トドク工房

こんにちは！ソウルナビです。ソウルで昔ながらの情景を今なお感じられる街といえば、仁寺洞（インサドン）。伝統工芸品やアンティークの食器や韓国らしいお土産などを手に入れることが出来る街でもあります。今日は、そんな仁寺洞の街で世界にひとつだけのオリジナルハンコを作れるお店をご紹介します！お店の名前は「トドク工房（トドッコンバン）」。「なんだか、韓国のふつうのおみやげに飽きちゃった」や「ちょっと特別なおみやげを特別な人に♪」、または「旅のステキな記念になるものを作りたい！」なんて方にぴったり。それででは、どんなハンコが出来上がるのか？さっそく見に行きましょう～！

韓国でおみやげ買うなら仁寺洞！！

お店は仁寺洞のメインストリート、インサドンコリ（仁寺洞通り）を地下鉄３号線アングッヨッ（安国駅）側から入ってすぐのところにあります。歩いたらすぐに見つかるかも。こちらは２０１３年春に仁寺洞にお店を出したばかり。若いご夫婦の方が２人で作りあげた、こじんまりとしたお店です。仁寺洞（インサドン）のメインストリートにあるから、仁寺洞観光ついでにもふらりと寄れちゃいます。でも注文が多くてたくさん待たなきゃいけない場合もあるので、先に注文しておき、仁寺洞をぶらぶらした帰りにお店によってハンコを受け取る、というコースをオススメします。でも彫ってる様子を直接見たい！！という方はお店の中で横目でチラチラみるのもいいかも！？

ハンコってどうやって仕上がるの～？？

こちらの方がここ「トドク工房」の社長さん兼アーティスト、イ・ミョンホ氏。彫刻を始めて１０年になるとか。ちなみに大学の専攻は書道。だから字を書くことについては達人！彫刻することが出来るのはひらがな・カタカナ・アルファベットはもちろん、漢字もOK。ちなみに日本の皆さんにオススメしたいのは、日本語の名前をハングルで表記したハンコ！

こちら「トドク工房」のハンコはすべて手彫りで行われます。ひとつのハンコをおよそ１０分ほどで仕上げちゃうんだとか。ハンコのデザインは基本的にイ・ミョンホ氏がその場でその人のイメージを考えながら、そして彫りながら完成していくそう。もし、どんなものにしたいか希望がある場合はは事前に伝えておきましょう。ただ、ハンコの面積はすごく狭いので、デザインやバランス的に難しいことも。そんなときはプロに任せちゃいましょう！きっと気に入るものが出来るハズ☆★

石の種類は何種類かあり、すこしお値段が高い石もあります。また、飾りを付けたりすると、その分お値段は高くなります。そして、こちら「トドク工房」のハンコのポイントは、ハンコの側面にもメッセージや絵を彫れること！女性が好きそうなかわいらしいツボをつくデザインがいっぱい！既存のデザインのも使えるし、すこし自分流にアレンジしてお願いすることもＯＫ。シンプルに外側に名前だけ彫ったりするのは男性に人気とか！

手作りアクセサリーも
また手作りのアクセサリーも販売！韓国っぽいアクセサリーもありますが、どこかオリエンタルな空気を残しつつ、ヨーロッパのような雰囲気が感じられます。アクセサリーやTシャツ、マグカップなどの製作は主に奥様が担当しているそう。夫婦で同じ場所でお互いがそれぞれ好きなことをやっているって、とってもステキですよね。

ひとつは作ってみたい！自分だけのMYハンコ☆

「ただカワイイからひとつ持っておきたい」「サイン代わりにおしゃれに使いたい」「誰かにお手紙を出すときや名刺なんかにひとつ押したい」などなど、ハンコにはいろいろ使い方をありますが、実は韓国はサイン文化の国。日常生活の中であまりハンコを使う習慣がないんです。一方、日本は銀行で通帳ひとつ作るのにもハンコが必要なハンコ社会。でも日本の銀行でも下の名前だけのハンコとか、ひらがなだけや形がハートのハンコもちゃんとハンコとして使えるんです！こちらで作ってもらうハンコももちろん、銀行や郵便局などでちゃんと使えます。

「トドク工房」は店を始めてすぐ口コミや紹介であっという間に人気店に。確かな彫刻の実力と社長さんのとっても穏やかな人柄もあってファンを着実に増やしているようです。すでに常連のお客さんもいらっしゃるとか！社長さんは、より多くの方に彫刻の良さを知ってもらえると良いと思い、こちらでお店を始めたそう。実際にお値段もリーズナブル＾＾　買わなくてもいいから、日本からくる方にも気軽にお店をのぞきに来てほしいとおっしゃっていましたヨ。やっぱり世界にひとつだけの自分だけのものって考えると、なんだか手に入れたくなっちゃうかも？自分用に、あるいはプレゼント用に、ひとついかがですか？？以上、ソウルナビでした。