アーティストの作品が並ぶ!雑貨など個性派アイテムが買える弘大のフリーマーケット!
こんにちは!ソウルナビです。今日ナビがやって来たのは弘大(ホンデ)エリアにある小さな広場。ここでは冬季を除く毎週土曜日の午後にフリーマーケットが行われているんです。「フリーマーケット」と言ったら古着を安くゲットできたり、不要になったものを誰かに買ってもらう場所というイメージが強いですよね。でも、今日ご紹介する「弘大前芸術市場フリーマーケット」は単なる「中古品の売買をする場」とはちょっと、いやかなり違うんです!ここで買えるのは何かというと、創作意欲にあふれた「アーティスト」の個性ある作品!独特な世界観を持った作家たちの個性ある商品をみる楽しさもあるマーケットになっているんですョ。今日はそんな芸術市場の様子を写真でチェックしてみたいと思います。それではさっそく行ってみよ~っ!
アートな街、弘大にある公園が会場!
この「弘大前芸術市場フリーマーケット」は名前にもあるとおり、弘益大学の正門近くにあるちょっとした公園で行われます!弘大は芸術系の学部が有名な大学で、その周辺のエリアはステキなカフェ、バー、レストラン、そしてクラブやライブハウスなどが並ぶオシャレな雰囲気。街全体に個性豊かな空気が漂う、ソウルの中でも独特なエリアになっているんです。「アートな街」らしく、芸術系の作家も多いこの弘大エリア。なかなか表に出てこない、地道に活動している一般の作家もたくさん。そんな彼らが自分たちの作った作品をお披露目、また販売する場がこのフリーマーケット!買い手となる人たちも個性あふれる「アート」の数々を見学しながらショッピングが楽しめるというわけなんです!
始まりは2002年! 土曜の午後は公園へ~
2002年6月にスタートしたこの「芸術市場フリーマーケット」。もともとは2002年の日韓W杯文化行事の一環として生まれたもので、当時は隔週土曜日に開催されていたんです。それが時が経つにつれて、フリマを活性化させる討論会やワークショップ、またフェスティバルなどのイベントを重ねることによって成長していったこのフリマ。今年(2007年)6月にはめでたく5周年を迎え、「土曜の午後に弘大に行けばフリマがやっている」という認識も地元ッ子にだいぶ定着しているんですョ。(2007年6月現在、日曜日にも別の市場が開催されているこの公園。日曜日開催の方は「希望市場(ヒマンシジャン)」と呼ばれているもので、別の団体が運営しています。)
フリマの様子を写真でチェック!
シートを敷いて地面に商品を並べている作家もいれば、机とイスを用意してブースを作っている人も。人がたくさん集まってくるとゴチャゴチャして見づらいけれど、基本的にそれぞれの販売スペースはしっかり区分けされているので、見る側としても商品が見やすくてヨシ!
対話が楽しいお買い物!
売られているもののほとんどが作家たちの手作り品。汗をかきかき作りあげた努力の結晶(大げさか!?)なわけだから、作った本人たちも商品に対する思い入れは相当な物。また「作品」に関していろいろ質問をするなど、自由に会話をすることができるのもこのフリマの魅力!「これは何でできているんですか?」「どうやって使うんですか?(←そう聞きたくなるような不思議なものもけっこうあるので・・・)」といった疑問はトークで解決を。日本語を話せる人はほとんどいないけど、英語やカタコトの韓国語やジェスチャーなどでのコミュニケーションをとってみてくださいね!そんなところは一般の「市場(シジャン)」と似ているかもしれませんね。
アクセサリーやカバン、帽子、小物、インテリアグッズ、服・・・など種類はいろいろ。中には作りながら販売している人もいるので、興味深さが感じられますョ。ちなみにナビといっしょに訪れたナビ友はカラフル網タイツを購入。(写真は撮れませんでしたが)直接染めたという、街にはなかなか売っていない珍しい色の「作品」でしたョ。お店によってはアーティストの人たちが名刺などをくれて、インターネットのホームページなど、自分の作品や活動内容を知らせる場を教えてくれたりすることも。こういう自由な交流も「オープンマーケット」の醍醐味~。
手作り小物も説明を聞くとより貴重さが伝わってくる~
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目の前で見ていると、やっぱり臨場感がありますね
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公園の周辺にも物を売るお店が出ています
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人気の物にはこんなふうに人だかりが・・・!
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持っているだけで目立つものが多いですね~
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センスがキラリと光る小物たち!
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いかがでしたか?商品の種類が豊富で、独特な物が多いのがフリマでのショッピングの魅力!アーティストと自分の感性がピッタリ合うと思えるような、そんな「とっておきの一品」にめぐりあうことがあるかもしれませんネ。また、写真のようにモノの販売だけに限らない「アートを感じるもの」があふれているこのフリマ。時間によってはインディーズ系音楽や舞踊、パフォーマンスといったミニ野外公演を楽しむこともできるんですよ。入場料などは一切不要なので、場所はこじんまりとした公園ではあるけれど、その雰囲気自体を楽しむだけに寄ってみるのもいいのではないでしょうか?以上、ソウルナビでした。