都会のど真ん中にある昔ながらの市場通り!
こんにちは!ソウルナビです。ソウルの市場(シジャン)といえば、すぐ浮かぶのが東大門市場と南大門市場。これは有名ですよね。そのほか、乾物店が並ぶ中部市場、布地や韓国の伝統服を扱う広蔵市場、そして漢方市場として知られる京東市場など、それぞれ特色のある市場がソウルにはたくさん!さらに住宅街に行くとあるのが、昔から地元の人に親しまれてきた食材メインの在来市場(チェレシジャン)。このレベルの市場までピックアップすると、ソウル市内の市場はかなりの数に~。そこで今日は、こじんまりとしているものの、オフィスビルや繁華街に囲まれた都会のど真ん中にある地元の市場通り「永東市場通り(ヨンドンシジャンギル)」をご紹介しましょう!
オフィス街にミスマッチ?!こんなところに昔ながらの市場が!
この永東市場(ヨンドンシジャン)はどこにあるか?というと、江南(カンナム・漢江の南側)はノニョン洞という街の中。にぎやかな江南駅前の大通り「江南大路」を通って新沙洞に向かう途中、地下鉄ノニョン駅前あたりでスト~ップ。そこから路地を入り、2ブロック中に進むとあります。以前はここに永東市場という建物があったそうですが、いまお店があるのは建物の周りの通りだけ。江南ホテル通りからも徒歩で行けるので、ちょっと散歩気分で足を伸ばしてみるのもいいかも。さっきまでの都会の街並みとはミスマッチなほどに、昔ながらの市場通りがひょっこり現れますョ!
地元の人の台所的シジャン(市場)!
市場通りを進んでいくと、赤や緑のパラソルやテントが並ぶまさに地元の市場が広がっています!野菜や果物、お肉や魚といった生鮮食料品から、キムチ、ナムル、塩辛、チヂミといったお惣菜系、お餅屋さん、味噌やゴマ油、唐辛子などの調味料系、高麗人参やナツメなどの漢方薬店や海苔、煮干し、サキイカなどの乾物屋さんまで、いろんなものが売っていますョ。ちなみに、この市場通りのすぐお隣の通りはノニョン洞モクチャコルモッ(食い倒れ通り)。あっちはランチに飲み会にと利用する周りのサラリーマンやOLの姿をよく見かけましたが、こちらは断然主婦率が高~い。みなさん顎に手をあてて、夕食の献立を考え中?!
もっとじっくり歩いてみよう!
ではどんなものが売っているのか?ぷらぷらしながら見ていきましょう!生鮮食料品はまさに地元の人向けですが、海苔や塩辛、コチュジャン・テンジャンといった食材系はお土産にもぴったり。
ディスカウントマートもあり!
大型のスーパーではありませんが、屋台通りの横のラインに市販価格より安く売っているディスカウントマートもあり(永東農産物マート、グランド割引マート)。生鮮食料品のほか、お菓子やお茶、海苔、お酒、インスタント食品なども売っているので、食材系のお土産用をいろいろ買いたい人はこちらへ!
生活用品店や洋服、布団やなどのお店も!
食材店の間や周りには生活用品のお店もところどころ混ざっています。どこもたくさんの商品が山のように並んでいて、雰囲気は卸売り店といったふう。
ちょっと小腹が空いたら、屋台でおやつ♪
市場通りの中間辺りで足を止めると、横のラインに屋台が数軒並んでいます。学生街なんかで見かけるような昔からの屋台で、トッポッキ(円筒餅のピリ辛唐辛子炒め)、天ぷら、チヂミなど、定番の屋台メニューが楽しめます。揚げ物が多いので、夏はちょっと気になりますが、おいしそうでしたョ!また屋台で立って食べるのが苦手・・・という方は、この屋台の向かいにある軽食屋さんへ。ナビも結局ここでちょっとおやつタイムをしたんですが、トッポッキはスープ付きで1人前2000ウォン。けっこうなボリュームでした~。そのほか、冷麺やカルグクス(うどん)、マンドゥ(餃子)など、いろんなメニューもありましたョ!
いかがでしたか?江南駅周辺のホテルにお泊りの方、あるいはこちらの方面に来られた方、近くのグルメ通りで食事をして、ちょっと散歩がてら市場通りものぞいてみてはいかがですか?歩いているだけでも面白いですよ!もちろん、地元の人が主に利用するところなので、日本語が通じるところはほとんどありませんが、それがまた旅の醍醐味!覚えたての韓国語で買い物してみるのも楽しいかも!以上、ソウルナビでした。