サウナ、汗蒸幕、チムジルバンの情報、そして韓国エステを楽しむ方法&知っておくと便利な情報もチェック!
こんにちは!ソウルナビです。日本にいると冬はやっぱり温泉シーズン。あったかいお湯に浸かって懐石料理に舌鼓、なんていう旅行を計画している方も多いのではないでしょうか?ナビも温泉好きで、韓国でも昔は地方の温泉に足を伸ばすこともあったんですが、あの日本の温泉をイメージしていくと、なんだか物足りず・・・。最近はソウル市内の近場にある汗蒸幕やチムヂルバンに行くことがほとんど。体もあったまるし、アカスリで肌もつるつる!夏ももちろん楽しみますが、特に寒いソウルの冬には欠かせません。そこで今日は、エリア別にソウル市内の汗蒸幕やチムヂルバン、大型サウナなどをまとめてみました。今度のソウル旅行で韓国エステを体験しよう!という方、お泊まりのホテルや旅行のスケジュールに合わせてチェックしてみてくださいね!また、はじめて体験するという汗蒸幕ビギナーの方、あるいは以前体験したけど、今回は地元の人が通うチムジルバンや汗蒸幕、プルカマ(火釜)、火汗蒸幕などに自力で挑戦してみたい!という方、行く前の準備や注意事項、手順などをまとめたので、ぜひ参考にしてください!
■韓国のあったかスポットいろいろ!
韓国ならではのエステといえば、汗蒸幕を一番に思い浮かべる方も多いはず。あの麻の布を被って入るドーム型の高温サウナです。韓国に来たら一度は体験してみたいところですよね!そんな汗蒸幕だけでなく、韓国には市内中心部はもちろん、住宅街にもサウナ・お風呂施設がたくさんあります。形体はさまざまで、日本の銭湯タイプのものから、スーパー銭湯のような大型のものまで、内部施設も規模もかなり違います。また名前も、汗蒸幕、プル汗蒸幕、プルカマ、チムジルバン、サウナ、モギョクタン、スパ、スパサウナ、スッカマ・・・とほんとにたくさん!韓国で「サウナ」といえば、辞書によると日本のようなサウナのほか、汗蒸幕やチムジルバン、火釜(プルガマ)といった施設もすべて含まれるそう。でも実際のところ、地元の人的にはニュアンスが違うらしいんですよね。そこで今回は、ご両親が汗蒸幕をやっているというナビスタッフに聞いたカテゴリーに分けてご紹介しましょう!
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汗蒸幕(ハンジュンマッ)■◇■
−昔から民間療法として利用された高温サウナ「汗蒸(ハンジュン)」とは韓国に昔から伝わる民間治療法の一つとして知られ、高い温度で体を温めて汗を出し、病気を治すことを意味するとか。その「汗蒸」のための施設が汗蒸幕。一般的に土で作ったドーム型の釜を松の木を燃やして熱し、そのドームの中に麻の布を被って(温度の高い場合)入り汗を流します。これにより新陳代謝が活発になり、美容と健康に効果があるそう。この汗蒸幕はいくつかに分かれますが、特に松の木を燃やして幕(釜)を熱するところは「チャムスッ(松の木の炭)」、ドームの材料によって黄土汗蒸幕、紫水晶汗蒸幕と名前が少しずつ違います。
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チムジルバン■◇■
−昔から伝わる民間療法として体を温めたり冷やしたりする施設「チムジル」も昔から伝わる民間療法で、温泉や熱いお湯に浸かったり、熱い砂に体を埋めて汗を流し病気を治すこと、または薬物や熱いお湯に浸した布や氷を悪いところにあて病気を治すことを意味するそう。そしてこのチムジルに部屋を意味する「バン(房)」が付いて「チムジルバン」。お店によりまちまちですが、黄土房、紫水晶房、塩房、アイス房など、施設内にはいろんなパン(お部屋)があり、高温の汗蒸幕と違って温度が低~中温。また一般的にチムジルバンは男女共用のところが多く、お風呂以外はTシャツと短パンを着て利用します。
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大型チムジルバン■◇■
-韓国式の健康ランドまた最近はお店の名前が汗蒸幕、火釜、チムジルバンとなっていても、それがすべて完備された上に、さまざまな施設が充実した大型店舗がどんどん増えています。どこも基本的に入場料を払えば中の施設をすべて利用でき、料金は一律のところもあれば、利用する施設、時間に応じて違うところもあります。
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スッカマ(炭釜)■◇■
−いろんな温度が楽しめる土の釜のサウナ
プルカマは漢字で書くと火釜ともなり、火で熱する釜を意味。この中には麦飯石などを高温で熱し、その余熱で部屋を暖めるサウナも含まれます。一方、スッカマは炭釜となり、炭で熱する釜を意味します。少しずつ違うものの、チムジルバンや汗蒸幕とほぼ同じようなところも多いですが、特にこのスッカマは室内というより、外にこのドームのような土の釜をつくり、低温・中温・高温と違う温度を楽しめるようになっています。この場合、シャワーは室内にありますよ。
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サウナ■◇■
−男性専用のサウナ地元の人は汗蒸幕やチムジルバンに行くとき、「サウナに行こう」ということもありますが、基本的に「サウナ」といえばビジネスホテルにあるような男性専用サウナをイメージするよう。汗を流してシャワーして、疲労やアルコールをさっぱり解消するあのサウナがまさしく韓国でいう「サウナ」。しかし、これは個人差があるようなので、一概にはいえません。
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沐浴湯(モギョクタン)■◇■
−昔からある銭湯場所によっても違いますが、日本の銭湯のように料金を支払う入口から男女に分かれていて、中にはシャワー施設、サウナ、水風呂、温風呂、熱風呂などがあります。日本と違うところは、ほとんどの沐浴湯でアカスリができること。また営業時間は朝5時ぐらいから夕方8時ぐらいのところが多く、最近は24時間営業のチムジルバンや汗蒸幕の大型店舗がたくさんできて、このスタイルの沐浴湯がどんどん減っているそう。
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韓国の温泉&ウォーターパーク■◇■
韓国の温泉エリアといえば、ソウル郊外は陶磁器でも有名な利川(イチョン)、忠清道は徳山(トクサン)温陽(オニャン)、牙山(アサン)、水安堡(スアンボ)、大田(テジョン)の儒城温泉(ユソンオンチョン)、慶尚道は釜山の東菜温泉(トンネオンチョン)などとありますが、日本の温泉街を想像していくとちょっとがっかりしてしまうかもしれません。温泉目的というよりは、温泉のあるホテルに宿泊して、温泉のお風呂を楽しみつつ、周りの観光地も巡るという旅行をオススメします~!
いかがでしたか?韓国にきたら、韓国ならではのエステを体験してみるのも楽しいですよ!ナビ的にはやっぱり昔から伝わるあの汗蒸幕&アカスリ、ヨモギ蒸しでデトックス!日ごろたまっている老廃物、アカもすっきり落として、ついでに疲れやコリなんかも解消できますよ!以上、ソウルナビでした!