韓林堂 / ハルリムダン

한림당

閉店・移転、情報の修正などの報告

李朝時代のアンティーク家具を一目みたい!

こんにちは!ソウルナビです。今日は踏十里(タプシンニ)の骨董品街にあるアンティーク家具専門店「韓林堂(ハルリムダン)」をご紹介しましょう。お店は長安坪骨董品ビルの2階の一角。中に入ると、食器だな、小引き出し、タンス、漢方薬入れなどなど、アンティーク家具がぎっしり詰まっています。その家具の深みのある色、装飾、デザインの個々の魅力が合わさって、よりすばらしい光を放っています。好きな人にはたまりませんよね。 こちら「韓林堂(ハルリムダン)」で扱っているのは主に李朝時代のもの(陶磁器と違って家具は李朝時代以前のものは希なんだそう)。お店にあるのは家具だけで300点以上!その他にも陶磁器、民俗品などがあります。価格はタンスだとお手頃なものは40万から550万円くらい。その家具がどの時代のもので、出所はどこで、どういう保存状態なのかによって価格の差が大きいので、同じようにみえても千差万別なんだそう。

品物をお届け


お店にやってくる日本の個人のお客さんに人気のあるのは小引き出し、小さ目のタンス、茶たくなど。購入してそのままお持ち帰りできるものが多く、美術関係者や専門業者は大きなタンス、食器棚など幅広く選んでいくとか。またお客様の手に入れたい品物がない場合、韓国の業者に連絡しておき、品物が出たという連絡が来た時点で、また折り返しお客さんにお知らせするというシステムで品物をお届けすることもあるそうです。

大事な信頼関係


当たり前だけれど、貴重なものであるほど手に入れることが難しく、アンティーク家具のお店がこれだけあっても探すことができないことも当然あります。そんな時、物を言うのが業者さんとの長年の信頼関係。これがなければ品物入手は不可能だという社長さん。40年間近く取り引きをしながら、その信頼関係を作り上げてきたんだそう。またご主人が、アンティーク家具を扱いながらもう一つ気遣ってきたというのがお客様との信頼関係。家具の説明において、家具のどの部分を修理したとか、これは完全に昔のままで保存状態のいいものであるとか、全て正確に説明をすることでお客さんの信頼を得てきたとのこと。これはアンティーク家具に知識のある人がよく来るから、正確な説明を努めてきたからだとか。

説明を聞きながら一つ一つ家具を見ていると、昔の貴族たちの使っていた家具は、細かい装飾が施してあり、機能的で、精巧に作られています。家具がその時代 の伝承者のような感じがして、とても不思議な気分になります。よ~くみると、装飾が実にさまざま。留め金の金具がカメになっていたり、動物の絵が描かれて いたり、デザインや、素材もいろいろで、とても不思議な魅力を放っています。 皆さんも韓国のアンティーク家具をじっくり見に来ませんか?一つ一つ、その時代の生活がみえてくるようなそんな味のある家具を。 長安坪骨董品商街の「韓林堂(ハルリムダン)」からソウルナビがお伝えしました。
  • photo
  • photo
  • photo
  • photo
  • photo
  • photo

記事登録日:2001-10-09

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2001-10-09

スポット更新日:2014-07-09

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

関連記事

長漢坪骨董品総合商街

長漢坪骨董品総合商街

アンティーク家具、陶磁器のお店がズラリ!マニアにはたまらない!