韓国の新しいチャイナタウン!
こんにちは。ごぶさたしております。たかのナビです。今日はちょっと地下鉄に乗って大林洞(テリムドン)までやってきました。はて、大林洞?そうなのです。先日もるみさんのレポートにもありましたが、ここには最近、中国からやってきた朝鮮族の人が多く住み着き、あたかも中華街のようになっているとか?というわけで、日本からやってきた友人とちょっと足を伸ばして大林洞までやってきたのでした。それではさっそく行ってみましょう!
地下鉄1号線新道林駅から2号線に乗り換え、1駅目の大林(テリム)駅で下車。そのまま歩道橋を渡って、8番出口を出ます。道の反対側には「青春列車」と書かれた飲み屋さんがあります。その目の前の通りを道なりに左へ。7号線の出口を過ぎ、次の横断歩道を渡り、そのまま横の道に入ります。
しばらくは普通の街の道。見える物はハングルばかり。あれ、ほんとうにここにあるの、、と思った頃、漢字の看板を発見。そして十字路にやってくると、次々に漢字の看板を発見!多くは食べ物屋さんのようですが、中には両替所もありました。
十字路を右に入ってみましょう。こちらにも漢字の看板がぽつりぽつり。牡丹江、、、地名に北の香りがします。はて奥に見える字、、、「狗肉城」まさか犬?
十字路に戻って、元の道の続きを歩いてみましょう。旅行社もありました。そして再び「狗」の字。ここはいつの間にか狗肉料理通りとなっていたのです。看板のメニューももちろん漢字、そこにも「狗肉」という字が、、、
食材屋さんを見つけました。こちらは中国食材からテレフォンカードまで、さまざまなものが売られています。中国の食材はなかなかソウルで買うことはできません。さっそくトンポーローの缶詰、桃のせんべいみたいなお菓子、椰子汁ジュースを購入。友人は中国のお酒を買い込みました。
さらに行くと、ますます漢字の看板が増えてきました。電話局も発見。「北京電話局」また名前がでかい。また食堂の店先では揚げパン(油条、でしたっけ?)が売られてました。天日にさらされていましたが、そそります、、、看板にはいままでみたことがない漢字も。金が3つ?
次の大きな道にぶつかりました。よーく見るとさらに漢字の看板は続いているようです。
今度は左へ。やや大きめの車通りですが、両側に漢字の看板が見えます。「吉林飯店」、、、やっぱり故郷の味でしょうか? 再び狗肉の字を発見。「餃子王」という文字にまたそそられます、、、「羊肉串」にもそそられます。
次の角を左へ。再び車が少ない道に入ります。こちらにも漢字の看板がいっぱいありました。中にはハングルの読みも。この町のおもしろいのはハングルと漢字が同居、混在していることですね。
市場にやってきました。こちらはほぼ韓国風市場ですが、少し中国のものもまじっているようです。
お腹がすいたので1件の食堂「沈陽相俊?飯店」に入ってみましょう。店はテーブルが3つほど、小さな小さなお店です。メニューを見ると狗狗狗という文字が。狗料理の種類がたくさんありました。狗肉チャーハンらしきものも。とりあえず狗肉のスユクと水餃子を注文。お通しもちょっと違います。
これが狗肉のスユク。韓国風とちょっと違います。まんなかにはどどんと香菜(だと思います)。味の方はまさしく犬肉というかんじで(実は舌触りがちょっと苦手)まあまあでしたが、時々堅い物が、、、ちなみにヤンニョムはひじょーに辛かったです。
こちらが水餃子。2人分ながら多めにしてくれました。これがうんまい!ソウルで食べた水餃子の中で一番うまい!横浜中華街レベルです。こんな小さい店なのに、、、まったくあなどれません。
店のおばちゃんは数年前に中国東北部のシェンヤンからソウルにやってきたとのこと。シェンヤンでもお店を出していたそうです。また娘さんが日本に留学していて、毎日電話をしているとのこと。今から電話して話する?といわれましたがちょっと遠慮しました。お客さんはほとんどが中国からやってきた朝鮮族の人だそうです。ちなみにおばちゃんの言葉に方言はほとんどありませんでした。
いかがでしたか?大林洞のチャイナタウン。実は2年前にも足を伸ばしたことがあるのですが、そのときよりずっと店が増えてました。仁川のチャイナタウンとは違い、なお成長過程にあるチャイナタウン。ソウルでこれだけ「異国情緒」がある街もまたおもしろいと思います。今後どれだけソウルの街に浸透していくか、これからが楽しみです。それではまた水餃子を是非是非食べに行きたい、たかのナビがお届けいたしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2003-06-20