全州ピビンパッやコンナムルクッパッのほか、全州のおいしいものをたっくさん食べてきました。
こんにちは、ういこです。今回のレポートは久しぶりの旅行記。しかも全州(チョンジュ)の旅です。全州といえば、ご存知の方も多いと思いますが、食べ物がおいしい!そのおいしさは、まさに韓国一!と言われてますよね♪有名な食べ物といえば、全州ピビンパッやコンナムルクッパッですが、今回はその他の全州のおいしいものをたっくさん食べてきました。(もちろんピビンパッやクッパもしっかり頂きました^^)しかも食べたものは、みんな 観光客はあんまり行かないお店がほとんどです。地元の方しか知らないお店なので、本当においしいっていうお店しか行ってないので、お楽しみにぃ。ではでは。全州の旅、ご紹介いたしましょう~!
−1日目−
江南の高速バスターミナル駅に着いたのは、朝9時10分。地下鉄7号線の高速バスターミナル駅に降りて、地上のバスターミナルまで行ったのですが、道順がややこしい!><どうにかバスターミナルまで行ったのですが、時間は9時20分。本当は9時半のバスに乗りたかったけど、10分前じゃチケット買えないよなぁ・・・なんて思ってたら、チケット売り場のお姉さんが、9時半の全州駅のバスはまだ間に合うと言ってくれました!初日からこういう感じとは・・・幸先良いですよね♪全州行きのバスは3列席でゆったりな優等バス(16000ウォン)と4列席の一般バス(10500ウォン)があるのですが、行きは一般、帰りは優等にしようと決定。行きの方がわくわくしていてて、座席の広さはあまり気にならないので。^^でも一般バスも普通の観光バスみたいで、広めだったし、何より、この日は乗客が少なかった!私たちの前後には他の人が座ってなかったので、かなりゆったり座れました。^^
ソウルを出発してから2時間40分。お昼の12時10分に全州のバスターミナルに着きました!途中、サービスエリアで1回トイレ休憩がありましたが、こんなに早く全州に行けるとは驚きました!><さぁさぁ!タクシーに乗って早くご飯を食べに行きましょう♪時間もお昼だし、何よりお腹がグーグーうるさい^^;バスターミナル前にはタクシーがたくさんあるので、市内にも行きやすいです。しかも初乗り1800ウォンとソウルより100ウォン安い。これだけでも全州がすぐに好きになりました。(笑)さて、そんなことを思ってるうちに、全州ご飯1食目のお店、「韓国食堂(ハングッシクタン)」に到着~!!!
中に入ってみると、びっくり!!!人、人、人です。時間は1時過ぎと確かにお昼のご飯帯ではありますが、平日だし、しかもここは分かりにくい場所なのに・・・。すごいです!!みんな韓定食を食べてます。まだ食べてないのに、お店に入っただけで、絶対においしい!と確信しました(笑)
ここでは、韓定食が頂けます。しかも価格は6000ウォン!おかずの種類は31種類と、最近の物価高を忘れさせてくれます。(笑)
全州が韓国一のグルメ都市という説明書?です。ご丁寧に英語、中国語、日本語と書かれてありますが、お店の人曰く、「観光客よりも地元のお客さんが圧倒的に多い」らしいです。
さぁぁ~!!!韓定食を注文して10分。(少々時間がかかります。)アジュンマがど~んっと運んで来てくれました~!どうですか?このボリューム!もう一度言います。これで1人前6000ウォン!チゲ2つ(キムチチゲ、チョングッチャン)ケーランチムその他焼き魚、煮魚、ナムル、チェユックポックン(豚肉野菜炒め)などなど計31種類。見ただけでお腹いっぱいになりそう(笑)お味は、なるほど、地元の方が通うお店とあって、おいしいです。でも冷静になると、味より量が少し勝ってしまってる?と思いました。見た目も韓定食というよりは、백반(ぺクパン)かも??でもこのボリュームは本当に全州!という感じなので、行く価値アリです。
お店紹介
韓国食堂(한국식당)
住所: 全羅北道(チョルラブッド) 全州市(チョンジュシ) 完山区(ワンサング) 中央洞4街(チュンアンドンサーガ) 34
電話番号:063−284−6932
メニュー:韓定食6000ウォン、プルコギ定食12000ウォン。
お腹が満たされたら、次は観光~!てくてくと市内を歩きます。全州市内で一番の繁華街に来ました。全州はそんなに大きな街ではないので、市内も狭めです。なので、繁華街にもすぐに行けます。
全州市内一の繁華街とあって、若い人たちがいっぱいでした。夏休みのせいかもしれないですが、遊ぶ場所がここしかないのかなぁと思うくらい、お店がいっぱい。
繁華街の入り口の隣には、重厚な雰囲気の建物と、文化遺跡の案内図もあるので、全州の文化遺跡を見たい方には、便利ですよね^^
ぐるっと繁華街を見たら、次は韓屋村(ハノクマウル)へ~。ナビの全州の記事を見て、今回は絶対に行くぞっ!と心に決めていた私・・・。ルンルン気分で行きました^^しかし・・・。ハイテンションな気分とは裏腹に、体は暑さでバテバテ^^;全州といえば、夏はソウルより暑い地方。しかもこの日は34度ほどあり、長く太陽に当たってるとするめになる~!><なので、韓屋村にある、伝統カフェで夕方になるまで涼むことに。
伝統カフェに行けば、中はクーラーだ!と思ってたのですが、中に入ってみると、クーラーがない!確かにお店の中は、全部開けっ放しなので、涼しいといえば、涼しいのですが、ちょっとびっくり!でも他のお客さんは何食わぬ顔で扇風機とうちわで涼んでる・・・。不思議に思い、お店のご主人にクーラーのことを聞くと、にっこり笑顔で、こういう自然の風を感じるがまた、良いのですとのこと。中に入ったときはクーラーないのか・・・とがっかりしましたが、席に座ると、お店中に風が通ってて、確かに気持ち良い涼しさが伝わってきました。
お店のメニューも手書きで、ご主人の人柄が伝わります。今回は緑茶をオーダー。待っている間も、風がすごく気持ちよくて、さっきまでの暑さが吹っ飛んで行きました^^
(※こちらでは氷水やお水もないので、来られる方はお水持参をオススメします!)
ご主人が、緑茶セットを持ってきてくれました。陶器の入れ物がかわいいし、お茶の入れ方もご主人が教えてくれます。大きなポットにお湯を入れてくれるので、ゆっくりおしゃべりもできますね^^
このお菓子、決して甘くはないのですが、健康に良さそうで、素朴な味がつい後を引きます
^^
私たちは中庭が見れる窓側に座ったのですが、中庭がすごく素敵で、ついつい長居をしてしまいました。他の席との間隔も広めで、ゆっくり座れるのもポイント高いです。^^
こんな感じに黄昏ちゃいましょう(笑)
お店紹介
キョドンタウォン(校洞茶院、교동다원)
住所:全羅北道(チョルラブッド) 全州市(チョンジュシ) 完山区(ワンサング) 校洞(キョドン)64−7
電話番号:063−282−7133
抹茶、緑茶など。(ホットのみ)
カフェで2時間くらい休憩して、体力も回復!韓屋村を簡単に回ってきました。
昔のおもちゃもあって、子供たちが遊んでました。
慶基殿もくるっと♪
韓屋村の隣にある、チョンドン聖堂も見てきました。中がすごくきれいで、結婚式にも多く使われる理由が分かりました。^^
韓屋村を写真に撮ったり、色々見ていたら、小腹が減った、私達・・・。夕飯は何を食べるか決めていたので、そんな重いものは食べたくない。・・・そんな時にはマンドゥ!ということで、韓屋村から徒歩2分の粉食屋(軽食屋)さんへ。ここは、本当に地元の方しか行かない、しかもいつも混んでる!というお店。プンシクになぜ人気がある?と不思議で仕方ない方もいらっしゃると思いますが、実は私も店構えを見て、本当においしいの?と疑ってしまいました^^;でもお店の中に入って、そのお客さんの数を見て、ここが本当に人気があるのが、よく分かりました。
席に着くと、早速注文を聞きに、お水とコップを持って、お店の人がやってきます。ここは前払いなので、注文と同時にお金も払いましょう。マンドゥがおいしいのは知ってたけど、それだけじゃ物足りない・・・ので周りのお客さんが食べていたカルグクスも注文~。しばらくするとカルグクス、マンドゥとカクテギが運ばれてきました。さて。マンドゥから一口。やばい・・・もう~!マンドゥ最高!!口に入れて、噛むと中から肉汁がじゅわ~って><ショウロンポウに似てます。(熱いので気をつけてください^^;)次はカルグクス。食べてみると・・・うん、おいしい。でもマンドゥの方が存在感あります。カルグクスというよりは日本の煮麺に近いかも。でもこのマンドゥを食べに全州の方たちが並ぶのは分かります!
お店紹介
ベテラン(베테랑)
住所:全羅北道(チョルラブッド) 全州市(チョンジュシ) 完山区(ワンサング) 校洞(キョドン)85−1
電話番号: 063−285−9898
*駐車場アリ
さぁ!小腹を満たしたところで、今回の旅行のメインイベント!マッコリ通りに行きますよぉ。全州では5つマッコリ通りがあるのですが、今回行ったところは5つの中でも1番お店の数が多い、三川洞マッコリ通り。(市内から少し離れてるので、タクシーで行ってくださいね。)
日本のテレビでも放送されたみたいで、日本語の垂れ幕もありました。どのお店に入ったら良いのか、分からなかったので、一番にぎわってるお店に入りました。
お店に入るとすぐにアジュンマがテーブルにおつまみを運んで来てくれます。全州ではマッコリを頼むと、おつまみがテーブルいっぱいに運ばれてきます。(種類はその時の旬で違う)もちろんおかわり自由ですが、マッコリのやかんを飲み終えるとまた違うおつまみが出てくるので、すごく楽しいですよ^^(2回目は、カンジャンケジャンや、メウンタン、刺身など)今回は人数が少ないので、1回目しか無理だったけど、それでも十分楽しめました。そしてなにより、おつまみ1つ1つが気絶しそうなくらいおいしくて、作ってくれてるアジュンマの愛情が感じれます。マッコリも透明に近い色で、味もかなりまろやかなので、お酒が飲めない私も1杯飲めました。(おつまみだけでもお腹が一杯になるので、子供連れの方もいらっしゃいました。)お店の雰囲気も大衆的といえば、そうですが、他のお客さんとしゃべったり、席を譲り合ったり、とっても温かい雰囲気で、安らげます。マッコリ通りの中で、お店の中がいつもお客さんがいっぱいなのは、正直、このお店だけ。その理由は、みなさんが行かれたら、分かると思います!ぜひっ!!全州に行かれる予定の方は、このお店に行ってみてください!!!
お店紹介
ヨンジンチッ(용진집)
住所:全羅北道(チョルラブッド) 全州市(チョンジュシ) 完山区(ワンサング)(サムチョンドンイルガ)627−9
電話番号:063−224−8164
値段:マッコリ12000ウォン
−2日目−
さてさて。まだまだ続きます。全州の旅、2日目。2日目の初めのご飯は、コンナムルクッパ!全州の名物だし、なにより、マッコリを飲んだ次の日はコレでしょう!^^今回行ったお店は、地元のタクシー運転手さんが毎日通うお店。期待大です!
ここは比較的あまり熱くないコンナムルクッパのお店なので、熱々好きな方は注文時にお店の人に言って下さい。(私も熱々を注文♪)少しするとコンナムルクッパとご飯一膳、卵、のり、キムチが出てきました。熱々じゃないはずの友達の分のコンナムルクッパもなぜかグツグツ・・・まぁ細かいことは置いておいて、スープを飲んでみると、コンナムルやアミの塩辛や、いわしのだしなどのエキスがドバーッと口の中に広がります。ものすごく濃くがあって、でも飲みやすくて・・・「おいしい~」と思わずうなってしまいました。ここでは、最初からスープの中にご飯が入ってますが、少量なので、もっとご飯が欲しい方は入れたり(1テーブルにご飯は1個)のりとご飯を食べたり(のりがとにかくおいしい!量もたっぷり)卵が半熟なのが、別々で運ばれてくるので、卵を入れる方は入れたり、別々に食べたい方は別々で。・・・と色んな食べ方ができるのも良いですよね^^
お店紹介
ウェンイチッ(왱이집)
住所:全羅北道(チョルラブッド) 全州市(チョンジュシ) 完山区(ワンサング) 慶園洞2街(キョンウォンドンイーガ) 13
電話番号:063−287−6980
値段:コンナムルクッパ5000ウォン
コンナムルクッパを食べた後は市場をブラブラしたり、昨日行った繁華街にまた行って、パッピンス食べたり、かなり暑いから(この日も33度)すごくおいしかったです。パッピンスを食べながら、全州は夏に行くのは無理だ・・・ということがハッキリ分かりました;_;
気を取り直して、全州の旅最後の食事をしに、家族会館へ~♪家族会館はナビでもお馴染みですよね?今回の旅行を計画した時に、ピビンパッは最後に食べよう!というのが決まってました。締めくくりはやっぱり1番全州っぽいピビンバッに!
夕飯時に行ったのですが、あまりお客さんがいなかったので、ゆったり食べれました。ピビンパッとモジュという漢方のお酒を1杯頼んで、待っていると、またまたテーブルがおかずでいっぱいに~♪しばらくすると、おいしそうなピビンパッも登場!こんなにおいしいおかずがたくさん出て、メインの料理もおいしい・・・もうソウルでご飯食べれないかも?と真剣に悩みました^^;しかも家族会館のケーランチムがふわっふわでめっちゃうまい~!!思わず大阪弁が出るくらいこのケーランチムにノックアウトされた、ういこでした><もちろん、ピビンパッもナムルがいっぱい入っていて、たくさん食べても胃に負担がかからない優しい味で、おいしかったです!
お店紹介
家族会館
住所: 全羅北道(チョルラプット)全州市(チョンジュシ)完山区(ワンサング)中央洞3街(チュンアンドンサンガ)80番地 2F
電話番号:063−284−2884
価格:全州ピビンパッ10000ウォン。
この後夜8時発の優等バスに乗り、ソウルへ~。ふかふかのシートで2時間40分ぐっすり寝ながら帰りました。いやぁ・・・食べて、食べて、食べましたよ、2日間。でも、どのお料理も体に優しい満腹感になるものばかりだったので、とても食べやすかったです。食べ物もおいしくて、全州の方達も優しい方達ばかりだったので、必ずまた行こう!と固く決心しました。(夏以外で^^;)これから涼しい季節になっていくので、ぜひみなさんも、全州に遊びに行ってみてはいかがでしょうか?以上、ういこでした!
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2008-08-25