釜田市場高麗人参専門街

プジョンシジャンコリョインサムチョンムンガ부전시장고려인삼전문가

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値段も市場価格、種類も豊富な釜山で唯一の高麗人参市場!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国でお土産というと、キムチ、海苔、高麗人参系のものなどがメジャーですよね。キムチや海苔は、ナビでも紹介しているディスカウントストアでお買い得にゲットできますが、意外と値段が張る高麗人参はどこに行っても、やっぱり高価な品物。でも、体に良いものだし、上司や両親、祖父母なんかへのお土産として重宝するものだし、買って行きたいなぁ~と思っている方も多いのではないでしょうか?そんな方に是非オススメしたいのが、今日、ご紹介する高麗人参専門街。高麗人参の専門店が集まり、釜山市内で良い品、そして安く購入できる場所として、釜山市民だけでなく、慶尚南道(キョンサンナムド)の人たちにも知られている専門街です。
釜山の台所「釜田市場」内に位置
釜山唯一の高麗人参専門街のある場所は、皆さんご存知、釜山の台所とも呼ばれる釜田市場(プジョンシジャン)の中にあります。国鉄釜田駅に向かって、すぐ左側の白い2階立ての建物の2階部分がその専門街。大きな看板などはあるものの、意外と2階に続く階段が探しにくい場所にあり、観光客が一人で行くことは少し難しい場所にあります。ナビが取材に行ったときに、一番わかり易い階段だと思ったところは、専門街があるビルは2つの建物からなっているんですが、その建物と建物の間の路地のちょうど中間あたりにある階段です。他の階段よりも明るく清潔なの上、広いスペースの階段なので、こちらから上がっていくとよいでしょう。
<地図>

<地図>

高麗人参専門街の歴史
高麗人参専門街が入っている釜田市場の一角の白い建物は、朝鮮戦争時に故郷を捨て、釜山に避難してきた避難民の方たちが集まって生活していた建物なんだそうです。そして、1973年に本格的な商業用の建物として工事・補修などが行われ、1974年の12月から正式な卸売市場のビルとして営業を開始しました。高麗人参専門街も時を同じくして、この場所で始まり、今では、売り場規模約500坪、店舗数は60を越える、釜山最大の高麗人参専門街となりました。また、数年前に国営から民営に変わった、高麗人参を扱う大手の韓国人参公社が専門街の管理・統括を行っているため、市場内で売られている品物は、信用できるものだけが揃っているということでした。
<高麗人参の種類>

一口に高麗人参といっても種類は様々。こちらの専門街で売られている高麗人参は全て、韓国で最も良いとされる高麗人参の産地として有名な錦山(クムサン)と直接取引きしているため、状態も良いだけでなく、価格も抑えて販売できるんだそうです。韓国内で流通している高麗人参を大まかに4つに搾って紹介して行きます。

水参(スサム)
畑で収穫された生の高麗人参のことを水参といいます。70%~80%が水分で加工も一切されていないので、生高麗人参とも言われています。薬効が純粋に残っている反面、長期間の保存が難しく、お店でも冷蔵保存され売られています。主にサムゲタンに入れたり、ジュースにしたりするもの。熱を持っているため、冷え性の人や婦人病などに効果あるとされています。
乾参(コンサム)
高麗人参についているヒゲ根をとり乾燥させたものを指します。水参を加工せずに乾燥させた状態の高麗人参なので、効果は水参と同じく、冷え性や婦人病などに効果があると言います。主に、粉の状態にし、牛乳や飲料水などに混ぜ食べられています。
紅参(ホンサム)
4年以上の水参を皮をむかずに、蒸して乾かしたもの。こちらは10年以上保存可能で体に良いとされる8種類の成分が全て含まれている人参です。また、この人参は、韓国人参公社の独占販売になっているので、価格の差があまりありません。
白参(ペッサム)
4年以上の水参のヒゲ根を取り、皮をむいて天日干ししたものを言います。こちらも長期間の保存が可能な人参です。主に、漢方薬の材料として使用されます。

価格設定
専門街は、一般的なお店やデパートよりも安いと言われていますが、どのくらい安いのか直接市場の方にうかがってみましたので、買いに行く際の目安にしてみてくださいね。

<水参>
水参は、4年ものと6年ものの2つに分けられます。太くて大きいものが高いとされ、細くで元気がないものが安いという価格設定になっています。お店に行った際には、冷蔵庫(アイスを売っているようなもの)があるので、その中に保存されています。値段は、時期により少し変動があるということでしたが、大幅に変わったりしないということなので、下の価格を参考にしてみてください。また、水参は300gを一つの単位として売られています。こちらの専門街では、特にこの水参がとても安く、デパートや一般の高麗人参のお店よりも大体40~50%安い価格設定なのが特徴です。
<6年もの・30,000ウォン(300g)>

<6年もの・30,000ウォン(300g)>

<4年もの・15,000ウォン(300g)>

<4年もの・15,000ウォン(300g)>

<紅参>
韓国人参公社から出ている商品にあたります。デパートや免税店、一般の代理店よりも10%ほど安い価格で購入可能です。本格的な紅参などはもちろん、紅参成分入りのキャンディーやチョコレート、人参茶、人参エキスなど多様な商品が揃っています。
<高麗人参酒>
韓国焼酎に人参を入れ作る高麗人参酒。約2~3年ほど漬けたお酒が店舗では売られています。こちらももちろん、デパートなどから比べると20~30%ほど安く購入できます。写真の大きいビンの方が150,000ウォン、その隣の小さいビンが60,000ウォンほどだそうです。
<その他>
高麗人参関係以外の商品も扱っています。蜂蜜、サメの肝油を抽出した栄養カプセルスクアレン、ローヤルゼリーなどなど健康に関係するものが全て揃っている専門街です。高麗人参専門街ですが、こういった栄養関係の商品も、デパートなどよりも20~30%ほど安い設定になっていることはもちろんです。
韓国人はこうやって薬剤に利用
韓国人はどうやって高麗人参を体に取り組んでいるのか?気になるところ。お店の方に尋ねてみると、粉末にしたり、水参をそのままスライスして蜂蜜に漬けデザート感覚で食べたりと様々。こちらで買った際に、そういった加工をして欲しいときは、材料費だけで無料でやってもらえます。また、専門街の中には日本語が上手な方が何人かいるので、日本人だということを言えば、日本語を話すことができる人がお店まで通訳に来てくれますので、安心してお買い物ができます。
高い!というイメージだった高麗人参ですが、こちらの専門街なら大分予算をセーブできる上、信用できる商品を買えること間違いなしです。今まで、免税店やデパートで購入していた方、一度、こちらをのぞいてみてください。今まで買っていた商品が、半額なんてこともあるかもしれませんよ!以上、プサンナビがお送りしました。

記事登録日:2005-06-29

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2005-06-29

スポット更新日:2012-02-01

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