いよいよ11月6日は大学入試の本番!最後の頼みの綱にまかせたゾっ!
こんにちは、ソウルナビです。秋のソウルは、木々もきれいに紅葉し、実りの季節を迎えた大地では、連日収穫に大わらわ。そんなウキウキした季節に反して、一番忙しそうなのは韓国の受験生たち。
そう、韓国では毎年11月上旬に大学入学試験の1次テストがあるのですが、2002年の今年は、11月6日がその運命の日!ご存知のように、日本と同じく、はたまたそれ以上に学歴社会の色濃い韓国では、試験を受ける本人以上に、両親(特にお母さん)など家族一丸となって、受験生と一緒に徹夜をしたりするとか。そして迎える今日この日。今まで積み重ねてきた勉強の成果が発揮できるかどうか、本当に不安とそして期待が入り混じるものですよね。ナビもかつて受験生だった時は朝早く起きて勉強をしたり、頭は冷やして足だけ暖めて集中力を高めたり、トイレに暗記表などを張ったりしていたことがありました…。
日本では、試験の前に「とんかつ」を食べて「カツ」に掛けたり、「鯛」を食べて「めでたい」結果が出ることを願ったりするジンクスが昔から伝わっていますが、こちら韓国でもそのような言葉があるそうです。例えば、問題がよく解ける(答えが出てくる)ようにと巻物状のティッシュペーパー(トイレットペーパー)や、択一試験問題の答えをよく指せるようにと、フォークや斧の形をした飴などをプレゼントするのです。
また昔から受験生へ贈るプレゼントの定番といえば、ねば~っとした飴や、もち米で作ったお餅(チャプサルトッ)。これは、入学を希望する大学の正門の前にくっつけて、自分とその大学をくっつけて下さい!という願いを込めたもの。最近では本来のこの使い方以外にも、ただ単に願かけのためにきれいに包装された飴をお守り代わりにプレゼントすることもあるそうです。
この季節、百貨店や地下鉄の構内、ファンシーショップに文具店、はたまたコンビニエンスストアなどあちこちで飴をはじめとした合格祈願グッズがところせましと並んでいる光景をよく見かけます。それではいったいどんなものが揃っているのか、ここで一挙にご紹介!!
遊び心も満載で、まるで日本のバレンタインデイのプレゼントみたいですね。
* 「合格」の文字がまぶしい
とにかく日本ではあまりみられない(かな)、韓国の合格祈願グッズ。受験に対する関心と、合格を祈願する気持ちがよ~く伝わってきますよね!これらのグッズを目にして、久しぶりにナビも受験生時代に戻った気分になりました。受験生の皆さん!「春」が来るのをナビも応援していますよ!ファイティ~ン!以上、ソウルナビでした。
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記事登録日:2002-11-06