15000ウォンでクラブをはしご!
皆さんこんにちは!今回はご存知の方も多い、弘大(ホンデ)の月一回の大イベント"THE CLUB DAY"に行って来ました~弘大のクラブデーといえば毎月、最後の金曜日に行われるクラブ好きにはたまらない、それはそれはとーってもお得なイベントなんです!というのも、通常1ヵ所ずつ入場料を払わなければならないところをこの日に限って一軒目のお店で入場料を払ってしまえば、後は弘大中のクラブを好きなだけ行ったり来たりできるんですよーーーっ。これはもう行くしかないでしょう!
といっても、2、3年ぶりであろう弘大のクラブ。さらに三十路もとうに過ぎたアジュンマ2人で若者だらけのクラブに・・・「年バレて入れさせてもらえないかもよ」「もっと露出度の高い服を着てくるべきだった・・・」とブツブツ言いながら、とりあえず一軒目へ~
*注:中には入れないお店もあります
まずは地下鉄2号線弘大入口駅から一番近い「NB」へ。「NB」は以前「NBINB」という名前でした。いつのまにか「NB」にに名前が変わりましたが、経営者は前と同じくY.G FAMILY代表ヤン・ヒョンソク氏のままです。「NBINB」時代もかなりの人気でしたが現在も人気は衰えず。クラビングまだまだこれからという夜10時半、すでに建物の前には人・人・人!!何かと思ったら、あまりの人の多さに入場規制をしていて大行列を作っていたのでした。これじゃ何十分かかるかわからない・・・ということで「NB」へはまた後で来ることにして、とりあえず他へ行ってみることにしました。
ちょっと歩いて「HOOPER」と「SAAB」のある建物へ。ここもまた人だかりになっていますが、列までは作っていません。まずはここへ入ってみようとチケットを買うことにしました。料金は15000ウォン。てっきり10000ウォンだと思い込んでいた私たち。いつからか15000ウォンに値上がっていたようです^^;一人15000ウォンを払い、手首にチケットを巻いてもらい、一杯分のドリンクチケットも一緒にもらいます。ついでにクラブの位置が描かれている地図ももらいました。これでもうバッチリ!
まずは地下(でもほんとうは1階らしい)に下りていき、「SAAB」へ。それほど広くないせいか、結構人がいるように見えました。その後、上の階へ上がって「HOOPER」へ~この時は2ヵ所ともヒップホップがかかっていましたが、「HOOPER」の方はDJが30分ごとに変わり、トランス以外のジャンルは全て、K−POPまでかかるということなので韓国クラブ初心者にオススメとか。
弘大正門前にある公園のすぐ裏にある
「CARGO」。ここはつい先日まで「MATMATA」だったような気がするのですが・・・中へ入ってみると、やはりそうでした。「MATMATA」時代と全く同じ作りです。かかっている音楽も同じような感じでした。名前だけ変わったのかな?外国人がたくさんいます。
お次はオレンジの丸い看板がかわいい「TOOL」。地下へ続く階段がなにやら真っ赤でいい感じ・・・と思ったのもつかのま、人もあまりいなくてイマイチでした。すぐに出て並びの「JOKERRED」へ。何年か前に来たことがあったのですが、相変わらずトランスが・・・嫌いではないのですが、トランスにどうも乗ることが出来ないのです(涙)。でもここはわりと広々とした雰囲気なので、踊らなくても音楽を聴きながら飲んだりしてもよさそう。やはりここも人が少ないので、早々に引き上げることに・・・
次のクラブへ~と歩いていると、手元の地図には載っていない
「funky funky」というクラブが!しかもこの場所、私が以前よく行っていたジャズバーだった所!!確認してみると、クラブデーのチケットで入れるとのこと。これは入るしかないっと入ってみることに。1階がバーになっていて地下がクラブになっています。が、入ってみると、インテリアが以前のジャズバーの時のまま・・・そしてfunkyではない・・・。う~ん・・・ということで即退散。ま、韓国ではよくあることですよね^^;
そしてまたまた地図にはないクラブを発見!
「COD」です。ここは特に目立つ看板等もないので、少しわかりづらいかもしれません。ここもまた階段を下りていきます。入口にはなぜかアメリカのキャラクターが描かれた足拭きマットが・・・。意味不明です。でも店内は、なかなかかわいいインテリア。でも人がほとんどいません。ジャンルは、ヒップホップだったようなハウスだったような・・・日本から有名DJなどを呼んでイベントもしてるようなので、ぜひイベントの時など人の多い時にもう一度行ってみたいなと思いました。
「halabuge」ここはもともと「HODGE PODGE」だった所を「HODGE PODGE」の移転後そのまま名前を変えて使っているようです。ここもまた何年か前(「HODGE PODGE」時代)に行き、すごい人で窒息死するんじゃないかと思った覚えが・・・天井が低いのか少々圧迫感を感じます。この日も結構な人でした。他に比べて年齢層が低かったような気がします。ジャンルはロックっぽかったような・・・(すいません、記憶が・・・)
ついでなのでお向かいの
「MI」にも行ってみることに。ここはまぁまぁの人。年齢層は「halabuge」よりは高く、サラリーマンのような人もいました。ここはエレクトロニカ、テクノが主のようです。この時はハウスが。一緒に行った友達は結構気に入ってました。
弘大で最も古いクラブといわれている
「SKA」。「SKA」という名前からてっきりスカがかかるのだろうと個人的に心をワクワクさせていたのですが、行ってみたらロック・・・というよりも、オールディーズでした。オールディーズは嫌いではないのですが、クラブは初めての体験です^^;かなり狭いのですが、20代の若い人たちから40代と思われるオジサンたちまででぎっしりと、幅広い客層には驚かせられました。さらに驚いたのは「ツイスト&シャウト」がかかった時のあの異常な盛り上がり。この時代にまるで無縁そうな若い人たちが、この曲になったとたん大声で叫びながら跳ねて、一気に盛り上がっているのを見てもうビックリです。でもなんだか微笑ましかった・・という私は歳なんでしょうね・・・
路地を入って行くと隠れ家的な建物があります。その地下が「COSMO」。広々とした作りで、なぜか、お立ち台のような所に乗って踊っている人多し。でも他に比べて踊りが上手い人が多いです。
そして「NB」についで人気があるという「DD」。狭い上にすごい人で奥に入って行くこともできませんでした。狭いながらも皆、両隣りのことも気にせず、ひたすら踊っている女の子が多かったのが印象的でした。
これだけのクラブを回った後は、やはりさっきの「NB」だー!あれだけ人気のクラブ、ぜひ行かなければ!!と来た道を戻っていると、「HARLEM」とかなり大きくて目立つ看板が。名前といい、実は以前から気になっていたんですよね・・・ 地図にはないけど入れるかも?と行ってみました。するとクラブデーのチケットでは入れないそう。ああ残念。
気を取り直して「NB」へ・・・するとさっきよりもすごい大行列!!!もうこれは何分かかるかわからない。というよりも出てくる人がいないのに、どうやって人を詰めるんだろう?と不安になった私たちは今回は諦め、クラブデーではない他の日に出直すことに。大人気の「NB」に入れなかったのは残念ですが、これだけのクラブを15000ウォンで回れて、しかも14ヵ所といわれたクラブもそれ以上の数で大満足なクラブデーでした!
これだけあればきっとお気に入りのクラブも見つかるはず!入ってから、「うっ・・こんなはずじゃ」とならないためにも、韓国のクラブ初体験の皆さんにはクラブデーはぜひオススメです!!
その他情報
※2004年10月現在の情報です。
*2008年の1月からサウンドデーとクラブデーが一緒になったようです。毎月最後の金曜日にクラブデーと題して、以前のサウンドデーの参加店もクラブデーに加わった形で開催。また料金も20000ウォンになりました。<2008.2.29>
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2004-10-07