アジュマ好みの南大門とアガシ好みの東大門?!どっちがパワフル?!
こんにちは!ソウルナビです。市場巡りが旅行の中で一番楽しい!っという人もいらっしゃるはず!その国の市場はその土地の文化を知ることが出来るというほどお国柄が反映されるスポット!ソウル市内にもたくさんの市場があり、市場ごとに特徴があります。ナビも旅行者だった時はそんな市場巡りが大好きで、市場の屋台グルメを楽しんだり、格安衣類をゲットしたりするためによく市場を訪れたもの。もちろん韓国に住む現在も市場は必須不可欠!食料から衣類まで、さまざまな商品を買い求めに通っています。中でも一番よく利用するのは「南大門市場」と「東大門市場」!観光客の皆さんにとっても一番馴染みのある市場ではないでしょうか?!南大門市場と東大門市場はそれぞれ全く性質の違う市場なので、利用用途もぜんぜん違ってきます。ビギナーさんだけでなく、リピーターの方でもイマイチその特徴をつかみきれていない人もいるのでは?!そこで今日はこの定番観光コースに含まれる2大市場を大比較してみました!それではさっそく大比較、スタート!
南大門市場
600年の歴史を誇るソウル最古の市場、南大門市場(ナンデムンシジャン)!キムチや海苔、高麗人参、マツタケなどの韓国食材、そしてメガネ、革製品、アクセサリー、時計、子供服、お土産、伝統モノ、食材などを中心になんでもそろっている?何でもん市場?という名にふさわしい下町情緒あふれる活気ある市場です!!
東大門市場
24時間眠らない街といわれる東大門市場(トンデムンシジャン)。ここはファッション関連の大型ビルが30近く立ち並ぶ一大ショッピングスポット。特に平日の夜中は全国各地から仕入れにやって来る人で卸売市場は大にぎわい!エネルギッシュなパワーあふれるソウルを実感できる市場です!
南大門市場 VS 東大門市場
場所
最寄り駅
シンボルである 「門」!
面積
南大門市場
会賢駅周辺に一局集中!約4万2300平方メートル。
東大門市場
中心部は東大門運動場周辺だが、全体を見ると広蔵市場のある鍾路5街から東廟前駅手前まで広範囲に渡る。
一日の流動人口
南大門市場
45万人
東大門市場
100万人(業者だけでも10万人)
市場のスタイル
南大門市場
市場のど真ん中にあるC~G棟と呼ばれる3階建てほどの古びた5つのビルを中心に、個人商店や現代風の大型ビルが周囲に建っています。ビルの中の商店の多くが昼間は小売、夜は卸売というスタイルで運営され、それぞれのビルに特徴があります。さらにメインストリートの両サイドに立ち並ぶ個人商店では高麗人参・松茸などの食品、レザー商品などを扱うお店が多く並んでいます。最近ではチープコスメの店も登場!
東大門市場
30棟ほどの大型ビルが集まった東大門運動場駅周辺、鍾路5街前にある「広蔵市場」&「芳山市場」などを総称して東大門市場と呼ばれています。中でも一番の中心はやはり大型ビルの集中する東大門運動場周辺!それぞれのビルに特徴がありますが、基本的には運動場の向かいにあるビルが小売専門のビルで、運動場の裏手のビルが卸売専門のビルとなっています。比率で言うなら小売:卸売=3:7程度。卸売ビルの中には小売販売をするお店もあり、チープに買うことが出来るので要チェック!
店舗数
南大門市場
約9300軒(大型ビルに入店している数十軒・数百軒の店舗と個人商店の合計数。)
東大門市場
約29000軒(1つのビルの中に数百軒の店舗が入店。)
主に売っているもの
南大門市場
ソウルの庶民の台所!
高麗人参・松茸・食品・衣類・雑貨・アクセサリー・メガネ・子供服・革製品・お土産・インテリア用品・花など、食品や衣類を中心にしたあらゆるものを総揃え!アクセサリー専門ビルや子供服専門ビルも有名。また、各国から輸入してきた食器や衣類・化粧品といった海外製品を取り扱うビルもあり、マダムたちの間で人気。
東大門市場
最新ファッション流行地!
衣類をはじめとするファッションに関する商品の中心!洋服・革製品・靴・バッグ・ベルト・アクセサリー・小物・服飾材料など。衣類の80%ほどが女性服といっても過言ではなさそう。観光客が最もよく行く「doota」や「ミリオレ」などの小売ビルは10~30代対象という感じ。平和市場などは40~50代以上の中年女性向き。
市場の雰囲気
市場のスタッフの雰囲気
市場グルメ
南大門市場には名物グルメストリートがいっぱい!
★ 食堂通り
ビビンバやポックンパッ(チャーハン)、各種チゲなど韓国家庭料理店の並ぶ通り。
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★ 軽食(ブンシク)通り
ビトッポッキやカルグクス、ティギム(韓国の天ぷら)、オデン、キンパッなどを売っているのがこのエリア。
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東大門市場ならではの、ディープな地元グルメストリートがいっぱい!
客層
南大門市場
40代以上のアジュマ(おばちゃん)が多し!
東大門市場
10~30代のアガシ(お姉さん)が多し!
営業時間
南大門市場
-個人商店
(9:00~22:00程度。24時間営業のお店も多し!)
-大型ビル
(23:00~16:30/10:00~翌日5:00/0:00~17:00/7:00~18:00、のようにさまざまなパターンがあるため、目的地の営業時間を事前チェックしておくべき!全体的に夕方には閉まるお店が多いので要注意!)
東大門市場
-小売ビル
(10:30~翌日4:00ぐらいまで)
-卸売ビル
(20:00~翌日8:00ぐらいまで※注意―各ビルにより1時間程度前後します。)
休業日
南大門市場
-個人商店
年中無休のお店多し!
-大型ビル
日曜日・旧正月・秋夕(韓国の旧盆)
東大門市場
-小売ビル
月曜日
-卸売ビル
土曜日朝~日曜日夜まで
南大門市場 と東大門市場の区別がイマイチつかなくって・・・っというビギナーの皆さん、参考になったでしょうか? ちょっとまとめてみると・・・
○ 衣類を買う場合、お母さん世代は南大門市場 、お嬢さんは東大門市場でのお買い物がオススメ!
○ 食器や雑貨などの生活用品をほしい人は南大門市場 。
○ 生地やビーズなどの手芸系材料がほしい人は東大門市場。
○ 海苔・松茸・紅参・高麗人参などの韓国名産食品がほしい人は南大門市場。
○ アクセサリーがほしい場合、洗練されたスタイルがほしい場合は東大門市場、安めで数がほしい場合は南大門市場 がオススメ!
○ 夜から夜中にかけて行動したい場合は東大門市場がオススメ。午前中から昼過ぎにかけて行動したい人は南大門市場 がオススメ!
ぜひ参考にして、有意義な市場巡りを楽しんでくださいね!以上、ソウルナビでした!!o(^^)o
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2007-04-06