優勝した的場騎手(左)とトーセンアーチャー号【施設内】 写真登録日:2013-09-01
ゴール前。【施設内】 写真登録日:2013-09-01
ゴールまであとわずか。【施設内】 写真登録日:2013-09-01
パドック【施設内】 写真登録日:2013-09-01
横断幕には「韓国競馬史上最初の韓日戦」。【外観】 写真登録日:2013-09-01
9月1日、ソウル競馬場(京畿道果川市)の第9レースで競馬の韓日戦が行われました。韓国で初の韓日戦はフルゲートの14頭、ダート1400mで争われ、日本からは大井競馬所属の3頭が出走しました。
パドックでは、韓国人の騎手や馬に「ファイティン!」としきりに声援が飛びます。
日本の馬は毛艶もいいし気配も上々で、遠征の疲れを感じさせません。期待が持てそうです。わたしは、日本馬3頭の組合せで馬券を買い、応援することに。
ゲートが開いてスタート。直線は淡々と過ぎて行きます。3、4コーナーの中間あたりから徐々にスピードアップし、直線を向くと先行していた韓国の2頭が逃げ込みを図ります。3番手以降とはみるみる数馬身の差がつきます。
だめかな、と思ったその時、後方で待機していた日本の「トーセンアーチャー」が大外を強襲して追い込んできます。残り100m。割れるような喚声。わたしも「がんばって!」と日本語で声援です。
最後は、ゴール前で「トーセンアーチャー」が渾身の差し切りを決めて優勝です。日本の馬は1着、5着、6着の好成績でした。
戦い終わり、騎手を背に次々と馬道から去っていく競走馬。頑張ったね―——わたしは日本馬の健闘を称え、3頭の姿が見えなくなるまでずっと手を振って見送りました。
久しぶりに見る日本の馬とドラマチックなフィナーレ。ふと望郷の思いに駆られました。
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