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景福宮の西側エリア!昔ながらの街並みとオシャレなお店が融合した街

こんにちは!ソウルナビです。皆さんは西村(ソチョン)という街をご存知ですか?西村でなく北村(プッチョン)なら知っている、という方も多いはず。景福宮の北側にある北村はソウル中心部にあって伝統家屋が残り、李朝の頃は高級官僚が住んでいたところ。韓屋村保存時域に指定され今でも多くの韓屋(ハノク)が残っています。一方、その北村と景福宮を挟んで西側にあるのが西村。北村が李朝時代の高級住宅街ならば、西村は李朝の時代、医官(医者)や画員(絵師)などの専門職に従事していたちが集まり住んでいたエリア。今日はそんな魅力たっぷりの西村の見どころをご紹介します!それでは、さっそく!行ってみましょう~

西村ってどこにあるの?

西村とは簡単に言うと「景福宮の西側にある村」のこと。仁王山(インワンサン)と景福宮との間にあり、面積は約58万平方m。宮井洞(クンジョンドン)、昌成洞(チャンソンドン)、清雲洞(チョンウンドン)、玉仁洞(オギンドン)、通仁洞(トンインドン)、楼下洞(ヌハドン)、楼上洞(ヌサンドン)、孝子洞(ヒョジャドン)、体府洞(チェブドン)、弼雲洞(ピルウンドン)、通義洞(トンウィドン)の11の洞(町)からなります。地名を見ているだけでも歴史が感じられます。

西村のいろいろ


北村が韓屋保存地域ということはご存知の方も多いかと思いますが、実は西村も2010年、韓屋保存地域に指定されました。北村のようにまとまって韓屋が並んでいるのではなく、街の中にポツポツと建っている感じですが、西村全体では現在も700棟あまりの韓屋があるとか。ちなみに西村はハングルを作ったことで有名な世宗大王が生まれた場所であるから2011年、鍾路区が街の活性化のため町の名を「セジョンマウル」とネーミング。世宗食べ物文化通りなどもうまれましたが、もとからの名前「西村」を使用する人も多く、いまいち浸透していないよう。

西村の見どころ!

それでは、西村の見どころを1つずつチェックしていきましょう!
■街の中には小さな美術館やギャラリーがたくさん!

街の中を歩いているとあちらこちらに小さな美術館やギャラリーが点在しています。日本の草間彌生の作品が展示されているギャラリーや、昔ながらの建物&名前をそのまま利用したボアン旅館というギャラリー、建物自体に歴史的価値のあるパクノス美術館など!また、美術館でもギャラリーでもないけど、道を歩いていると、オシャレなカフェの隣に昔ながらの食堂があったりと昔と今が調和した街。

■韓屋もいっぱい!

700棟あまりの韓屋が街全体にポツポツと点在しています。特に楼下洞や体府洞、通仁洞、玉仁洞の一部には比較的残っています。

■通仁市場のお弁当カフェ!

庶民的な雰囲気漂う通仁市場(トンインシジャン)。通仁市場といえばやっぱりトシラクカペ(お弁当カフェ)。市場内の顧客満足センターでクーポンを購入し、プラスティックのお弁当箱を貰い、市場の中にある加盟店で自分の好きなおかずを購入し、自分だけの特製弁当が作れちゃいます。もちろん、弁当はその場でいただくこともできます!

■気になるお店がいっぱい!

カフェや雑貨屋など、外観をみるだけでも入ってみたくなるお店がたくさん!街の様々なところに気になるお店がありますが、特にナビが気になるお店が多いのは通仁市場を抜け、水聲洞渓谷(スソンドンケゴッ)に行くまでの道のり。

■忘れちゃいけない参鶏湯専門店「土俗村」!

日本人も大好きなスタミナ韓国料理参鶏湯(サムゲタン)。そんな参鶏湯のソウル一!?韓国一!?有名なお店といえば土俗村(トソッチョン)!寒~い冬に食べて体を温めるのもいいけれど、韓国では暑い夏の日に栄養を補給する滋養のメニューとして、汗をカキカキしながらいただきます。特にサムゲタンを食べる三伏の日ともなると、お店の前には長蛇の列が!

■韓屋スタイルのゲストハウスで!

西村を思いっきり満喫するなら宿泊先も西村エリアにしちゃおう!このエリアのお宿はほとんどが韓屋(ハノク)スタイル。ホテルとはまた違った韓屋ならではの雰囲気を楽しめます。

いかがでしたか?北村と近いのに景福宮を挟んで北側と西側でこんなにも違うの?と驚いてしまうほど、まったく別の雰囲気を持つ街、西村。北村のように観光地化されていないので人もそんなに多くなく、昔ながらの街並みに調和するかのようにオシャレなカフェがあったり、地元のアジュンマパワーが凄い市場があったり。韓国旅行といえば、ショッピングやエステ、カジノがメインという方も多いかもしれないけれど、たまにはゆっくりした時間を西村で過ごしてみてはいかがですか?以上、ソウルナビでした。

記事登録日:2014-08-22

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2014-08-19

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