アンティーク家具、陶磁器のお店がズラリ!マニアにはたまらない!
こんにちは!ソウルナビです。素朴ながらも味わい深く、個性的なインテリアとして買い求める人も多いという韓国の古家具(李朝家具)や陶磁器、そして民俗品。今日は、そんなアンティーク品が手に入る踏十里(タッシンニ)の「長漢坪骨董品総合商街(チャンハンピョンコルトンプンチョンハッサンガ」をご紹介しましょう。韓国の骨董品街というと思い浮かぶのが仁寺洞(インサドン)や梨泰院(イテゥオン)ですが、踏十里の骨董品街は通りに骨董品店がずらーっと並んでいるのではなく、「古美術路(コミスルロ)」という通りに沿って並ぶビルの中に、たくさんの骨董品店が入っているのが特徴です。「長漢坪骨董品総合商街」はそのうちのひとつ。業者や美術関係者の出入りが多く、周辺に観光地もないので価格が全体的に抑えてあるので掘り出し物に出会える可能性大!それではさっそく行ってみましょう!
ソウルの東部、踏十里に有り!
地下鉄5号線タプシンニ(踏十里)駅を出て大通りをしばらく進み、通りから一本入ると骨董品とは全く縁のない自動車部品の工場やお店ばかり。本当にここで合ってる?と一瞬不安になりますが、ご安心を。石像や彫刻品など骨董品ぽいものが見えて、茶色い大きなビル「長漢坪骨董品総合商街」が目の前に現れます!
ビルの1・2階に約60店の骨董品屋さんが入っています。こぢんまりとした小さなお店が多いのですが、アンティーク家具、陶磁器、民俗品、古美術などありとあらゆるものがそろっています。陶磁器は韓国の高麗、新羅、朝鮮時代のもの、中国、日本のものなどもあり、アンティーク家具は朝鮮王朝後期、つまり1900年代前後に実際使われていたものがほとんどだそう。
ちなみにビルにはお昼から営業しているナイトクラブなども入店していて、にぎやかな音楽がどこからともなく聞こえてくることも。静かな骨董品街とのギャップも韓国らしさ?!
3つあるアンティーク家具!
ここで知っておくと便利な情報!アンティーク家具は、大きくわけて3つの種類に分かれます。
1.完全に昔のままの状態で保管しているもの(オリジナル)
2.少し手を加えて完全に近い形で売っているもの(リプロダクション・リメイク)
3.完全に複製したもの(レプリカ)
完全保存は数自体が少ないため一番高価。少しでも手を加えると価格に大きく差が出るそうです。レプリカが最もお手軽に手に入る、ということになります。
それでは商街の中にあるお店について、目についた紹介しましょう。
お店をいくつかご紹介!
<<<1階>>>
■古橒/コウン
古民俗品、アンティーク家具、装飾品
営業時間:9:30-19:00
休業日:第1・3日曜日、旧正月、秋夕、夏季休暇(毎年異なる)
電話番号:010-3479-9479
■雅娘/アラン
陶磁器、アンティーク家具、修理
営業時間:10:00-18:30
休業日:日曜日、旧正月、秋夕
電話番号:02-2245-1620、010-3246-1620
■壷中居/ホジュンゴ
陶磁器、書画
営業時間:10:00-17:00
休業日:日曜日、旧正月、秋夕
電話番号:02-2244-6120
■青陽堂/チョンヤンダン
陶磁器、アンティーク家具、民俗品
営業時間:10:00-18:00
休業日:日曜日、旧正月、秋夕
電話番号:02-2244-6120、011-447-3888
■喜房/ヒバン
民俗品、陶磁器
営業時間:<月-土>10:00すぎ-19:00ぐらい <日>13:00-16:00ぐらい
休業日:第1・3日曜日、旧正月、秋夕
電話番号:02-2213-2009、010-3205-2009
■務安堂/ムアンダン
民俗品
営業時間:10:00ぐらい-18:00ぐらい
休業日:日曜日、旧正月、秋夕
電話番号:02-2244-2520、17-316-5029
■長安堂/チャンアンダン
アンティーク家具、陶磁器、民俗品
営業時間:<月-土>9:00-18:30 <日>10:00-18:30
休業日:第1・3日曜日、旧正月、秋夕(チュソッ)※事前連絡&予約時は休日でもオープン
電話番号:02-2248-1922
お店の中はところ狭しと骨董品、民俗品が並び、ちょっとした動きで何か割れたり落ちたりしないかとドキドキ!どれもこれもおうちにあったらステキだろうなという品で、見るだけでもとても楽しい骨董品商街。全体の3割くらいの主人がお店を閉めて外出していることが多いのですが、お店の電気がついていればビル内にいる率高し。お店を訪れるときは韓国語がわかる方にお願いして事前に連絡を入れておくと良いでしょう。以上、「長漢坪骨董品総合商街」からソウルナビがお伝えしました。