三清洞のオリジナルデザインの帽子専門店!フランス仕込みの個性的な帽子がいっぱい!
こんにちは!ソウルナビです。今日ナビは三清洞というところにやってきました。ここはソウル市庁からも徒歩圏内、またソウル最大の古宮「景福宮」の横にあり、最近ますます注目されているエリアなんです。というのも、ここは今から約600年前の李朝時代、政府の高官や貴族が住む高級住宅街だったという歴史もあり、今でも伝統家屋の保存地区として昔の街並みが残っているところ。さらに、ここ数年は伝統家屋をリモデルしたモダンなお店が次々とオープンし、韓国の伝統とモダンが入り混じった独特の雰囲気が楽しめる通りでもあるんです。特にこの三清洞通り沿いにはもともと、ギャラリーやオシャレなカフェ、グルメ店がたくさんありましたが、新しくできたお店は個性あふれるオリジナルブランドやモダンアートのお店ばかり。その中で今日は、手作りの帽子専門店「コンブル」にうかがってみたいと思います~。
フランス仕込みの帽子専門店
お店のオーナー、チェ・ヘジョンさんはもともと大学で西洋画を専攻されていた方。帽子とはなんの関係もなさそうな彼女が帽子に出会ったのは・・・西洋画の勉強のためにフランスに留学されたときのこと。フランス現地で彼女は帽子の魅力にすっかりハマっていまい、なんと専攻をチェンジ~。本格的に帽子の勉強をはじめられたそうなんです。韓国に戻ってからも作品活動を続け、1999年にお店「コンブル」をオープン。当時お店があったのはホンデ(弘大)という学生街で、今から約1年半前にこちらの三清洞に移転。オープンから今まで8年の間に常連客も増え、韓国の芸能人の方や、移転後は通り掛かりに寄って行く日本の観光客も増えているそうですョ。
個性的な帽子がいっぱい!
チェ・ヘジョンさんはいつも帽子をデザインするとき、派手なものよりシンプルなもの、そして一つの型にこだわらず、表現できるありとあらゆる帽子を作りたいと思ってらっしゃるとか。実際に店内にある作品一つ一つを手にとって見てみると、普段づかいに良さそうなカジュアルなモノからリゾート向け、パーティー用などほんとに個性的な帽子がたくさん。いろんな好みにも応えてくれそうですね。
店内の帽子はほぼオーナーの作品ですが、奥の壁一面に飾ってある帽子は例外。際立って特徴ある帽子だと思ったら、これはフランスから買ってきたオーナーのコレクションだそう。なので残念ながら見るだけ、販売はしていません。また窓際のスタンドに掛かっているオリジナリティーあふれる帽子も、一部オーナーの学生時代の作品などがあり、これも展示用だそう。
ハーフオーダーはもちろん、フルオーダーも!
いくつかの展示用の帽子を除けば、お店にあるすべての帽子はそれを元にサイズを変えたり、飾りなどのアレンジを加えたり、材質や色を変えたりという注文が可能。もちろん、デザインなどを指定してフルオーダーすることもできます。ただし、雑誌の切り抜きや写真を持っていって、同じように作ってもらうことはできないそう。またスタッフは日本語ができないので、細かいニュアンスを伝えるにはちょっと難しいかもしれません。やはりフルオーダーは自分のこだわりの一品をつくりたいですもんね・・・。
サイズの変更などはその日に完成
店内にある帽子をもとにサイズを変える場合はその日に受け取ることができるそう。また色や材質を変えたり、フルオーダーの場合は受け取りまでだいたい1週間ほどかかるそうです。基本の値段は10万ウォン台からあり、20~30万ウォン台が主流。それに一部アレンジを加えると3~4万ウォンの追加料金が加わります(デザインによります)。値段がそんなに安くないこともあり、40代のお客さんがもっとも多いそうですが、20代から50、60代まで、幅広い年齢層の方が自分だけの帽子を作りに訪れるとか。また帽子にはそれぞれ値札が付いているので、わざわざ店員さんに聞かなくても確認できますョ。
いかがでしたか?帽子はオシャレの必須アイテム。帽子の魅力に一度はまると、いくつでも欲しくなってしまいますよね。こちらはそんなオシャレさんにたまらないお店。お値段はけっこうしますが、自分だけの一品を!という方、一度訪れてみてはいかがでしょうか?また周辺にはおしゃれなカフェ、ソウルでも有名なグルメ店、ギャラリーなどもあるので、一休み、腹ごしらえ、そしてギャラリー鑑賞などいろいろ楽しめますョ!コンブルを見たら即移動!と、このステキな三清洞通りを去ってしまわずに、時間がある方は周辺もいろいろと探索してみてくださいね!以上、ソウルナビでした。