ファッションビルなどでの衣類品試着方法
かわいくて安いのが魅力のソウルでのファッション。ソウル旅行の目的のひとつがショッピング、という方も多いのではないでしょうか?ところ変われば文化も風習も変わるのが海外旅行の醍醐味ですが、ショッピングについても、いくつか注意が必要なことも。このコーナーでは、そんなちょっとした違いなどを、お知らせします。
試着ってできるの?ちょっと気に入ったものがあると、試着をしてみないとやはり不安ですよね。パッと見ではなかなか…。日本では、たいていのファッションビルでも試着室が別に設けられていて、ある程度自分の自由に試着をすることができますが、ソウルにあるファッションビルでは、そのようなブースがなく、大きめのスカート(てるてる坊主のような…)を上からすっぽりとかぶって、他のお客さんの前で試着をするのが一般的。また、日本でもそうかもしれませんが、セーターなどのかぶりものは、あまり歓迎されないようです(できないところがほとんどかも)。また、卸売りを特長とする市場(シジャン)などでは、試着自体ができないところもありますので、注意が必要です。
広げる?広げない?
日本の洋服屋さんでは、いいと思った洋服をどんどん手にとって、広げてみることが喜ばれますが、ソウルでは、お店に並んでいるたいていの洋服がハンガーにかかっていて、目でまず見ることができます。なので日本での普段のお買い物のように、手にとって広げて…という行為は、店員さんもあまりいい顔をしないようです。きれいにたたまれているものを広げようとすると、すかさず「ハンガーにかかっています」という声が。でも、やっぱり自分の手で広げて素材感などもたしかめてみたいですよね。
いざ、買おう!買い方に関しては、日韓の間にそんなに差はないと思いますが、せっかくのソウルでのショッピング、日本ではなかなか経験のできない「値切る」ことも旅のおもしろみ。とはいっても、他のお客さんがいるときにそのようなことを持ちかけるのは、他のお客さんに対しても同じサービスをしないといけないことになってしまいますので、逆効果。誰もいないときに、そっとささやくのがポイントのひとつ。また、ただ「サゲ ヘジュセヨ(下げてください)」などというよりは、「2万ウォン バッケ オプソヨ(2万ウォンしかありません)」などと、具体的な金額を言うこともひとつの手。あとは、これとこれを買うので、1つサービスしてください、などもよく聞きます。とはいっても、端数程度を下げてもらえるのが一般的で、あまりしつこくしてもいい効果は期待できないかもしれないので、あくまでほどほどに…。
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記事登録日:2002-12-12