広蔵市場

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韓服を作りたい！屋台でビビンバを食べたい！そんな人は広蔵市場へＧＯ！！

こんにちは！ソウルナビです。韓国ソウルには南大門市場（ナンデムンシジャン）をはじめ中部市場（チュンブシジャン）、京東市場（キョンドンシジャン）などさまざまな在来市場があります。在来市場は韓国のアジュマやアジョシたちのパワーのみなぎる魅力満点の市場！！韓国好きの方の中にも、きっとこの市場めぐりが大好きっという人も多いのではないでしょうか？！今日はソウルの市場の中でも独特な雰囲気を持った鐘路５街に位置する「広蔵市場（クァンジャンシジャン）」をご紹介したいと思います。メインストリートには食べ物の屋台がずらりと並んでいつも活気に満ち、サイドにあるビル内には韓服と生地のお店がひしめき合っています。最近アーケードも新しく設置され、すっかりキレイになった「広蔵市場」！それではさっそくご案内しましょう～。

広蔵市場とは？
広蔵市場は大韓帝国時代の1905年7月5日、漢城府（現在のソウル市）の許可を得てつくられた国内最初の公設市場。当時は交易の手段が複雑ではなく１日市や隔日市、３，５，７日市など非常設の形式が一般的だったんですが、この広蔵市場はそれまでの常識を打ち破って常設の市場としてオープン。当時としてはまさに画期的な市場でした。取引商品は当初は農水産物・薪炭などを中心でしたが、交通手段の発達で商品の搬入がスムーズかつ便利になったことから、現在ではジュダン（絹織物）やポモク（麻布と木綿）、韓服、織物（洋服の布地）、女性衣類品、カーテン地、寝具、手芸、螺鈿の漆器、キッチン用品、輸入商品、青果、干し魚、法事用品、魚、肉、野菜などなど、ありとあらゆる品物を取り扱う大きな市場となりました。また現在では世界観光コース！？にも指定されているということで、国内の人々だけでなく外国人観光客にも人気があるそうです。

「広蔵市場」への行き方は？！
最寄り駅は東大門から１駅目の地下鉄１号線チョンノオガ（鍾路５街・Jongro 5(o)-ga・129）駅。８番出口を出て１分ほど前進すると、左手に広蔵市場「北２門」ゲートがすぐに見え、その先にメインストリートが広がっています。

"野菜たっぷりのビビンバ"に"ピンデトッ・スンデ"！メインストリートはグルメ天国！
「北２門」をくぐって通りに入るとテンジャン（韓国味噌）の香りがプ～ンっとただよい、みなさんを迎えます。通りの両サイドに衣類店や果実店、テンジャン（韓国味噌）のお店などがあり、真ん中にはずら～っと広蔵市場名物の飲食の屋台が建ち並んでいます。好きな野菜をのせて食べる野菜たっぷりビビンバに、直接緑豆をその場でひいて焼いてくれるピンデットッ！たっぷりと中身の詰まったスンデ（ブタの腸詰）にカルグクス、ジョン、マンドゥにお刺身などメニューもいろいろ！昼間はショッピング客、夜は一杯ひっかけよう～！っというサラリーマンたちで一日中活気にあふれています。

野菜に果物・干し魚！布団や衣類を扱う通り
メイン通りの中心からは放射状に道が分かれています。その一筋には野菜や果物をはじめとする生鮮食品を扱うストリートがあります。また干した魚を店先に豪快につるしたお店も多くありました。すこしまたわきの道をはいると、今度は布団屋生地を扱う通りが出てきます。

韓服がほし～い！
あ～！韓服をきてみた～い！ｍｙ韓服がほし～い！！な～んて思ってるアナタ！！「北２門」ゲートからメインストリートを進み、真ん中あたりの右に位置する階段をあがった２階にある韓服コーナーにいってみましょう！！こちらには華やかな韓服のお店がずらりと並び、大人用のものからお子様用まで幅広く取り扱っています。もちろん韓服を着るときに必要なインナーや靴や足袋まで一式そろっています。それぞれのお店には出来上がった韓服はもちろん、オーダー注文に必要なジュダン（絹織物）、ポモク（麻布と木綿）といった布地類もしっかり用意されています。

こちらのお店ではご主人の息子さんとお嫁さんの写真を店にたくさん貼り付けてあり、お店の名刺にも息子さん夫婦をモデルとして使ってらっしゃいました。これにはナビもちょっとビックリ！ナビは取材中、｢アガシー　ハンボク　マンデュロヨ～！｣（お嬢さん！韓服作りなさいよ～！）とか言われ引き止められ、思わず欲しくなっちゃいました！！

この布地で何か作ってみようかな？！
韓服売り場から元の１階メインストリートへ戻り、すぐ左に広がる食品をあつかうストリートつきあたりに、またも２階へと続く階段が・・・。そこにはすっごくたくさんの数え切れないほどの種類の布地がつまれていました。ツイードやサテンなどの布地はもちろん、あらゆる素材の布地を見ているだけでもまた楽しくなってきちゃいました。

※ 亡くなった人の衣装？
中でも目についたのは麻系の布地を多く取り扱っているお店。サンベ（麻布）、モシ（からむし）などといった麻系の布地がどっさりと積み上げられていました。韓国では人が亡くなるとサンベで作ったスイと呼ばれる服を着せ、遺族も同様にサンベで作ったサンボクという衣装をまとい、お葬式などに参列するそうです。またスイは生きている間に自分のものを自分で作っておきます。そうすると長生きできるという言い伝えがあるらしいです！

いかがですか？近頃は市内にも大型マーケットが増え、このような在来市場の景気もぐ～んと下がってしまっているそうですが、ナビはやっぱりこんな市場が大好きです！いつまでも残っていてほし～って感じ。日本の市場とはまた違った、韓国固有の文化を感じることのできる、ほんと外国人にも楽しめるスポットだと思います。ぜひみなさんも新しく衣装変えした「広蔵市場」で腹ごしらえし、韓服のお店も見学して、ついでに螺鈿などの小箱などお土産に買ってみてはいかがでしょうか？以上、韓国市場大好きなソウルナビがお伝えしました。

記事登録日：2004-10-25

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基本情報

住所	ソウル市鍾路区（チョンノグ）礼智洞（イェジドン）６−１
住所(韓国語)	서울시 종로구 예지동 6-1
電話番号	02-2267-0291〜2
営業時間	8:00-18:00ぐらい（ネックレスのお店は-22:00ぐらい）
休業日	日曜日／祝日／正月／旧正月／夏季休業（8月の初めぐらいに3-4日ぐらい）／秋夕 ※日曜、祝日と夏季休業は2階の店が中心で休業。それ以外は、一部営業する店舗もあります。 ★2015年正月：1/1休(ネックレス部門は営業) ★2015年旧正月：：（飲食店）2/19休、（ネックレス）2/18－2/20休、（その他）2/18－2/22休　※店によって多少異なる。 ★2015年夏季：8/3 - 8/5休 ★2015年秋夕：9/26(土)－9/29(火)休
日本語	一部簡単な日本語可能
ホームページ	http://www.gjmarket.org/html/main.html (韓国語)
その他の情報	＊営業時間、休業日、ホームページの情報を更新しました。基本情報を確認しました。<2012.5.30> ＊営業時間を更新しました。基本情報を確認しました。<2012.7.13> ＊2013年秋夕の休業情報を更新しました。<2013.8.23> ＊2014年旧正月の休業情報を更新しました。<2014.1.15> ＊ホームページを更新しました。<2014.7.9> ＊2014年夏季休業情報を更新しました。<2014.7.10> ＊秋夕の休業情報を更新しました。<2014.9.2> ＊旧正月の休業情報を更新しました。<2015.2.10> ＊2015年夏季休業情報を更新しました。<2015.7.24> ＊2015年秋夕休業情報を更新しました。<2015.9.25> ＊ホームページの情報を更新しました。<2017.1.13>
行き方	地下鉄１号線チョンノオガ（鍾路５街・Jongro 5(o)-ga・129）駅８番出口を出てまっすぐ行くとすぐ。徒歩１分。 [地図で見る] [乗換案内]