国を挙げての一大事!朝から準備バンタン!?
こんにちは。ソウルナビです。今日11月6日は韓国ではなんの日かといいますと、韓国全国民が大・大・大協力体制を敷くスヌン(大学修学能力試験)の日!1994年に始まってから少しずつ制度が変わり、3年前からは試験科目が減ったり、日本語を含む6つの第2外国語選択制度も出来た大学入試制度、スヌン(修能)。今日11月6日は朝から試験会場の近くに警察が5m置きに待機、最寄の地下鉄駅には遅刻した受験生を学校まで送るパトカーが待機、会社員は1時間遅れで出勤というスペシャル協力ぶりを発揮!ということで、今日はその韓国の大学入試の朝をご紹介します!
試験会場への出口~受験生頑張って!by駅長~
日本だったら大学で入学試験を受けますが、韓国では指定された高校で受験。試験当日、会場になった高校の前には受験生の父母や後輩、そして記者たちでごったがえし!「大学に行くぞ~!」という掛け声をかけ、歌いながらチャングやクェンガリなどの韓国の伝統楽器、あるいはペットボトルでリズムをとりながら、み~んなで受験生の健闘を祈ります。
そんな元気な応援団のためにも高校の正門前ではコーヒー無料、くっつく=合格するという意味合いを込めて飴(ヨッ)も無料、そして日本でも受験の日に限って雪が降ったりと厳しい寒さがやってきますが、韓国も入試の日になると毎年冷えることで有名。朝の寒さに備えてホッカイロも無料!と応援体制も準備バンタン!
『寒いぃ~』
そして日本では考えられないほど校門の前に大集合している応援団の風景は、毎年この時期恒例のニューストピックス。応援団に混じってカメラを抱えた記者たちの姿もかなりみかけました。1枚でもいい写真を撮ろうと必死になって場所取り、時には演出と受験生以上に大忙し!
『はい、みんなしゃがんで、そう、キムチ~!』
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『お~ぅ、いい感じ、いい感じ!』
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一方、家から受験生を送り出したお母さんたちは、、、
教育熱の高い国として知られている韓国の親御さんは、もう家になんかにじっとしてはいられない!今、試験会場ではうちの子供が一生懸命頑張って試験を受けてるんだから、その子供のために出来ること、それはやっぱり、、、祈るだけ、、、
『うちの子が大学に合格できますようにぃ~!』
結果発表は12月2日。受験生の皆さ~ん、健闘を祈ります!ファイティング!以上、朝の寒さでかじかんだ手がようやく自由自在に動くようになったソウルナビが会場の校門前からお伝えしました!
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記事登録日:2002-11-06