たらふく食べて、いろいろ感じて、慶尚北道・栄州市を100%満喫した本当に充実した日帰り旅行でした。
-名前 : パクジョンヒョ -年齢 : 28歳 -出身地 : ソウル -コメント : 日本名はサク(セカチューのサクです!) 日本が好きな韓国人です。韓国人だからこそ知っているおすすめの観光地の楽しみ方などお得な韓国の観光情報をたっぷりお届けします。みなさん、美しい韓国で会いましょうね!-
5月3日から子供の日の5日まで、3連休を迎えて私はまた旅に発ちました。
今回の韓国のお勧めの観光スポットはリンゴの町、慶尚北道(キョンサンブッド)の栄州市(ヨンジュシ)です!栄州の観光地と一年に1回のリンゴ祭りも体験できる日帰り旅行でした。さらに観光客400名限定で栄州市から旅行費用を支援してもらって日帰り旅行の料金はなんと一人当たり1万ウォン!! ソウルから栄州市までのバス代が片道13000ウォンだから、とんでもない格安~!私たち会社員にとって一週間働ける原動力になる日曜日の朝寝坊もせずに、7時半の栄州行きバスに乗りました。
ソンビ(士)の町、リンゴの町と呼ばれる栄州、2時間半でリンゴの花が満開の栄州へ無事に着きました。
最初のコースは韓国の最古の木造建築物である国宝18号浮石寺(プソッサ)。
これが「浮石」
新羅時代676年イサン大師により建てられ現在に至っている浮石寺。なぜ浮石寺なのかというと、創建当時、唐国(中国)の盜賊に苦しめられていたイサン大師は、彼を愛し、結局自殺してしまった唐国のソンミョという女性が大きな岩で盜賊を防いでくれたお陰で無事にお寺を完成し、浮石寺になったという説話があるからです。
実際に浮石寺には「浮石」と書いている大きな岩がありました。ガイドさんによると現在も岩が浮かんでいると・・(根拠はなし)
1時間半ほど仏様の慈悲をたっぷりいただき、昼ごはんも腹いっぱい食べて、訪れた観光スポットは紹修書院(ソスソウォン)!今日の韓国の精神文化に流れている儒学。その儒学を朝鮮時代に研究し、儒学の精神の元となったのがこの紹修書院です。紹修書院の中にはひとつのテーマパークのように大規模のソンビ(士)村が作られていて、ふと自分が士になって朝鮮時代にタイムスリップしたような気がしました。
最後のコースは今日のハイライト、リンゴ祭り! まず、リンゴ農園に寄って秋に綺麗なリンゴが実ることを祈りながら、満開のリンゴの花摘みを体験。
体験後、ガイドさんについて訪れたところはある小さな廃校。普段は静かでやってくる人もいないはずのその廃校が栄州市を代表するリンゴ祭りの舞台になって、いろんなイベントと大勢の観光客でものすごく盛り上がっていました。
廃校の中にそーと入ってみたら、なんと小学校の時の当時の教室がそのまま!国語、算数などの教科書、音楽の時間に先生の伴奏にあわせて、ひよこの様にみんなと歌を歌っていたオルガン、きしきしと懐かしい音がする床板、半分の線を引いて友達と毎日喧嘩していた机…考えてもいなかった思い出の場所に立つと、10年前の純粋だった小学生の自分に戻ってきた感じがして涙が出るほど懐かしい気分になりました。
チヂミ、リンゴ、リンゴジュース、お餅、冷麺など、食べ物をいっぱい用意し、みんなと分けて食べる韓国伝統の祭りのように、食べ物もすべてただ!
あっという間に過ぎてしまった一日、少しハードなスケジュールでしたが、たらふく食べて、いろいろ感じて、栄州を100%満喫した本当に充実した日帰り旅行でした。
今回はソンビ(士)の町、リンゴの町、慶尚北道は栄州市をマスターした日帰り旅行でした。
ジョンヒョの旅行記はまだまだ続きます^^
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2008-06-27