国際市場の中で出会う韓国の陶芸美!!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。カバン屋さん、めがね屋さんなどずらっと並んだ国際市場をゆっくり歩いていると突然現れる陶磁器のお店が今日ご紹介する「国富工藝」さん。意外にも、国際市場にはこのような陶磁器だけの専門店はここ意外にはほとんどありません。ということで、韓国の陶磁器をお探しの方には一度は必ず立ち寄ることをオススメするお店です。
陶磁器の卸売り屋さん
こちらは陶磁器の卸売りをしているだけに、種類も豊富なら、お値段もリーゾナブル。もちろん、置いてあるものは空港や、お土産屋さん、慶州などの観光地で売っているものと同じ。それにもかかわらずお値段は3分の1ぐらいになっているそうです。店中は、下にも、上にも、前にも、横にも陶磁器があります。どれもこれも窯で焼いた手作り。バタバタしてしまうと、お店の貴重な商品を割ってしまうので、慎重に見回りましょう。
日本の湯のみとは一味違う茶器の美しさ
高く積まれた韓国の湯のみ。こちらは単品物で、一番安いものは6,000ウォン、一番高いものは40,000ウォンです。
こちらはセットになっているものでお値段は15,000~120,000ウォン。
日本にももちろん茶の文化があり、湯飲みもたくさんありますが、韓国の湯飲みは日本のとは一味違います。まるっこい蓋、そして、この蓋を開けるとそこには、茶漉しまで。大きめで、丸っこくて、ずんぐりしたかんじがなんともかわいいです。ほのかな色合い、ほのかな輝き、これこそ韓国陶磁器の美なんでしょう。
人気商品は噴水台
日本人のお客さんに人気の商品を聞いてみたところ、意外にもカエルや、亀の陶磁器がのっかった大きめの噴水台が人気だそうで、いやあ、これにはナビもビックリ。よっぽど立派な家にしか置けないような気がするのですが、日本人うけするようです。
陶磁器の噴水台はただの装飾品ではありません。
1、 自然加湿器効果
2、 室内空気の浄化
3、 自然酸素供給
4、 呼吸器疾患の防止 などの効果があるんです!!
お値段は60,000から始まって80,000、120,000ウォンなどお手頃のものもあり、一番高いものは160万ウォンにもなるそうです。
ほかにも、大きな青磁の壷もよく買って行くそうで、意外にも、大きめなものが人気なんですね。たしかに、このような立派な壷が一つあると、家の中の空気がどしっとしてきそうです。もちろん、これらの大物を持ち運んで日本まで帰るのは無理ですが、「国富工藝」さんで責任を持って運送手配もしてくれるということなので安心しましょう。
花の模様がとてもきれいなお茶碗も人気アイテム。20,000~120,000ウォンであります。
個人的にはお香入れが一番お気に入りです。日本の和室にもびたっと合いそうです。
ゲルマニウム陶磁器
こちらはゲルマニウムの陶磁器。韓国の家庭料理のお店に行くとよく見かける食器がここにずらっと並んでいました。どれもこれも渋い色合いでありながら、かわいらしさもあり、負担なく使えそうで、実用性もばっちり。お値段は2,000~30,000ウォンです。
ゲルマニウムのやかんは、15,000~75,000ウォン。
ナビの取材中にも日本人をはじめ、多くの外国人がこちらのお店を訪れていました。やはり自分の国にはない「韓国らしい」と思わせる要素が国際市場を行きかう人々の足を止めさせてしまうのでしょう。韓国のお土産屋さんにも陶磁器はありますが、品数の点ではやはり「国富工藝」さんが断然上です。本気で陶磁器を買うおつもりなら、ぜひ一度行ってみて下さい。以上、プサンナビがお伝えしました。