阿峴(アヒョン)駅前にある地元の在来市場!
こんにちは!ソウルナビです。ソウルにはあちこちに市場がありますが、中でも在来市場(ジェレシジャン)というのが、つまり昔ながらの市場のこと。観光地としても有名な東大門市場や南大門市場に行くと、日本語で話かけられたり、日本語の看板があったりと、まったくの外国という感じがしないところもあったりますよね。そこで今日は、もっと地元を感じたい~!という方に、まさに地元感が味わえる在来市場、ナビもよく行く阿峴市場(アヒョンシジャン)をご紹介しましょう!地元客の台所として、また生活必需品の調達場として大活躍の市場。売っているものも多様で、なんといっても安くて、さらに人情あふれる雰囲気がまた魅力。夕方から始まる屋台も仕事帰りに一杯やっていく地元客に人気だそう。
地元エリア、阿峴(アヒョン)
地下鉄2号線のアヒョン駅前に広がる昔ながらの市場、阿峴市場(アヒョンシジャン)。この阿峴駅はどこかというと・・・ソウルのお嬢様女子大として有名な「イファヨデ(梨花女大)」前の学生街、「イデ(梨大)」のお隣駅、といえば分かりやすいですよね。この梨大を過ぎると、新村(シンチョン)、弘大(ホンデ)とソウルでも有名な学生街が続いています。この3つの学生街はまさに若者でにぎわう繁華街!駅周辺にはカフェやお店、ファッションビルなどズラリと並んで、流行にもとっても敏感なエリア。一方、アヒョンは…突然、庶民的な雰囲気がぷんぷん漂っています。こちらも、再開発の波が少しずつ来ていますが、高層ビルもほとんどなく、平屋の家がまだたくさん。
また梨大とアヒョンの間には阿峴洞ウェディングストリートがあり、大通り沿いにウェディングドレスと韓服の専門店が並んでいます。ここは女の子なら、散歩がてら歩いても飽きない通り。そしてアヒョンには家具屋さんが集まる「カグゴリ(家具ストリート)」もあり。この通りは、駅前の大通りを挟んで市場の斜め向かい側になります。
駅からすぐ!なんでもそろう地元市場!
地下鉄3番または4番出口の間の通りに出ると、もうこの辺から市場の香りがぷ~ん!トラック式の八百屋さんや植木屋さんが道路で商売を広げ、さらに小さな店舗で果物、魚、お肉・・・といった食品を売るお店がずらり~っ。そして、本格的な市場があるのが、この通りの右側。ブロック的には1本目、2本目、3本目が市場の終わり。この3本目を曲がってみると、右側にアヒョンシジャンイック(阿峴市場入口)の看板を発見!駅前が入口だと思っていたら、こっちが入口だったんですね。でも駐車中の車でかなり目立ちません…。
まずは1本目の通りをのぞいて見ましょう!
入口の方は、チヂミをつまみに一杯飲めるような屋台風のお店があり、さらに進むとしっかり食事もできる食堂も。ここから一本道になっていて、両側にいろんなお店がずらりと並んでいます。市場内の通りの中では、ここが一番長いよう。歩いてみると、野菜、肉、靴、おもちゃ、唐辛子、ごま油、雑穀、子供服、婦人服、家庭雑貨…とほんとにいろんなモノが売られています。とはいっても、在来市場というと、こんな感じですが、ちょっと目立ったのは中国の食材が売っているお店。赤いちょうちんがぶら下がっているのですぐ分かります。ナビもここまでいつも来たことがなかったので、はじめて知ったんですが、次回じっくり寄ってみたいところ!
2本目の通りはおもに地元人の台所!
ここはナビのお馴染みの通り。実はキムチやパンチャン(お惣菜)を買いに2週間に一度はここに来るんです。いつも寄るところはほぼ決まっていて、惣菜屋さん、その手前の八百屋さん、そのまた手前の天ぷら屋&海苔屋さん。たまに、ゴミ袋を買う家庭雑貨のお店と入口の植木屋さん、といったところ。どこもアジュンマ(おばちゃん)が笑顔で迎えて・・・くれるようになりました。っというのも、やっぱり市場のおばちゃんは最初ちょっと怖かったりすることも。こちらも通っているうちに、「オ、ワッソ?!(お、いらっしゃい)」「クドンアンパッパナボネ(ここんとこ、忙しかったのね)」と笑顔で一声変えてくれて、特にお惣菜屋さんはおまけもよくくれるんです。大型スーパーより断然安く、さらにその日の気分でサービスもバンバン!これが韓国の市場らしいところ!
ニンジンの香りがぷ~ん
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スリッパ、子供用の靴をはじめ靴が所狭しと。
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塩・唐辛子の粉などの調味料から野菜、魚介類なども。
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ごま油の専門店。ここでしぼっているよう。看板が昔風。
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雑穀の種類も豊富。こちらはグラム売り。
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おば様向けの花柄ガラシャツや子供用のチューブにバトミントンのラケット?!ココは何のお店?!
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3本目を曲がると、ここが市場の入口!
入口のほうにはスーパーチックなお店が。市場の中のスーパーということで、ちょっと不思議な感じがしますが、店頭ではお店の方がマイクで今日のお買い得商品をリピート中~。ん~、にぎやかです。ここから中に入ると、さっきの2本目に続いています。途中に、豚足のお店やお粥・グクス(麺)のお店もあり、お持ち帰りもできるよう。
地元の屋台で一杯?!
お酒好きの方にオススメなのが、この阿峴市場のすぐ横にある屋台。駅から市場の方に行く通り沿いにあるのですぐ分かりますよ。夕方からはじまるようで、ナビが日曜日に行ったときも、地元の人がお酒を飲んだり、家族連れで食事も兼ねて来ている方の姿も。この雰囲気がなかなか楽しそうだと思いませんか?!(ナビだけか…)ん、次回は友達を誘ってここで一杯!やりたいところ。
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いかがでしたか?地元の市場というと、だいたい似たような感じですが、やはり地元市場は楽しい~。買い物というより、地元の人たちの普段の姿が垣間見られて、歩いているだけで和める雰囲気がありますね。エオゲ、孔徳、麻浦のほうからも近いので、ホテルが近い方は散歩がてら寄ってみてはいかがですか?以上、ソウルナビでした。