あっくんの旅行記「済州島(チェジュド)を旨いものと見るものとで満喫したド!」

風と岩と女が多く三多の島といわれる済州島。でも私にとっては郷土料理とロケ地だけで満腹

毎年、秋に行っている同窓会での旅行。数年前より幹事役で国内旅行をしていたが、食事処など検索し始めるとあれこれ考えすぎて大変であった。
それならば多少自分の評価もできる韓国に、去年は全員韓国が初めてというメンバーを連れソウル旅行をしました。そうしたら今年も韓国にというリクエスト。私は済州島へは去年12月と今年の3月に行き今回は3回目になりますが、他メンバー9人はまた初めてという済州島の旅をしてきました。

-名前 : あっくん
-訪韓歴 : 訪韓30数回
-コメント : 仕事関係で行ったりする他のアジアの国では、食の魅力を感じなかったが、まったくのプライベートで行った韓国で、ある時急に食のおいしさに目覚めてしまいました。それから韓国では、休む間も惜しんで食堂めぐりの旅をしちゃっています。

11月1日(日)


済州島へは成田空港から直行便が一日一往復(行きは午前便、帰りは夜便)。だからどんなツアーでも安いものが見つかればそのままお得なものとなります。移動もソウルのように時間もかからないし束縛感もそれ程感じません。でも飛行機会社の半年ごとで10月からの料金改定がなかなか発表されなかった為か、夏も終わりになりかけてもツアーの発表も少なかったので今回は格安航空券とホテルの手配での出発です。
成田空港では今回は楽○カードに付いていた世界各国のラウンジが使えるPriority Passで指定されている大韓航空のラウンジを体験。(十二分にくつろげる空間でした)
そして成田空港からKE718便(9:45→12:40)はほぼ定刻に済州国際空港に到着。
今回のレートは125,800w(←10,000円)。
幹事としてはここも大事なとこで去年の同時期とも同じぐらいで、ほっとしました。
現地での移動はチャーター車を手配。いろいろ会社はありましたが17人乗りのバスのタイプで一日8時間が150,000wということで予約。
そのバスの空港での出迎えを受けまず向かったのは
「サムデグクスフェグァン」。最初はこの食事で済州島を味わっていただこうと考えていたところです。
空港を出るときに運転手さんにTELしてもらったのですが
お昼過ぎのこの時間でも満席で少し行列してから入店できました。
(この済州島ならではのコギグクス(肉入りうどん)。いうなれば豚スープ麺、でも豚骨ラーメンとは違いさっぱりと、しかし旨みたっぷりを感じます。メンバーの反応も気になったところですが全員気にいってもらえて、また本土の豚足ともちょっと違うトルベコギにも満足してもらえました。)
そして目の前にある「済州道民俗自然史博物館」へ。
次は「東門在来市場」
それから パスポートを手元に持っているうちにと「新羅免税店」へ。
この時間だと済州市内のツアーの方々との時間もずれるようでゆったりと見れます。
そしてホテルにチェックイン。今回の宿泊したホテルは 「ホテルネイバーフッド済州」。
普通のホテルのほぼ倍の広さがある部屋。今回は10部屋なので団体割引も使えました。
(実は違うホテルを考えていたのですが、済州島ではちょうどボクシングのWBC総会開催の日程と重なってしまい早々とその関係で余計にいいところの部屋をおさえられてしまったようでした。)
それでもこちらのホテルは太王四神記撮影スタッフ関係や映画「宿命」の撮影など使われたところでミーハー魂も十分くすぐってくれました。また、施設内のサウナ・マッサージなどもメンバーには気に入ってもらえたようで旅行中3回も利用した者もおりました。
夕食に選んだものはキジのしゃぶしゃぶ料理。地元の方に前回教えてもらったところで、「メミャルチョン」.最初は40,000wのセット×3で注文
きれいな突き出しとそば粉のクレープにナマスを巻いたもの、旨しっ!
どうですか!お上品なキジのしゃぶしゃぶ肉とBBQです。
今回はこの持参品で、一味加えるちょい足し調味料など。お肉も追加で!
こちらでの〆は手打ち風そば。そばを入れるとなんとキジスープがポタージュ風に変身!!
これは是非、みなさんにも食してもらいたい逸品でした。
そして食後は私も久しぶりの「NANTA」 。
済州バージョンになっているところもあり、皆と楽しんで見れました。
それからは今日の〆に運転手さんお薦めの海鮮料理の店「ムルパン」へ送ってもらいました。
名物のヨモギ入りのチヂミ、大きいサバ焼き、そして焼酎のハルラサンでチビリとしていると、はい、お待ちかねの海鮮鍋。大ぶりな貝がすべて動いていて新鮮かつ豪快!
ここまでのものはソウルとかではなかなか見れないもの。そしてこれはとても美味しく、皆いい夢もみれたようです。

11月2日(月)


この日はあいにくの空模様で小雨がパラリ。一日観光を予定していて先行きちょっぴり不安。でもまずは腹ごしらえと、今日は8時からチャーターのバスをお願いしていてラマダホテル近くのあわび粥へ。
ここら辺も数軒のあわび専門店が並んでいるが、3月に食べた「サノチョンボック」TEL064-743-3233がお気に入りでそことリクエストしたのだが、運転手はこちらがおすすめだよと隣の「ユビン」へ。
あわびステーキとあわび粥、海鮮鍋(ヘムルトゥッペギ)をみんなで頂きました。お粥はなんてったってあわびの肝がふんだんに使われていて濃厚です。
これからは島の南海岸線に沿って観光予定。島を縦断(約40分ぐらい)してまずはo`sulloc・ミュージアムへ。このあたりからは陽もだんだん出てきてくれて、緑がより際立った美しさを感じることができました。
お茶の勉強もね。 お茶の勉強もね。 お茶の勉強もね。

お茶の勉強もね。

おいしいロールケーキなど抹茶づくしにきれいなトイレ おいしいロールケーキなど抹茶づくしにきれいなトイレ

おいしいロールケーキなど抹茶づくしにきれいなトイレ

それから向かったところは陣地洞窟。
(ご存知、チャングムの洞窟ですね。でもメンバーにはチャングムといってもパチンコしか頭に浮かばない者も多かったけど、戦争物ということで。)
そして昼食は名物の馬肉料理に。
「馬苑」(http://www.jejumawon.com/)というロッテホテルの近くにある処です。
(ちょっと最初は入るのに勇気がいります。こんなすごい佇まいなもので)
ひとり30,000wのコースで頂きました。
前回もそうでしたが特にクセとかは感じずに私はデザートまで堪能。こんなに出てきてコスパもすぐれたとこでした。
ここではお酒類も充実しておりました。馬料理にあうワインとかも薦めてもらいながらでしたが
なんといっても今回の目的でもあったこれを見つけた事には喜びました。
(左は済州ミカンのマッコリですが、右のミカン焼酎です。ミカンマッコリは今年から日本でも飲めますが焼酎はまだでしたので)
それからは「テディベア・ミュージアム」。
(はい!みんなで童心に戻ってみましたよ、ここではね)
その後は「ウェドルゲ」や「正房瀑布」。この大迫力での観光で夕方となりタイムアップ、ホテルへ向かってもらいました。
やはりいつもより人数多いと予定の時間配分も難しいものだと実感です。
もっといろいろ行きたかったのですが・・。

ホテルに到着後は数名がアカスリなどを希望。
夕食までの間に近くのところを紹介して行ってもらいました。
私はというと、どうしてもこの全員では行きにくいけど是非今回食べに行きたかった「トンサトン」へ3人で。TVで紹介され、これぞ済州ならではという大迫力の黒豚肉。5枚肉で黒い毛もそこそこ見れますが、ここのは外側の皮も全然気にならない質でした。そしてタレがまたいいんです。
それに豚肉コロコロのキムチチゲはたまりませんでした!
全員での夕食は刺身ストリートへ。
それはこれも今回済州で是非食したかった「クエ」という魚。

ただちょっと時期が早いということで、クエを扱っていたのは2軒のみだったかな。大きさと値段を比較した選んだ結果「テジンフェッチッ」へ。
それでは突き出しから御覧下さい
そして真打ち登場。この2匹です
もちろん鍋もね。
クエは天ぷらにもしてもらい、最後の〆.
3月の時は人数少なくてあきらめた「クエ」だったけど、ここでは今回は10人で一人当たり飲酒も沢山して2500円ぐらいでした。帰りは店の車でホテルまで送ってもらえました。

11月3日(火)

今日は快晴。やはり8時からバスをお願いして、朝食には有名な「ユリネ食堂」
韓国食堂100選にも入っているらしく、もう貼るところもないぐらいの著名人の色紙で埋め尽くされたすべての壁。我々が開店一番乗りしたけどあっという間に満席になりました。
そして観光は「城邑民俗村」。
1,500年代の村落の姿がそのまま保存され今も住まわれているところです。村人たちが生活風習もそのまま守り伝えられていて、済州道住民の生活様式をこまかく探ることが出来ます。
「済州民俗村博物館」(チャングム関係のところは見るたびに充実してきていました)
昼食はホテル近くの「サムダガ」(TEL064-747-4710)。黒豚料理屋です。
ここはというと黒豚をオーギョプサルで食べるだけでなくテジカルビとしても食べられる店を探してみつけて行きました。そしたらここではソウルでも散々探して食べ歩いたトゥンカルビ(スペアリブ)もあってより感激!
こちらのキムチチゲもトロンとして美味しいもので、また肉の後にさっぱりとトンチミ(水キムチ)グクスもお上品な味付け、そして冷麺もおいしゅうございました。
またお土産にも多分喜ばれるだろうと
「アジア製菓店」(東門ロータリーの近くTEL064-755-9281)の名物のヨモギ蒸しパを。
(ここは一日3500個も売れるという話もあり本当においしいんですよ!)
時間の関係でここ「サムダカ」にみんなで数十個分のパンを配達してもらいました。
最後の行動は近くのE-マートで買い物。ここから済州空港へあっという間に着いて3日間ずっと世話になったe-jツアーの運転手の金さんともお別れ。バスは毎日基準の8時間プラス1時間(追加15,000w/h)の利用でした。
空港では早めに出国ゲートくぐっても時間がつぶせないので、国内線近くの空港食堂で最後の済州料理。
そしてKE717便(18:15→20:30)は成田空港へと。全員無事到着して幹事としてもほっとしたもので、メンバーにも満足してもらえたと思いますが、今回の内容でも自分なりに有意義な旅行が出来ました。
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記事登録日:2010-02-08

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