食べ物流行ニュース～チムタク大ブーム【新村・梨大編】！

こんにちは！ソウルナビです。今、ソウルで流行ってる食べ物は？というと、迷わず出てくるのが、「キムタク！」じゃなくて「チムタク！」週末はもちろん、平日でも夜、ご飯時に行くと、ここ、韓国で行列ができるというかなりの人気ぶり！そんな噂に敏感な韓国、特に若者が集まる新村（シンチョン）、鍾路（チョンノ）などではチムタク屋があっという間に増殖してますよ～！以前はタッカルビやヘジャンクッ、タットリタンを専門にやっているお店まで、チムタクをメニューに加えて、さらにチムタクの方がよく売れてる！というから皮肉なもの。今日はその噂のチムタクのお店を一挙に大公開しちゃいます！

そもそもチムタクは？
１９８０年代中ごろ、慶尚北道（キョンサンプット）安東（アンドン）の在来市場にあるトンタッ（鶏の丸焼き）路地で新しく生まれた鶏料理。醤油ベースのタレに400度の高温で20分蒸した鶏、玉ねぎ、唐辛子、じゃが芋、人参などの野菜を加え、最後にタンミョン（春雨）を入れて強火で煮た、甘さと辛さが一度に味わえる韓国風無国籍？料理とも。韓国では同じく鶏料理のタットリタンにプルコギの味付けを加えたとものとも言われてますが、ナビ的には筑前煮に唐辛子を加えてメリハリのある味付けにした感じかな？

このブームの始まりは？
チムタクの故郷、安東の街で育った若者が昨年１０月にソウルで始めたチムタクのフランチャイズチェーンがブームの火付け役。チェーン店があっという間に増えたのと広告効果も加わってさらに巷では大人気！

味は？
辛さはお店によって差があり！でも脂の落ちた鶏肉が淡白ながらもジューシーで、味付けが割としっかりついてるからご飯とよく合う合う！スープとタンミョン（春雨）をご飯にのっけて食べると中華ドンブリ風でイケルイケル！このチムタクを1マリ（1羽）注文すると２人では食べれないくらいたっぷりの量。３～４人分はありますかね。（でもお店によって量の違います）パンマリ（半羽）の注文も受けてくれるところもあるので、２人で行くときはパンマリ（半羽）がちょうどいいでしょ～。

お店の感じは？
お店に入ってみるとほとんど若い人一色。これは、木を基調としたシックでおしゃれなインテリアも一役かってるよう。だいたいのお店が新しくできたところでとってもきれい！恋人どうしで来ても雰囲気がいい！量が多いから大勢で来てもワイワイ食べれる！今までにソウルではあんまりなかった味！この辺がブームの秘密っぽいですョ！

それでは、街別にチムタクのブームぶりをチェック！
＊実は取材後も続々チムタク屋が登場しています。とりあえずは１２月はじめまでの情報！

～新村・梨大編～

以前に流行ニュースでもご紹介したけれど、新村（シンチョン）はほんとお店が変わりすぎすぎ～！この前も飲み屋を探していた学生風の２人の男の子が突然立ち止まって、「アォッ、お店無くなってるよ～、オ～イ！」っといっている場面を目撃しました。ナビもその時後ろで「よくある、よくあるっ」と一人うなづいていたのでした。とにかく、そんな新村（シンチョン）から梨大（イデ）にかけてはチムタク屋が一挙に１０軒出来ました。（ひぇ～ッ）それではさっそくご紹介！

｢メク（脈）｣

元来へジャングッのお店。だからへジャングッとチムタク両方食べられる！
昔の民家をおしゃれにしたようなお店の雰囲気と店員のサービスは、長年へジャンクッの２４時間営業をやってきたという自信を感じますぅ！

＜ナビチェック！＞
最近出来たチムタク屋はインテリアのモダンさもウリ！でも、ここは、そんな流行もなんのその、伝統的な雰囲気の中で食べるチムタクがいい。
また、ハンマリ（1羽）は２人で食べるには多いんだけど、、、という人もご安心を！ここは、パンマリ（半羽、10,000ウォン）があるのがうれしい！
パンチャン（おかず）はサラダとたっぷりのカクトゥギ。
サラダも多めが辛さを紛らわすのにもってこい！
チムタク自身は辛いながらもまろやか～ん。
ジャガイモはほとんどなし。でもニンジンがポイント！
タンミョン（春雨）は"入はさみ"なし！

チムタク１羽： 18,000ウォン
チムタク半羽： 10,000ウォン
へジャンクッ： 3,500ウォン

* 営業時間：２４時間営業（チムタクは朝の６時まで）
* 電話番号： 02-313-3217

｢ミョンカアンドンチムタク（名家安東チムタク）｣

＜ナビチェック！＞
店もテーブルもこじんまり。
チムタクは上に乗るえのきがポイント！
じゃが芋少なめ。辛さは普通
汁が少なめ、量も少なめ（意外と2人で行っても食べきれるかも）
※ナビは４人で食べたからか、すぐなくなりました。
メニューにパンマリ（半マリ）もあったような、、、でも２人1羽でも十二分くらい。
ご飯は赤飯みたいな黒米。
＊若い男の子達が気持ちよく働いている、、、女の子にはポイント。ここはチムタクの入門編、という感じ？！

ハンマリ（1羽）： 18,000ウォン

* 営業時間：１０：００～２２：００
* 電話番号： 02-392-1473

｢ポンチュチンタク（鳳雛チムタク）｣（新村店）
ソウルで一番話題になっているチムタク屋？といったらまずここ、「鳳雛チムタク」。インターネット、雑誌の話題の料理、「チムタク」のお店紹介に必ず登場してくる。チェーン店で新村２軒、梨大１件、弘大１件、江南１軒、明洞1軒と店舗数も多くて、ナビくんが平日に行ったときはなんと５０分待ち！かなりの人気炸裂中！

ハンマリ（1羽）： 18,000ウォン
ハンマリパン（1羽半）： 26,000ウォン

* 営業時間：１１：００～２４：００（ラストオーダー２３：００）
* 電話番号： 02-363-3623

｢タンガマアンドンチムタク（タンガマ安東チムタク）｣
ハンマリ（1羽）： 18,000ウォン
ハンマリパン（1羽半）： 26,000ウォン

* 営業時間：１２：００～２４：００
* 電話番号： 02-3141-1519

｢ファフェアンドンチムタク（河回安東チムタク）｣
新村（シンチョン）のチムタク屋さんの中では早くに始めたお店。グルメストリートに面していることもあってか結構行列ができているけれど、味は賛否両論！

パンマリ（半羽）： 12,000ウォン（～１６：００）
ハンマリ（1羽）： 18,000ウォン

* 営業時間：１１：４５～２３：００
* 電話番号： 02-312-6859

｢アンドンポンゲチムタク（安東本家チムタク）｣
国鉄新村駅のすぐそばにあるチムタク屋さん。

ハンマリ（1羽）： 18,000ウォン
ハンマリパン（1羽半）： 24,000ウォン

* 営業時間：１１：００～２３：００
* 電話番号： 02-312-7263

｢アンドンデゲチムタク（安東大家チムタク）｣
新村（シンチョン）のチムタク屋さんの中では早く始めた方のお店。グルメストリートに面していることもあってか結構行列ができているけれど、味はやっぱり賛否両論！

パンマリ（半羽）： 10,000ウォン
ハンマリ（1羽）： 18,000ウォン
ハンマリパン（1羽半）： 26,000ウォン

* 営業時間：１０：００～２４：００
* 電話番号： 02-313-2244

｢ポンネチムタク（ポンネチムタク）｣
* 営業時間：１１：００～２３：００
* 電話番号： 02-325-8101

｢チョンガッチッ・アンドンチムタク｣
パンマリ（半羽）： 10,000ウォン
ハンマリ（1羽）： 18,000ウォン
ハンマリパン（1羽半）： 26,000ウォン

* 営業時間：１０：００～２４：００
* 電話番号： 02-365-1417

｢ユジンココデタウン｣
日本のテレビでも紹介された元々は鶏料理専門店。チムタクがメニューに加わってからまだ間もないらしい。

＜ナビチェック！＞
・まず、辛い！ナビが食べた中でも一番をつけてもいい感じ。
・パンマリ（半マリ）はメニューにはないけど言えば出してくれる。（外のメニューにはあり）
・中に入っている野菜のポイントは、他にはあんまりないサツマイモ。
・それから上にのっている細切りのホバク。
・辛い辛い！とヒーヒー言ってたらおばちゃんがコーラをサービスしてくれた。

パンマリ（半羽）： 10,000ウォン
ハンマリ（1羽）： 18,000ウォン
サムゲタン（参鶏湯）： 8,500ウォン
ヤンニョムチキン（味付けチキン）： 9,000ウォン

* 場所：地下鉄２号線シンチョン（新村・Shinchon）駅から延世大学の正門通りに行く途中のナイキの手前を入って３００ｍ行った左側。
* 営業時間：１１：００～翌日１：００
* 電話番号： 02-365-1750