ソウル市民の水源＆魅力満載の観光地！！
こんにちは！ソウルナビです。ソウルの中で、ナビの一番好きな場所は？！景色は？！それは「漢江」！中でも漢江の夜景は本当に最高です！この巨大都市ソウルの中心を走る川、漢江は、ソウル市民の水源であると同時に、ソウル市民の憩いの場として、大事な役割を担うスポット！またソウル市民だけでなく、私たち外国人観光客の旅コースとしても、必須な定番コースとして人気を得ています。今日はこの漢江に浮かぶ遊覧船・市民公園・展望台といった観光地のほか、季節ごとに楽しむお花見や花火大会といったイベント、さらに漢江の北側と南側を結び、素晴らしい夜景をみせてくれる橋のいろいろ、漢江の歴史や歩みなどをご紹介しましょう！これで皆さんも「漢江博士！^^/」？！！
漢江
ソウルの中心を流れる川「漢江」。全長は、514.4キロメートル、流域面積は2万6279平方キロメートル。朝鮮半島では、鴨緑江、洛東江に次続く第三の河川として知られています。漢江は、太白山から流れてくる南漢江と、北朝鮮の金剛山から流れてくる北漢江とつながっています。この南漢江と北漢江が、両水里（ヤンスリ）付近で合流、そして韓国の首都ソウルの中心部を貫流し、引き続き北西に向かい、臨津江と合流、さらに江華島付近で黄海に注ぎます。漢江の流量は季節ごとに変化が大きく、1～2月は少なく、7～8月は多くなっています。水資源の保存と活用を目ざして多目的ダムが建設されています。
漢江の歴史と歩み
朝鮮半島の真ん中を流れる漢江は、まさにソウルの光栄と試練をそのままを映し出しています。三国時代には百済・新羅・高句麗の領土争いが漢江流域で多数起こり、幾多の戦争を経験しました。朝鮮時代には、1394年に漢陽（現在のソウル）が首都となります。もしソウルにこの漢江が流れていなければ、朝鮮の首都にはならなかっただろうとされています。1900年以降ソウル駅と仁川を結ぶ京仁鉄道が開通し、さらには鉄橋が次々と誕生していきます。朝鮮戦争後、韓国は高度成長期を迎えます。漢江はこの韓国の農業近代化・工業化など、経済発展のための動脈として貢献します。その結果この高度成長期のことを漢江にちなみ「漢江の奇跡」と呼ばれてます。そして1988年のソウルオリンピック以降、漢江周辺の整備が著しく進み、現在は漢江遊覧船や公園といった観光施設が誕生、さらにはイベントなども多く催され、ソウル市民の憩いの場としてはもちろん、外国人観光客の観光コースとしても親しまれています。
ソウル市民の橋！漢江の橋！
漢江を象徴すべき顔といえば、川の北側と南側を結ぶ橋。一番最初に建設された橋は、1900年に竣工されたノリャンジンと竜山を結ぶ漢江鉄道橋で、それから現在まで２６の橋（鉄橋を含む）が漢江の上にかかっています。中にはまだ施行中の橋もあります（ソウル市ホームページより）。漢江の橋は、現代人の生活に必要不可欠な交通路として毎日何万、何百万人の人々に利用されています。
＜主な橋18、鉄橋３＞
１加陽大橋(カヤンデギョ) ２城山大橋(ソンサンデギョ) ３楊花大橋(ヤンファデギョ) ４堂山鉄橋(タンサンチョルギョ) ５西江大橋(ソガンテギョ) ６ 麻浦大橋(マポテギョ) ７元暁大橋(ウォニョデギョ) ８漢江鉄橋(ハンガンチョルギョ) ９漢江大橋(ハンガンデギョ) １０銅雀大橋(トンジャッテギョ) １１盤浦大橋(パンポデギョ) １２漢南大橋(ハンナムデギョ) １３東湖大橋(トンホデギョ) １４聖水大橋(ソンスデギョ) １５永東大橋(ヨンドンデギョ) １６清潭大橋(チョンダムデギョ) １７蚕室大橋(チャムシルテギョ) １８蚕室鉄橋(チャムシルチョルギョ) １９オリンピック大橋(テギョ) ２０ 天戸大橋(チョノテギョ) ２１廣津橋(クァンジンギョ)
漢江の見所と観光！
漢江のさまざまな観光スポットならびに見所をご紹介したいと思います。
漢江遊覧船
１９８６年に初就航した漢江遊覧船。普段なら外から見るだけの漢江を、その中心からより近く、周りの景色と一緒に楽しめるため、多くの人から人気を集めています。恋人達のデートや子どもの遠足はもちろん、海外からの観光客にもたくさん訪れます。昼間のクルーズも素敵ですが、夜のクルーズはさらにロマンチック。 漢江の夜景をバックにしながら生ギターの演奏などを楽しめるライブ遊覧船があります。カップル達のデートや誕生日など各種記念日には最高の演出になるはず。さらに夜景だけでなく船の中で夕食も楽しみたいと言う方、こんなビュッフェ形式の遊覧船はいかがですか？普段と違ったディナーはステキな旅の思い出になるハズ。
漢江水上観光コールタクシー
西はワールドカップ公園のある蘭芝（ナンジ）から、南東部に位置するロッテワールドや蚕室総合運動場など見どころいっぱいの蚕室（チャムシル）まで、漢江沿いの主な市民公園などを３０分以内で移動することのできるソウルの新しい交通手段、漢江水上観光コールタクシー！！ソウルの中心を流れる漢江を西へ東へスイスイ走るこの水上タクシーは、混雑した地下鉄や陸上の大渋滞とはホントに無縁の世界。観光客の皆さんは、上手く利用すればソウルの観光地や見どころを短時間で移動するのに大きく役立ちそうですヨ。
６３ビルディング
ソウルの名所中の名所であるのが「６３ビル（ユクサンビルディン）」！こちらは韓国のノッポビルの代表格。展望台からはソウルを一望することができ、子供連れのご家族やカップルのロマンチックデートコース、また外国人の観光名所として人気を得ています。2006年にはリニューアルオープンし、さらにパワーアップ！この「６３ビル」内には、展望台のほかにも水族館や立体映像が楽しめるIMAXシアター、フードコートに韓国でも味＆サービスに定評のある高級ビュッフェレストラン、ソウルを一望できるスカイレストランなどなど、楽しい要素が盛りだくさん！
漢江市民公園
漢江沿いに１２箇所準備された「漢江市民公園」。木や花などが植え込まれ美しい景観を見せてくれるスポットもあれば、インラインスケー場やテニスコート、バスケットボール場、バレーボールコート、サッカー場などのスポーツを楽しめるスポット、水上スキーやモーターボードといった水上スポーツを楽しめるスポットなど、ソウル市民の余暇を満たしてくれるレジャースポットとなっています。朝夕には運動のためジョギングする姿、休日には家族でお散歩している姿なども見られ、まさにソウル市民にはなくてはならない憩いの場となっています。
ソウルの森
「ソウルの森」は、漢江に沿いのトゥクソムという所にある自然公園で、ニューヨークのセントラルパークをイメージして造ったのだとか。”自然と共に息づく生命の森、市民が共に参加し造っていく森、誰でも共に楽しめる喜びあふれる森”などといったコンセプトのもとに造られました。約３５万坪という膨大な広さの土地は、文化芸術公園、自然生態の森、自然体験学習園、湿地生態園、漢江水辺公園という５つのテーマを持つエリアに分けられ、季節ごとに市民が直接参加できる楽しいイベントが数多く開催されています。
仙遊島（ソニュド）公園
漢江にはいくつもの橋が架かっていますが、その一つである楊花大橋（ヤンファデギョ）の中間あたりにあるのが「仙遊島」。その島一帯がこの「仙遊島公園」になっていて、面積は117,362㎡ととっても広いもの。国内初のリサイクル型生態公園として、水質浄化スペースや温室、水生植物園といった普通の公園とはちょっと違い、環境を意識した施設があります。草木がいたるところに見られたり自然にあふれた様子も見ることができ、家族連れはもちろん、デートをしに来るカップルや写真を趣味にした人たちがよく訪れるスポットです。
★漢江のイベント＆夏季プール★
汝矣島（ヨイド）桜祭り
毎年４月のはじめに行われる「汝矣島（ヨイド）桜祭り」。素晴らしい桜を見ようと、全国からたくさんの人がここ漢江周辺から汝矣島公園周辺に集まってきます。桜の咲きようは見事なもので、たくさんの人々がカメラのシャッターを押すのに大忙し！！
ソウル世界花火祝祭
汝矣島（ヨイド）で行われる「ソウル世界花火祝祭」は、毎年２～４週に渡って各国の花火が競って打ち上げられる、漢江の秋の風物詩。世界というだけあり、韓国はもちろん、日本やアメリカ・中国やヨーロッパなどの花火が打ち上げられます。花火だけでなく、ご近所の６３ビルなどもライトアップされ、漢江周辺が一気にヒートアップするビッグイベント！
漢江市民プール
漢江市民公園にある夏の人気施設といえば「漢江市民プール」。 クァンナル、チャムシル（蚕室）、チャムウォン（蚕院）、ヨイド（汝矣島）、トゥクソム、イチョン（二村）、マンウォン（望遠）など、漢江沿いに７箇所準備されています。そんな漢江市民プールの魅力はなんといってもその安さと、ソウル市内から気軽に行くことのできるという立地条件。留学生のみなさんや子供連れの駐在家族のみなさんにもオススメですヨ！
【※休業中】漢南大橋展望台「ヘンボップラスカフェ（旧Cafe Rainbow）」
漢江市民プール （望遠地区）
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