韓国のパッケージ旅行、今明かされる真実!
こんにちは!おたみです。皆さん、夏休みはどこか遊びに行かれましたか?毎年日本に帰っていたおたみも今年は金欠気味で日本行きは断念、でもそれじゃあ寂しすぎるなぁと思いつつ格安国内旅行を考えていたところ、なかなか魅力的な情報をキャッチ!それは電気とかケータイかなんかの明細書と一緒に入ってたLGショッピングの商品券サイズの広告。見てみると「ワールドカップ4強進出特別イベント!2泊3日、済州島の旅!」なにこれ、済州島?!しかも安い!(ホテル、飛行機、観光、朝食、昼食付きで22万ウォン)いいんじゃないのぉ~!
っということで今年のおたみの夏休みは済州島に決定!
たみの韓国激安パッケージツアー参加レポート、すたぁと!!
まず、朝の6時40分に金浦空港のお餅屋の前に集合。旅行の前の日はなぜが夜更かししてしまって、朝が辛い!地下鉄が予定より時間がかかって歩く歩道も思い荷物を抱えてダッシュで。もうかなり筋肉ぷるぷる。死ぬ思いでやっと集合場所に着いたら、あらら、、、すごい人。これってもしやみんな同じツアーの人だったりして。。。こんな人気のツアーだったんだ~。
そうこうしているうちに飛行機の搭乗時間、済州島に向かって出発!
済州島到着!
わぁーー。とうとうやってきました。韓国の南の島、済州島!
連日の雨で天気が心配だけど、、、晴れるといいなぁ。
済州島の空港で少し待った後すぐにバスに乗って出発、そのまま観光に突入だぁ!
なんとこの日のバスは3台。お~、すごい団体ではないか!
今回の見所?
翰林公園(ハンリムコンウォン)
ここで、植物園、鍾乳洞、盆栽園見学。かなりの広さなのに時間が30分の予定。もう見学どころではなくぷりぷり競歩でまわる。
石窟園(クムヌンソックルウォン)
ここは自然を背景にたくさんの彫刻像が展示されているところ。済州島のシンボル、トルハルバンはもちろん、済州島の庶民の生活の様子などが表現されています。ちょっと気になったのが子供も大人もお尻を出している石像が多いこと。さらに覗き見しているっていうパターンも結構あるんです。
<これは女の人が用を足してるところ。下からはトンテジ(うん豚)が待ち受け遠くでおじさんがのぞき見してるという絵。おたみもちょっと真似てみる。>
ソッチコチ
済州島を代表するさいこうの絶景地。日の出がとても美しいといわれる城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)その峰を遠くから眺めることができる済州島の端(コチ)。
おたみはここで美しい海と峰を背景に記念写真。(あれ、岬はどこへ、、、)
そこで海女さんのおばあちゃんが、あわびやらナマコやらを売っていて、ツアー参加者の何人が食べたいと時間もないけど味見することに。これ全部で10,000ウォン!
天地然瀑布(ポッポ)
天と地をつなぐ滝と言われ、済州島の有名な5つの滝の中の1つ。散歩にも最適で、地元の人たちのデートコースにもなってるんですって。入口から滝まで往復30分ほどの道には天然記念物にも指定されている植物や動物たち棲息し、たくさん楽しめちゃうということ。ちなみに済州島の人は入場料が半額になるらしく、地元の人も気軽に利用できるようになってるみたいです。
神秘の道路(トケビドロ)
この道路は、実際は上っているのに下がっているような感じがしてしまう、という神秘の道路。他のツアーの参加者達は降りて確かめたりしてたみたいなんですが、その時おたみは?!疲れて寝てました。
火山口(サングムプリ)
済州島にも昔は活火山があったということなんですが、ここはその中の1つ。火口の大きな穴にはもう緑が生い茂り単なる丘のように見えたりもするけど、一種異様な魅力におたみはちょっと吸い込まれ気味。(さらにどこまでも続くこの緑が嬉しくてはしゃぎ気味)
海水浴場(バナナボート1回サービス)
これだけを楽しみに来たようなもの。済州島の海でバナナボート!昨日までの雨で今日の晴れはだれも期待していなかったのに、突然午後から晴れ間がのぞき運よく海水浴が出きるということに。でも水着もホテルだし結局水着を借りることに。せっかくだからバナナボートやるでしょー。救命チョッキを着てバナナボートにしっかりつかまっていよいよ出発!ひーー、引っ張られる~。前の女の子がかなりぎゃ−ぎゃ−言って楽しんでると、後ろの男の子は「ひ~、ひっ、ひぃ~」とか細い声でかなり怖がっていて、ちょっと笑っちゃいました。(すみません。)
*帰り際、パンツで泳いでた男の子が突然脱ぎ始めた~!
今回の味?
さーて、歩き回ってお腹も空いたー。今日は一体何がでてくるかなぁ?
黒豚?海鮮鍋?太刀魚?などが頭をぐるぐるまわる。そんなかなり期待でいっぱいのおたみの前に現われたランチは?んーー、こっこれだけ?っと思わず言ってしまいそうな、キムチとナムルと鯖の煮付けと味噌汁にご飯。うっうっ、、、かなしいランチだったため、2日目の昼食も期待せずに病院食程度を覚悟していたら、
「済州島の名物といえば、黒豚ですよね!(うぉーー)今日は皆さんにその名物を味わっていただきます。(やりっ!」」
今日のメニューは唐辛子味噌で味付けした黒豚、キムチ、スープなどなど。そして、別料金で済州島特産のマッコリもいただきました。
これこそ済州島での昼食
済州島産のマッコリ、ソウルでよくいただくのより色が茶色っぽいでしょ!
夜ご飯
1日目の昼がなんかさえなくてストレスがたまっていたせいか、夜ご飯はしっかり食べたいよね。ホテルが済州島の市内にあったので2日とも近くの黒豚通りへ。
ソウルで流行っていた、バーのようなおしゃれなサムギョッサル屋が済州島にもあったので1日目はそこで済州島産の焼酎とオギョッサル!2日目はその近くのこれまた豚肉屋で豚の塩焼きとビール!(ここは実はメニューが塩焼きのみだった~) どど~んと肉の塊が出てきて表面をこんがり焼いたら、スタッフが食べやすく切ってくれる。豚肉なんでしっかり焼いてお口へ。うまかった!
ところで、、、目の前でホームショッピング!~詐欺まがいの農場見学と民俗村見学!~
果物農園見学→(これがクセモノ1)
それは、、、みかんの農園見学とは言ったものの、5分ほどこの農園で栽培しているみかんやパイナップルなどの説明をした後、みかんの試食ということでおかしなログハウスへ連れて行かれたことから始まりました。
「あーこれでみかんを買ってもらおうっていう魂胆だな?!」っと思ったらあまかったー。ここが韓国でも栽培が許可されている場所が5箇所くらいしかないというトウチュウカソウをここでは栽培していて、品質が最高級、、、といったような話しが延々3、40分。(おたみは途中でがんがんに利いたエアコンのためか、頭がくらくらして出てきてしまいました。)
このあと聞いたところによると、6万ウォンの最高級トウチュウカソウを6個まとめ買いした人もいたんだとか。ちなみにここは撮影禁止!
民俗村で済州島の村の生活を見学する。(→クセモノ2)
ここは済州島の伝統家屋、藁葺き屋根の家をそのまま保存するという条件で政府から補助を受けて生活している村。外見は昔のままでも中をのぞけば洗濯機、テレビ、電話など電化製品はなんでもあるという。その村の自称?ボランティアの案内人の説明をふむふむと感心しながら聞いていたら、話がだんだん馬の骨やら五味子茶やらなんだか健康食品の話しになってきた。おかしいなあと思ってたらツアー参加者は皆クーラーのガンガン聞いた快適なログハウスにご案内。教会にあるような長いすにみな詰めて座らせられ、そして目の前の台にズラリと並べてあるものは、さっき話していたトウチュウカソウ、馬の骨、五味子茶 !その後それらの説明が再び延々と3、40分。そして面白いのがツアー参加者。何気に質問なんかしてだんだん買う雰囲気。「みんな結構買うんだ~ふ~ん(感心)」だんだん自分も五味子茶ぐらい、、、という気になってくるのが怖い。
オプション楽しんでやるぅ!
1日目からあやしい農場見学といいしょぼい昼食といい予想外の展開にかなりブルーになっていたおたみ。こんなんじゃわざわざ来るんじゃあなかったくらいに沈んでいたんですが、、、せっかくの夏の旅行が台無しになっちゃだめだめ!っということで気持ちをすっかり入れ替え、もう韓国のパッケージ旅行を徹底的に楽しんでしまえーー!するとテンションがあがり始め、最初強制しないでも、なんて思っていた遊覧船もショーもなかなか楽しかったっ!
遊覧船
これは乗って正解。潮風に吹かれながら済州島の美しい島々の新緑の緑とエメラルドグリーンの海が印象的~。日の出が美しいと有名な城山日出峰のそばから船に乗り、牛の形をしていると有名な、その名も牛島(ウド)も見ることができました。その岩の島に刻まれたいろんな模様が人の顔に見えたり獅子に見えたり象に見えたり、自然の力に改めて感心。うつくしいわー^^。
中国、モンゴル雑技団ショー
これはガイドさんに珍しいショーだから絶対見ていって損はない!とすすめられてみたもの。地方色がとっても強~いと思いながらも、何気に楽しんでしまいました。
その他のオプション
−へニョチョン(海女村)でアワビ粥、刺身を食べよう!
っと思ったけど、東海(トンへ)の刺身事件を考えるとイマイチ乗る気になれず、降りるだけ降りてみました。注文すると小皿に小さく切って入れてくれて、これ全部一皿10,000ウォン。
−乗馬に乗ろう!
とは言って見たものの、長蛇の列をなして順番を待っている人たちを見て断念。道路沿いの草原に放し飼いになっている馬たちとも記念写真撮ったりして暇つぶし。
ツアーに初めて参加してみて
今考えると日本のパーケージ旅行にも参加したことのなかったおたみが韓国で挑戦しようというのがかなり無謀だったかも。でも夏はどっか行きたかったんですよねぇ。まあ結果としては何気に楽しんだので良かったんですけど、やっぱりゆっくりと自分のペースで楽しむには個人旅行が一番かな。飛行機とホテルくらいのパックがあれば別ですけどねぇ。まあ、済州島はハルラ山を中心に各方向に観光地が分散されているので、車をレンタルしてまわるのが1番いいかも知れません。ちなみにおたみは今回済州島3回目。1回目は市内の旅館に宿をとってスケジュールびっちり歩きまくった4泊5日。2回目はリゾート地の高級ホテルでのんびり優雅な2泊3日。そして今回が格安パッケージ地元密着の2泊3日。振り返ってみると3回ともそれぞれ違う旅が楽しめてよかったです。皆さん、済州島に行くならどのタイプで行かれます?以上、済州島、2泊3日パッケージ旅行レポート、おたみでした。
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記事登録日:2002-08-29