センスのいいお土産をさがして、南大門市場のお土産問屋ゾーンへ!
こんにちは、ソウルナビです。ソウルの観光場所としてはずせない南大門(ナンデムン)市場。
この市場を訪れたらわかります、韓国の人がいかに元気か・・常に活気に満ちた大きな市場です。ないものはないというくらい、ありとあらゆるものが売られていますが、今日ご紹介したいのはずばり「お土産」』。南大門市場には「民俗工芸品」の卸し売りの店もたくさんあります。中でもナビのイチオシ「セボサ」は仁寺洞のお店で売られているお土産の実に3割4割は当たり前!の価格、しかも趣味のよいものが豊富にあるんです。
南大門市場の中央商街2階に!
地下鉄4号線フェヒョン(会賢)駅5番出口を出ると南大門市場ゲート6番。ここをまっすぐ歩くと右手に中央商街(チュンアンサンガ)C棟が見えます。その2階に「セボサ」はあります。が!店が多すぎて見つけるのははっきり言って大変!何回来ても必ず迷ってしまいます。市場全体が迷路だから・・
中央商街の2階には民俗工芸品・布団・韓服・インテリア用品・ラッピング用品の店がならんでいます。お土産の卸売りのお店はかたまっているので、根気よく探してください。ありました、ありました。「セボサ」。せまいお店にぎっしりとお土産が。店の人も身動きが取れないくらいです。
お店ではおねえさんが、笑顔で迎えてくれました。てきぱきと品物を出してはお客さんに対応しています。
お店を見回すと、上等の工芸品が所狭しと並んでいます。有名な博物館や美術館、ギャラリーのショップ、デパート、免税店に卸しているそうです。値段も3、4割は安いんですって!!延世(ヨンセ)大の近くに事務所を持っていて、そこで作っているんだそうです。コルム(指貫)からきれいな刺繍まで・・乱雑に積み重なってはいますが、どれもこれもためいきがでるほど素敵です。
これは小物入れですね。まさに福を呼ぶ袋
韓紙で作ったうちわや箱も色使いが鮮やかで、気のきいたお土産にぴったり。人気商品です。積み上げられた箱は、商品を買ったときに入れるラッピング用のもの。それにしてもすごい量ですね・・
大人気のポジャギ(パッチワークのふろしき)も、ほらこんなに上品です。額縁に入ったものをさりげなく壁にかけるのもいいですね。一枚の絵として落ち着いた雰囲気を演出するものとして使うのはいかがでしょうか?
その他小物も趣味のいいものがいっぱい!扇子、コルムを額縁に入れたもの、袱紗でくるんだアクセサリーケース、蝶々とメドゥプ(くみ紐)がついた耳かきや手のかかった刺繍の手鏡は、きっと喜ばれるお土産になると思います。刺繍のキーホルダー、ノリゲ(チマ・チョゴリを着る時につける装身具)も韓国の伝統工芸品の粋を十分に伝えています。
このように趣味が良くて品揃えのいいお土産問屋さんは「セボサ」以外にないのでは??と思えるほど。おねえさんは、日本人観光客の方は丁寧に商品を扱ってくださるのでとても好感をもっているとのこと。買わないときに本当に申し訳なさそうにするので、こちらが申し訳なく思えるほど・・ですって。お土産を選んでいるときに運がよければヤクルトなどの飲み物のサービスも受けられるかも!携帯ストラップ一つ購入にしても、大変親切に接してくれます。
『どうぞゆっくり見てください』
この一言が、せかせかした南大門市場では貴重なのです。探しにくい場所にあって、観光客にとってはちょっと難関??ですが見つけたときの喜びも大きいもの。それではみなさん『セボサ』を見つけて、素敵なお土産買っていってくださいね!