「車で自由にめぐる1泊2日間の忠清南道の旅」
-名前 : パクジョンヒョ -年齢 : 28歳 -出身地 : ソウル -コメント : 日本名はサク(セカチューのサクです!) 日本が好きな韓国人です。韓国人だからこそ知っているおすすめの観光地の楽しみ方などお得な韓国の観光情報をたっぷりお届けします。みなさん、美しい韓国で会いましょうね! -
どんなに仕事が忙しくてきつくても、どんなに真冬の冷たい風が吹いても、私はお勧めの旅行スポットに向かって出かけます。日本人のみなさんにまだ知られていない韓国の美しさを紹介するという使命を帯びて・・!
前回の東側の江原道に続いて、今回の旅行は韓国の西側、「車で自由にめぐる1泊2日間の忠清南道の旅」です。
「韓国唯一、日の出、日没が見れる娃木村」をメインスポットに忠清南道の有名文化財(瑞山磨崖三尊石佛、海美邑城)をみて、感じる充実した1泊旅行です。
ウェモク(娃木)村は島ではないけど、陸地から出っ張っている独特な地形で西海にも拘わらず、日没だけではなく日の出も見ることができる観光名所です。父さんから無料でレンタルした車で、土曜日2時出発~。週末だから道が込むのではないかと心配していましたが・・・12月の西海原油流出事故の余波で、汚染していない所まで西海の観光地の全体に観光客が急減し、渋滞もなく空いている道路を走って2時間ほどで娃木村につきました。
=>日没を眺めている人々。何を考えてるのでしょうか?
7時15分、空が西側から徐々にあかね色に変わり始めました。冬の海風は冷たかったですが、何だか心の中もあかね色が染みこんで暖かくなるような感じでした。次の日の朝には日曜日でも朝寝坊もせずに、6時15分の日の出の時間に合わせて海へ出かけました。しかし、トイレが超行きたくなって急いで行ってきたら、もう太陽様は海の上に顔を突き出していたという・・ ―__―;
=>トイレ行ってきたらもう太陽様は顔を出していました。>< でも、素敵でした。
車で1時間、「百濟の微笑」とよばれる国保84号の瑞山磨崖三尊石佛を見にいきました。山のふもとに恥ずかしげに隠れている三つの石佛・・・1500年以上も続けられているその微笑、1500年前の韓国人はそういうふうに穏やかな笑顔だったのかなと思うと不思議な気持ちになりました。
=>1500年以上も続けられている韓国人の微笑
百濟の微笑を心に刻んでまた車で1時間弱、朝鮮時代、西海の防御の任務を果たしていた忠清南道の代表的な遺跡、海美邑城に向かいました。まるで水元城を思い浮かべさせる形の海美邑城は、朝鮮時代の天主?迫害の現場でもあります。ここでなんと1000人も命を奪われたという・・・
今でも城の中の大きな木には当時殉教者の首を吊るしたむごい針金の跡が残っていました。今でも復元中である海美邑城は、来年までに遺跡と朝鮮時代の家屋がまぢかに見られるひとつの遺跡パークを作るそうです。
=>当時の犯人を罰してた所。恐ろしいですね~
これで一週間待ち焦がれていた旅行は終わりました。今回は何より車で出かけた旅行だったので、自由で気ままな旅行になりました。
もうすぐ春!次回は素敵な観光地での暖かい韓国の春のたよりを伝えたいと思います。
それでは、また!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2008-03-17