東大門市場一の人気ファッションビル!全館リニューアルでさらに便利&高級感たっぷりに!さらに免税店も併設!
こんにちは!ソウルナビです。東大門市場エリアを代表するファッションビルといえば「ドゥータモール(DOOTA MALL 、旧doota!)」。このドゥータモールがまたまたリニューアル!今年(2014年)の8月、一ヶ月かけて工事を行い全館新しくなりました!1990年あたりから、路上にずらりと並ぶテントスタイルの店舗がファッションビルにまとまり、全天候型の巨大ファッション市場として定着し発展した東大門市場ですが、2000年代中盤からネットショッピングの勢いに押され、やや消沈気味に。生き残りをかけた試行錯誤の末、思い切った方向転換を行い客足の呼び戻しに成功したドゥータ!もともと周りのミリオレやプレヤタウン(現ケレスター)より遅いスタートでしたが、リニューアルごとにコリアンブランドを前面に打ち出した独自の高級コンセプトを掲げ、東大門市場のメインビルに発展。いまや韓国一のファッション市場らしく、韓国のデザイナーたちが活躍するファッションビル「ドゥータ」。それではリニューアルでどんな風に変わったのか、さっそく、ご紹介しましょう!
今回5年ぶりに大々的なリニューアルをしたドゥータ。でも高級化路線はそのまま維持。空間も広く確保し、最近のトレンドリーダーのさまざまなライフスタイルに合わせ各フロアのコンセプトを設定。それに沿ったインテリア&お店のラインナップになっています。年齢や性別を超え、単に必要な服や靴を買うというよりも、日ごろからファッションやライフスタイルにこだわりのある人への細かく多様なニーズに応えるため、ソウルのあちこちに散らばる人気店やセレクトショップが集まっています。
それでは、今回リニューアルして変わった点をチェック!ということで、大まかに見ていきましょう。
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ブランドブティックが60軒から100軒に大幅増加!もともとコリアンブランドのブティックが特徴の「ドゥータ」。今回のリニューアルでブティックの軒数が60軒から100軒に増えました!リニューアル前は1階に集中していましたが、リニューアル後は複数階に広がり、1階には特に海外のファッションショーでも注目されているデザイナーのお店が。また、地下1階と2階には韓国の新進デザイナーによるコーナー「D comma」を設け、ドゥータファッションコンフェランス(デザイナーの登竜門といわれている)の受賞者や、テレビのファッションオーディション番組の受賞者など、今注目のデザイナーのお店がここに集まっています。
★深夜営業なし?営業時間と定休日が変更に!不夜城と呼ばれる東大門市場。しかしドゥータは今回、平日の営業時間を短縮。以前は火曜日から土曜日まで翌日の明け方5時までの営業でしたが、今回リニューアルで日曜日から木曜日までは夜24時まで、週末の金曜日と土曜日のみ明け方5時までの営業に変更。また毎週月曜日の定休日はなくなりました。
※現在、営業時間は月曜日から土曜日まで翌日の明け方5時まで、日曜日は夜24時まで営業しています。
★案内デスクはどこ?ビルの正面入口すぐ右手にあった案内デスクはリニューアル後、ドゥータのオフィスビル側に移転。ビル正面の左端の入口から入ると突き当たりにあります。以前と同じく外国語サービス、ベビーカーレンタルなどのサービスを受けられます。両替所も4階にあります(日~木は10:30~24:00、金土は10:30~翌日2:00まで)。またドゥータ地下1階にある銀行でも平日なら両替可能。
★キッズカフェはなくなった!以前、子供服フロアにキッズカフェがありましたが、今回のリニューアルでなくなりました。そのかわり、同じ6階に授乳室(オムツ替え台あり)とファミリートイレが新設されました。また、4階の女性トイレにもオムツ替え台が1台設置されました。
※現在、5Fフロアにキッズカフェがあります。
★メンズ売場は地下へ移動!今回のリニューアルでメンズファッションは地下1階と地下2階の2つのフロアに集中。地上階にはないのでご注意を。地下1階はストリート、スポーツブランドが並び、地下2階はメンズデザイナーブティックが並んでいます。
★フロアごとに設置されたカフェ!各フロアにはデザートカフェ、伝統カフェ、ベーカリーカフェなど特色のあるお店が入店。好みのお店を要チェック。また以前はこちらにあったおなじみのワッフルカフェ「ビンスビンス」やイタリアンレストラン「イルマーレ」などは今回のリニューアルでなくなりました。
さっそく、フロアごとに見ていきましょう!
6F アクセサリー/ジュエリー/フード&デザート
5F キッズファッション
4F レディースファッション/バッグ/コスメ(両替、お客様デスク、タックスリファウンド)
3F レディースファッション/シューズ
2F レディースファッション
1F デザイナーファッション(案内デスク、ベビーカーレンタル)
B1F スポーツウェア/ストリートファッション、フードコート(銀行/お直し)
B2F メンズファッション、ダイニング
■1F デザイナーズブティック
ドゥータの特徴でもあり自慢のフロアでもある1階は、高級感にあふれています。こちらにはソウルコレクションでファッションショーをするなど知名度のある韓国デザイナーのブティックが並んでいています。さまざまなブランドがあるなか、世界的にも知られているデザイナー、イ・サンボンの息子イ・チョンジョンのブランド「LIE」は韓国内で注目されているブランド。また以前からあるハンドメイドバッグ専門店「hoze」も場所を変えて健在。店内もそうですが、お店の間隔も以前より広くなりました。
カフェ:シェイクシャック
■2F レディースドレスルーム
2階は「ドレスルーム」と題して、女性衣類をメインにアクセサリー、サングラス、バス用品などのお店が入店。全体的に年齢層も少し高めで働く女性、大人の女性を演出できるデザインブランドが多い感じ。普段着として着られるものもありますが、ちょっとしたパーティーにも行けそうなドレッシーなモノも。またハンドメイドの植物性石鹸で有名な「LUSH」も今回新しく入店。地元客でにぎわっていま。。
カフェ:コーヒービーン
■3F ヤングウーマンズクローゼット/シューズ
3階は20~30代向けの普段着からお出かけ、パーティールックまで、多様なスタイルのデザインがそろっています。 衣類だけでなくカバン、くつのほかネイルショップもあり。また、お馴染みのバレエシューズの「babara」も入店。
■4F レディースコンテンポラリーカジュアル/バック
4階は女性カジュアルをメインにかばん、雑貨、帽子、ランジェリー、ネイルショップなどが入店。全体的に気軽に着られそうなデザインが多く、年齢層も幅広い感じ。3階よりはお手ごろなものが多いような。「キャスキットソン」や、以前1階にあったハンドメイドの帽子専門店「MOGUL」、以前はシルバーアクセサリー、かばん、雑貨などがメインだった「Re-born」がカバン専門店として新たに入店しています。
カフェ:ペクミダン、Auntie Annes Pretzel
■5F キッズ&ファミリー
5階は韓国のゴールドマムといわれる経済的に余裕のあるママたちをターゲットにしたフロア。そのため全体的に高級店が多いのが特徴。デパートにも入店している「agabang」や「バーバリー」などをはじめ、子供靴、韓服、パーティー服などそれぞれ専門ブランドが入店。市場といった雰囲気はなし。以前あったキッズカフェはなくなりましたが、小さいお子さん連れのママのために授乳室があり、オムツ替えはこちらで可能。またファミリートイレが2箇所設置され、ちょっとした遊び空間のある家族向けのトイレになっています。
サービス施設:授乳室(オムツ替え)/ファミリートイレ
カフェ:キッズカフェ「タヨ」
■6F ビューティー&アクセサリー/お土産
6階は韓国でも増えてきているシングル族向けのフロア。韓国コスメをメインにドラッグストア、アクセサリー、スーツケース、メガネ、ペットグッズ、雑貨、お土産など、シングル族が趣味ライフを楽しむためのお店が入店しています。韓国コスメは以前より店舗が充実し、バニラコ、トゥークールフォースクール、イニスフリー、VDL、ネイチャーリパブリック、アリッタウム、イッツスキンの7つのブランドが入店。またドラッグストアのオリーブヤングは売場を拡大、見やすくなりました。そのほか、カロスキルのギフトショップ「EPOCA」、三清洞や仁寺洞サムジキルにもお店があり、天然石を使った伝統をモチーフにした手作りアクセサリーが人気の「ウンナム」、上水に本店があるグッズのセレクトショップ「スモールワンダー」、そしてキラキラアクセサリーの「kiss」が店名を改め「koneco」として入店。端のほうにコリアンデザートカフェ「ガオンギル」でピンス、伝統茶、コーヒーなどあるのでショッピングの合間の一息にどうぞ。
■B1F スポーツ/ストリート、フードコート
地下1階にはアディダス、ナイキ、リーボック、ニューバランス、ルコックといったメジャースポーツブランド、オニツカタイガー、バンズ(vans)、キャンバスシリーズが特に韓国でも人気のトムス(toms)、日本ブランドと勘違いしてしまいそうな?!イギリスブランドSuperdryなどのストリートファッションブランド、ノースフェイスをはじめアウトドアブランドのほかデザイナーズブランドも多数入店。中でも韓国の若者たちで大混雑するブランドは「ビヨンドクローゼット」。こちらのブランド、デザイナーであるコ・テヨンのイヌキャラカジュアルブランドで、テレビでもアイドルが着ているのを見かけます。また地下2階と同じく、女性の新人デザイナーゾーン「D COMMA」もあり。
また7階にあったフードコートが地下1階に移動しました。
サービス施設:お直し/銀行
カフェ:フンファダン/イッツクリスピー/ラスベイグル/レミコン
■B2F メンズ
地下2階は男性衣類&雑貨のフロア。男性デザイナー、男性新人デザイナーゾーンD COMMA HOMMEのお店もあり、年齢層もデザインもさまざまなお店が増えた感じ。地下1階の「ビヨンドクローゼット」同様、大混雑のお店は「87mm(パルチルエムエム)」。こちらは87年生まれの人気モデル3人が立ち上げた韓国のオンラインショッピングモールブランド。さっそく地元の若者たちの間で大注目!このフロアで韓国の人気ブランドをチェックするのも面白いかも?
サービス施設:タックスリフォンド
カフェ:café in bus※
<フードコート(地下1F)>
フードコートは今回のリニューアルで7Fから地下1Fに移動。若干店舗が変わりました。チゲ、ビビンバ、キンパッといったおなじみの韓国料理をメインに日本料理風、韓国中華、タイ料理、ファーストフード、サラダミールなどのメニューが楽しめます。ただ営業時間は平日も週末も同じで午後11時まで。深夜は食事できないのでご注意を~
営業時間:10:30~23:00(ラストオーダー22:30)
いかがでしたか?見てまわってみると、1階と5階はコンセプトに合わせてデパート並みの高級感がありますが、そのほかのフロアはデザインや年齢、値段などいろんな面で多様化した感じ。またファッションだけにこだわらず、雑貨や趣味の店も入店し、ショッピングの幅も広がりました。同じようなお店がところ狭しと何軒も並ぶ典型的な市場のファッションビルとは確実に違う、新たなファッションビル、ドゥータモール(DOOTA MALL)。全体的にはやはり、値段は高くなった感は否めないけれど、意外と安いお店もあるので、ステキと思ったら一度手にとってみてくださいね。以上、ソウルナビでした。