国際刺繍院

こんにちは！ソウルナビです。韓国旅行のお土産といったらやっぱりキムチ？海苔？？美味しい特産品もたくさんある韓国ですが、韓国伝統の工芸品もお土産や旅の記念品にいいですよネ。今日は韓国伝統の刺繍を施した商品を数多く取り扱う刺繍専門店、「国際刺繍院」をご紹介しましょう！韓国では、古くから宮廷や上流階級で刺繍の施された衣服や小物が使われていました。その技術や芸術性が受け継がれた韓国伝統の刺繍。布も刺繍もとってもカラフル、でも実際に近くでよく見てみるとすごく繊細で可愛らしいデザインの数々！見るだけでも楽しくなるような韓国刺繍の世界に、さっそくご案内しましょう～！

お店は伝統工芸品のお店やお土産屋さんが軒を連ね、韓国伝統の香りのする仁寺洞（インサドン）にあります。韓国の伝統工芸品や昔ながらの雰囲気を求めて、外国人観光客はもちろん韓国人もたくさん観光に訪れる仁寺洞は、一歩足を踏み入れると他のエリアでは見られない韓紙（ハンジ）やポジャギ（韓国のパッチワーク）、青磁、お面など韓国伝統工芸品や骨董品のお店がいっぱい。そして伝統的な工芸品が集まっているだけあって、芸術的な雰囲気が感じられる場所でもあります。「国際刺繍院」はそんな仁寺洞のメインストリートに今年新しくできた、いくつかの伝統工芸品店やお土産屋さんが入っているギャラリーサンビルの中のお店のひとつ。前面ガラス張りの建物はオシャレでやはりアートなカンジ！そのビルの中でも1階の通りに面した、入りやすいところにあります。　

こちら「国際刺繍院」は、韓国の伝統文化を守り続けているお店に与えられる「伝統名家」に認定されたお店。「伝統名家」とは２０年以上にわたって仁寺洞でお店を続け、なおかつ伝統文化の継承・保護に貢献しているお店に、仁寺洞の「伝統文化保存会」が与えるもの。現在、合計３２店舗がこの「伝統名家」に認定されています。お話を聞くところによると、「国際刺繍院」は仁寺洞で３０年間もお店を続けられているとか。長い歴史と韓国伝統の刺繍を守り続けているということで、先月、仁寺洞の「伝統名家」として認められたそうです！

店内は韓国伝統の刺繍をあしらった小物やインテリアがズラリ！小さなお店だけど品数はとっても豊富で見ごたえ十分。色とりどりの韓国刺繍や刺繍の施された生地がよく映える白を基調とした店内に、さまざまな種類の商品がキレイにディスプレイされています。刺繍も縫製も全て手作りの商品の数々は、もちろんこちらのお店のオリジナル。なので、少しお値段が高めだけど、他にはない手の込んだ刺繍やデザインは言うまでもなく本格派です。ひとつひとつ手にとって見ると、繊細でカワイイ韓国刺繍の世界に引き込まれるはずっ！

この「国際刺繍院」、今回ご紹介したお店のほかに、実はもうひとつ別のところにもお店があるんです。場所は仁寺洞の裏道にあるビルの1階。実はこちらが本店で、メインストリートのお店よりもさらに多くの刺繍商品やポジャギ類が所せましと並べられ、よりディープな韓国刺繍の世界が味わえます。特に前面に刺繍の施された家具は、メインストリートのお店よりもさらに大きなものも！細かい刺繍に美しく覆われた大きな家具は一見の価値あり！

メインストリートの「国際刺繍院」を出て左に直進し、交差点を過ぎてひとつ目の角を左に曲がり→

２０ｍほど進むと右手にあるビルのほうに進みます。→

お店はこのペクサンビルの1階、向かって一番左端にあります。→

ここでーす！徒歩約３分

仁寺洞で３０年間「国際刺繍院」をされている社長さんは、刺繍の先生でいらっしゃいます！韓国内ではもちろん、日本の百貨店などでも個展を開かれているそう。もしかしたらご存知の方もいらっしゃるのでは！？以前はグループレッスンで刺繍教室もされていましたが、現在は社長さんご自身の活動が忙しいため、お休みされているとのこと。でも要望があれば個人指導はしていただけるとのことでした。上品な雰囲気をお持ちの社長さん、でもお話するととっても気さくな方でしたョ＾＾。

一針ずつ丁寧に施された刺繍の数々。色とりどりで繊細な韓国刺繍は、ホントに見れば見るほどその美しさや奥の深さにハマってしまいそうです。また、こちらのスタッフの方々は、みなさん日本語が通じるんです！商品の中には韓国伝統の小物などもあるので、「どうやって使うんだろう？」「一体これは何？？」と思うものもあるかも知れませんが、気軽にいろいろ質問してみましょう。説明を聞きながら、きっとお気に入りの一品が見つかるはず！気に入ったものを自分用に買うのも良いし、大切な人へのお土産にも。仁寺洞を散策する時に少し立ち寄って、韓国刺繍を鑑賞するのもよさそう。ぜひ一度お店に足を運んでみてくださいネ！以上、ソウルナビでした。