バン!バン!バーン!明洞のド真ん中で実弾射撃、ストレス解消~!
こんにちは!ソウルナビです。韓国グルメや韓国グッズなど、最近は日本でもある程度は手に入るそうですね。せっかく現地に来たなら「韓国に来ないとできないこと」を楽しみた~い!今日はそんな考えの皆さんにオススメのスポットをご紹介したいと思います。それは・・・「実弾射撃場」!「実弾」といったら本物の銃で本物の弾を撃つワケで、現在の日本では体験できないこと。そんな非日常の世界をチラッと体験できる場所がなんと明洞のど真ん中にあるんです。男くさいイメージ?ノンノン~!射撃場も広々として明るくて、スタッフさんも笑顔で健全な雰囲気。最近ではOLさんからアラカン世代のお姉さまスナイパーも利用されるそうですヨ。これがまた、ストレス解消になるんだとか!?さっそく気になるプレイスポット「明洞実弾射撃場」をバンバン!ご紹介したいと思いま~す!
明洞駅から徒歩2分の楽々アクセス!日差しが差し込む明るくキレイな射撃場!
こちらのビルの3階!
やってきたのはソウルの中心部、明洞(ミョンドン)。観光でソウルを訪ねる方の御用達エリアでもありますよね。「明洞実弾射撃場」は地下鉄4号線ミョンドン(明洞)駅からたったの3分で行ける、便利な場所にあるんです。そんな場所にあるハズがない!と思っちゃうでしょ!?世界の観光地にある実弾射撃場と比べても、ここまで繁華街のど真ん中にあるところって他にはないのでは!?
入口は、ビル正面に向かって左の駐車場側。回りこむとビルの入口があり、中に入ると左手にエレベーターがあります。このエレベーターに乗って3階へ!
◇◆ 広い、明るい、キレイ!で、快適な空間!そして徹底した安全管理
広々したロビー
繁華街のビルの中にあるからさぞかしスペースが狭いんだろうな・・・て思ってませんか?!2012年4月の移転でさらに明るく広くなったこちらの射撃場。キレイなビルの3階にあり、冗談抜きでびっくりするほど広~いロビーには窓から太陽の光がさんさんと。射撃スペースは防音処置が徹底し、おしゃべりしてたら銃声も聞き逃すほど。いや~こんなに健全な施設だったとは。射撃場に暗い、怖い、狭いだなんてイメージをお持ちの方!いい意味でバッサリ裏切られますよ!
大きくとられた窓
○徹底した安全管理!
射撃場をご紹介する上では、避けては通れない安全性の問題。韓国では射撃体験場への法規制が一気に厳しく改定され、徹底されました。「明洞射撃場」でも射撃体験での安全性について特に敏感になっている日本人のお客さんが多いため、その気持ちを汲んで法律の規定以上に徹底した安全管理を行っているそう。天井には火煙探知センサー、スプリンクラーがところ狭しと埋め込まれ、いざというときの備えで窓側に避難はしごを設置。スタッフが監視カメラごしに常時銃と薬莢を見守っています。低層階の3階にあって、ゴミひとつない広々とした通路に、外がよく見える大きな窓がずらり並ぶ店内。この明るさが店内を健全な雰囲気にし、リラックスできます。
○スタッフの皆さんは日本語OK!
海外の体験で心配な言葉の問題ですが、こちらのスタッフは日本語OK!特に銃器の説明はお手の物。安心して体験するためにも、不安な点などあったらどんどん質問してくださいね。
○日本の芸能人やテレビ局もやってくる話題のお店!
有名スターたちもここで射撃体験を楽しんだみたい!お店には写真とサインが貼られていました。日本のお笑い芸人「インパルス」のサインも発見~^^ あと、あの「トリビアの泉」の実験にも協力したみたい。
元射撃の選手で、監督などを歴任された社長さんは、日本の有名番組にも出演!
「トリビアの泉」で銃とティッシュペーパーの対決
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「矛×盾」で金庫を射撃する社長さん
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社長さんはオリンピック金メダリストの元監督!
<社長さんの受賞歴など>
韓国体育大学体育学科卒業
国家代表コーチ・大韓射撃連盟理事歴任(95年)
体育部将官表彰(86、89年)
ソウル市教育監体育優秀指導者賞(全12回)
第24回バルセロナオリンピック射撃金メダリスト、呂甲順選手の監督
ソウル市中・高等学校体育教諭歴任(15年)
社長さんはオリンピック金メダリストの元監督!
こちらの社長でもあるチョン・ジュハンさんは元射撃選手。国際大会の委員やレフリー、監督などをつとめて来られたすごい方!しかも1992年のバルセロナオリンピックでは射撃競技で金メダルをとったヨ・カプスン(呂甲順)選手の監督をつとめていたとか!社長こそがまさに「真の射撃を知る男」!お店の中にはチョン社長に関連した報道記事などが飾られ、社長が選手だったときに着ていた射撃服を見学することもできます。
◇◆ 射撃体験の一連の流れをご紹介しましょう!
射撃体験の流れをご紹介!ちょうど今回が2回目!という女の子2人組がやってきたので、同行させていただきました。コワくないんですか~?と聞いてみたところ、「気持ちいいですよ~^^ストレス解消!」とのこと。実弾発砲ででストレスを?!こればっかりは日本ではできないストレス解消法ですねぇ。お2人はそのままソファに案内され、いよいよ実弾射撃の体験スタート!
1.使う銃を選ぶ。銃のエピソードに興味津々!
射撃体験は、まず銃選びから始まります。門外非出のファイルには銃の写真やサイズなどが入っていて、コレを見ながら流暢な日本語で説明してくれます。このスタッフさんの説明がまた面白くて、銃にまつわるいろんなエピソードを教えてくれます。「これはルパンが・・・」とか「これはSPが使ってるタイプ」とか「警察の銃はこれと同型」なんて次から次へと。う~ん、コレもアレも気になる。でも、銃によって重さや衝撃度にかなり差があるので、体力や慣れ具合に応じてアドバイスしてくれます。よくよく話を聞いてからチョイスしてくださいね。
2.防弾チョッキと耳当てを装着!
順番がきたら、スタッフさんに手伝ってもらいながら防弾チョッキと耳当て、ゴーグルを着用。実弾を扱うだけに安全のための規則が細かく決められていて、それについてスタッフから説明があります。下に載せた一例も参考にしてみてくださいね。
◇安全のための決まりごと(一例) ◇
・射撃台に立つときは射撃装備(防弾チョッキ、耳当てなど)を着用する
・拳銃を持った際は、安全要員の指示があるまで引き金に指をかけてはならない
・装弾した銃を持ったあとは腕や手首を曲げてはならない
・弾丸の有無に関わらず絶対に銃口を人に向けてはならない
・射撃場内では静粛にする
・他人の銃を触らない
3.ドキドキ・ワクワクの射撃スペースへ!発砲開始!
厚いドアで隔たれている射撃スペース。この部屋に入るとスタッフが選んだ銃を準備してくれて、(これまた流暢な日本語で)撃ち方や姿勢などを説明してくれます。あとは前方に用意された的をめがけて弾を撃つだけ!スタッフが横につきながら姿勢のチェックなどもしてくれるので安心です。「バンッ」「バンッ」!という迫力のある音と共に繰り広げられる射撃タイム!
実弾って、どんな迫力と面白さがあるかは撃ってからのお楽しみ~!なお、部屋の様子は大きく取られたガラス窓越しに見ることもできるので、お友達が奮闘している様子をここから見ることもできますよ。
4.楽しい思い出も残そう!あの映画ポスターと同じポーズで写真を撮っちゃう?!
射撃体験は、撃ったら終わり・・・じゃ寂しすぎる。証拠がないと自慢もできないし。っというわけで?!こちら「明洞実弾射撃場」では射撃直後に実際の銃と装備のまま緊張感ある写真撮影をしてくれます。そして、さすがは韓国。ピストル持ってピース!しちゃいそうなところを、「MIB風にどうですか~、こう、背中合わせになって!」なんて映画のポスターのようなポーズ指導まで!皆さんもせっかくなので、やりたいポーズを考えておいたほうがいいかも?!
5.最後は採点!!&フロント前でさらに記念写真~!
射撃に使った的(紙)は終了後に受付へ持って行くと、スタッフが点数を集計し、合計を教えてもらえます。緊張の瞬間!100点満点中何点ゲットできるかな?こちらのお2人も自分たちの結果を見て満足な表情~。一緒に行った仲間と競争しながら体験すると、さらに燃えるし盛り上がりそう!貴重な体験を物語るこの的はくるくる~っと丸めてくれ、持ち帰ることができます。こちらも旅の一コマを思い出せる品になること間違いナシ!
いかがでしたか?「実弾射撃」なんて聞くとどうしても「怖い」「危ない」という気持ちが先行しがちだけど、キレイな店内やすがすがしい笑顔で帰っていくお客さんの様子を見ていたら、そんなイメージは消え去ってしまいます!また印象的だったのが、女性もたくさんいらっしゃっていたこと。男性が楽しむ遊びのようにも思えるけど、幅広い年齢層の女性たちも射撃の楽しさにハマって帰っていくんだそうですョ(しかも男性より上手に撃つ人も多いみたい!)。スタッフの日本語がペラペラなので、 射撃に対する不安な気持ちもなくなり安心して楽しめるハズ!日ごろのストレスを射撃で解消!?明洞観光の合間に新鮮な体験にトライしてみてはいかがですか?以上、ソウルナビでした。