南山コル韓屋村でソルラルの雰囲気を味わおう!
明けましておめでとうございます(セヘ ポッ マニ パドゥセヨ!)。みなさんご存知のように、韓国は旧暦で新年を迎え、旧正月を祝います。旧正月は旧暦の1月1日を挟んで前後3日が公休日でお休みになり、さらに土日も加わると最大5連休の長い連休に。人々は田舎に帰ったり、また海外旅行に出かけたり。おかげでソウルの街はいつもになく静か~な街になってました。ナビも少しは韓国の旧正月というものを感じた~い!そこで今日はソルラル特別イベントを見に南山コル韓屋村にやってきました!なんでもこちらでは毎年旧正月のイベントが行われているとか。それではさっそく、GO!
地下鉄チュンムロ駅からすぐ!
地下鉄3・4号線チュンムロ(忠武路)駅から降りてすぐ、早くも綿菓子屋さんを発見。ん~、なんだかお祭りムードが高まってきたぞっ!人の流れに乗って南山コル韓屋村へ行く道、たいやき(プンオッパン)屋、ホットッ屋、カルメ焼き屋、ヨッ(飴)屋などの出店に人だかりが。ナビも我慢できずにイェンナルホットッ(昔風ホットッ、油で焼くのではなく、さっぱり焼き上げた白いホットッ、ナビの好物)を買っちゃいました。
いろいろな民俗遊び!
口にほおばりながらさらに上っていくとっ!あそこっ!人がたくさん集まってる~!どれどれ?近づいてみると子供から大人、おじいちゃんからおばあちゃんまで、いろんなお正月遊びを元気に楽しんでいましたョ!
チュルノムギ(縄跳び)
「せ~のっ。」
みんなの呼吸を合わせるのはなかなか難しい。「じゃあ、もう一回、せ~のっ」
ユンノリ(すごろく)
大人も子供も一緒になって、投げられた木片をのぞき込み一喜一憂。
ノルティギ(シーソーもどき) 韓服に身を包んだおじさんが大はしゃぎ。人ごみの中からぴよ~ん、飛びぬけて現われる大元気のおじさんがほんと、楽しそう!
トゥホ(投壷・槍を壷に入れる遊び) 距離がそんなに離れてないから簡単かと思ったら、何気にこれもなかなか入りにくい。大人も子供に戻って大頑張りの巻。
チェギ(チアガールのミニボンボンを足で打って遊ぶ)
これがかなり難しい。股関節の固いナビとしては足を上げるだけでも一苦労!
サバンチギ(ケンケンパ)
マス目に石を投げ、石を投げたマスを踏まないで飛ぶゲーム。似たの子供のころやったことある!
<池の様子>
伝統公演
旧正月、南山コル韓屋村の特設舞台ではソルラル(旧正月)の特別公演が開かれます。「今日は無形文化財の先生と一緒にすばらしい舞台を披露いたします!」舞台が準備中のときからなにげに待っていたおじいさんたちが、歌が始まると同時に思い思いに踊り始めます。おおさすがツアーのバスの車内でもどこでもおじさんもおばさんもみ~んな踊りまくるというお国柄、みなさん踊りなれてる感じ。ナビはサムルノリなどの踊りもちょっと期待していたので残念だったけど、あの女性たちの声量はかなり圧倒されるものが・・・
体験コーナー
さらに階段を上って行くと、凧作り、いぐさ編み、もちつきなど、子供だけでなく大人たちも楽しめる体験コーナーがあり、また旧正月に食べるインジョルミというお餅や薬菓などの韓国の伝統菓子やお酒などの販売コーナーもありました。それからサッカーワールドカップにちなんで、みんなの願いを紙に書いて紐に結ぶサッカー健闘祈願ツリーもありました~!
ヨンマンドゥルギ(凧作り)
やっぱり子供よりお父さんの方が夢中になっているような・・・出来上がった凧は揚げに行くのはやっぱり元気な子供たちが。「あれ~揚がんないよ~」「もっと広いところで走ってごらん!」
トッチム(餅つき)
「い~よいしょ~、よいしょ~」
いぐさ編み
ポクジョリは、置いていると一年中福が来るというもの。もともとはお米を掬う道具です。
願いを書いて
<伝統家屋の中でも>
販売コーナー
伝統餅のインジョルミなど。
伝統酒、民俗酒販売
まだまだ寒いソウル、日本の正月に1ヶ月以上遅れてまた新年の挨拶をするのが最初はなんだか実感が湧かなかったナビ、でも韓服を着た韓国の人たちとお正月を過ごしてみると、新しい年を迎える気分に少しずつなってきました。今年も一年、みなさんにとってよい年でありますように!以上、南山コル韓屋村からソウルナビでした。