、不思議な建物が残っていました。旧ロシア公使館邸。1896年に高宗が亡命したロシア公使館邸の跡だったんです。思わず歴史的な遺跡にめぐりあえて、しばらく感慨にふけりました。
学校に入ってみます
中学校に入ってみました。イチョウがキレイだなぁ。10?年前の学生時代を思い出してしまいました。こじんまりとした学校です。
元の道に戻って、さらに進みます
学校
|
|
並木道を進むと
|
特別に保存された大樹
|
|
カナダ大使館
|
ゴール近し!キョンヒャンアートヒル(旧シネマチョンドン)
さあ、見えてきましたヨ。ゴールの京郷(キョンヒャン)新聞社。映画館と劇場があったシネマチョンドンが、キョンヒャンアートヒルに変わっていました。かつてあった映画館はなくなり、今ではNANTA(ナンタ)や様々な公演が行われる劇場が残っています。
さあ、お疲れ様でした。ながーい散歩も終点が。右へまっすぐ直進すると、5号線クァンファムン(光化門・Kwanghamun)駅に、左へまっすぐ直進すると5号線ソデムン(西大門・Seodaemun)駅に出ます。
こんな、こわーい迷信が
皆さんご存知だと思いますが、このトクスグンキル、恋人同士で来ると別れてしまうという言い伝えがあるんです。で、ナビスタッフに問い正したところ、実は昔ここに離婚相談所があって、その名残りだそう。ぜひ恋人どうしで訪れてみてください。でも、もし別れてもナビは責任取れません(笑)。ま、恋人が集まるところには自然とそんな伝説ができてしまうということでしょうね。東京の井の頭公園みたいに。
いかがでしたか。ちょっとした散歩コース、しかもコリアナ、ニュー国際、プラザなどのホテルからとっても近いです。東和免税店からも近いですね。腹ごなしに、また、朝の散歩に、ひまつぶしに、こんなソウルの過ごし方もいいのではないでしょうか。イチョウの実拾いに夢中のソウルナビが徳寿宮トルダムギルからお伝えしました。