機械彫りから本格的な手彫りまで!釜山だけど漢字・ひらがな・カタカナのハンコまで作れちゃいます!!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。今日は、「釜山でハンコを作っちゃおう!」ということで、南浦洞(ナンポドン)にある「銀行堂」というハンコ屋さんを紹介します。韓国でハンコ~?!なんて思ってしまう方もいるかもしれませんが、意外とお土産として人気の商品の一つなんです。日本よりも手軽に、そしてお買い得にゲットでき、韓国内のハンコ屋さんでも漢字だけでなく、ひらがなやカタカナの文字を入れてのハンコも作成できるところもあります。また、昨今のハングルブームなだけに、自分だけのオリジナルハングルハンコを記念に作る~!なんていうのも旅の思い出に持ってこいではないでしょうか?ということで、早速お店にお邪魔してみましょう。
ハンコを作って30年という腕利きのハンコ職人
お店は、地下鉄1号線南浦洞駅と中央洞(チュンアンドン)駅のちょうど真ん中に位置している釜山デパートのすぐ近く。プサンナビで紹介している「金五亭(クムオジョン)」のお隣にお店があります。この界隈は、銀行やオフィスが集まっている場所で、今日ご紹介する銀行堂以外にもハンコ屋さんが何軒か軒を連ねるハンコ通りでもあります。その通りの中でも最もハンコ作り歴が長いお店が、こちらの銀行堂さん。お店を始めて30年という腕利きのハンコ職人のお店です。もちろん、経験が長いだけでなく、国から指定されている国家公認印章技能士の免許を持ち、韓国印章業連合会に属した、信頼できるお店でもあるんです。
場所柄、お得様のほとんどは周辺の会社関係のハンコということなんですが、中には日系企業のハンコなども作っているんだとか。ナビがちょうど取材へ行ったときに作っていたのが、その日本語のハンコでしたよ!また、時々は観光客が飛び込みでハンコを作りにきたりもするんだそうです。日本語はほんの少ししか話せないというお店の方ですが、外国の方がいらっしゃったときは、紙に書いたり、身振り手振りで案外通じてしまうんだそうです。
注文から約1時間でスピード完成!
ハンコを注文してから完成までは約1時間ほど。「本当に早く出来ちゃうんですねぇ~」とナビが感心していると、「いや、他店に比べたら少し遅い方かもしれません。実は30分くらいで完成させることも不可能ではないのですが、それでは一つ一つ丹精込めて造れないというのが私のモットーでして。せっかく注文してくれて、そのお客様の顔になるハンコなのに、簡単に形式的に30分で作ってしまうことができないんですよ。」と社長さん。30年という長い年月、ハンコだけを作り続けてきたハンコへの思いが感じられるお話でした。それでも、注文して1時間で完成してしまうんだから早い!注文して、お店のベンチで待っていても良いし、ショッピングやグルメなどを楽しんでいてもOK!
手彫り派?機械彫り派?
お客様の予算や時間に合わせ、機械彫り(最後の仕上げは手彫り)、または全工程を手作業で行う手彫りのハンコを選択できます。完全な手彫りの場合は、機械彫りの30%増しのお値段で作ることができます。
<機械彫り>
<手彫り>
ハンコを選ぼう!
安いプラスティック製のハンコから本格的な象牙のハンコなど種類も豊富にあるので、気に入ったものを予算に合わせて選んでみてくださいね!
・ プラスティック(小・15,000ウォン、大20,000ウォン)
お値段も安く手軽に買っていけるプラスティックのハンコ。カラーのバリエーションも豊富で若い子に特に人気があるんだとか。また、手にジャストフィットする形のハンコもありますよ。
・ 象牙(150,000ウォン~)
やはりハンコの王様といえば象牙ではないでしょうか?高級なハンコだけに作成時間も1日まるまるかかってしまうんだとか。象牙をお求めの方は、初日に行って注文しておくとよいでしょう。
・ 水牛(50,000ウォン~)
お店で一番人気のハンコはこちらの水牛のハンコ。光沢も良く、使いやすいハンコということでしたよ。
・ ナツメの木(40,000ウォン~)
韓国のハンコといえばナツメの木なんだよ、とは社長さん。使えば使うほど味が出てくるハンコになりそうです。普通に加工したハンコだけでなく、そこに彫刻でデザインを彫っているものをありますよ。
日本語がほんの少しだけしか話せないお店ではありますが、ハンコに入れて欲しい文字を紙に書いてお店の方に出せば、すぐにパソコンでデザイン・書体などをチェックしてくれ、あっという間にハンコを作ってくれます!!とっても親切で優しいお店の方なので、言葉が通じなくても心が通じる~という気にもさせてくれますよ!!日本で使うハンコをオーダーしてもいいし、自分だけのオリジナルハングルハンコを思い出に作ってみるのもオススメで~す。以上、プサンナビがお送りしました。