北村・三清洞攻略ガイド!三清洞でごはん&一休みしよう!

昔ながらの伝統家屋と新しい文化が調和した人気エリア!有名グルメ店がもりだくさん!

こんにちは!ソウルナビです。今日はソウルっ子にも人気のエリア、北村は三清洞(サムチョンドン)の辺りへ行ってみましょう!こちらは景福宮のすぐ横に位置し、昔から地位の高い官吏や王族、士大夫(官吏)が住む高級住宅街だったエリア!現代になっても伝統家屋保護地域に指定され、昔ながらの街並みが残っていて伝統雰囲気を楽しめます。数年前までは地元食堂やギャラリー、カフェがポツポツっと建っていましたが、最近では新しいショップも急増しその姿もずいぶん変わり、ソウルっ子の人気デートコース&お散歩コースとしても大人気!そこで今日は、三清洞とその周辺のレストラン・カフェにしぼって、詳しくご紹介しましょう!

三清洞ってどこ?

地下鉄3号線アングッ(安国)駅、景福宮と昌徳宮に囲まれたエリアを北村といいますが、三清洞はその中でも西のほう、景福宮の北東に位置する街。この三清洞には三清洞通りがあり、オシャレなカフェや雑貨屋さん、ギャラリーなどが数多くあります。そして先程も触れたように、この辺りは昔から地位の高い官吏や王族、士大夫(官吏)が住む高級住宅街だったエリアで、現代になっても伝統家屋保護地域に指定され、昔ながらの街並みが今も数多く残っています。

サムチョンドンギル(三清洞通り)
北村・三清洞の中でも、お店やレストランが並ぶメインストリートといえるのがこのサムチョンドンギル(三清洞通り)。ソウルの伝統通りとして知られる仁寺洞のほうから、景福宮に沿って北の方に伸びている通りです。お店が途切れる三清公園を最終地点とすると、大通り沿いから約1.5km、ゆっくり歩いて25分ほど掛かります。散歩好きな方には、もちろん町並みを楽しみながら徒歩で行かれることをオススメしますが、往復歩きはキツイ・・・という方、マウルバスを利用すると便利ですよ。バスは三清洞通り沿いに走っています。
三清洞東リ沿いを走っています。

三清洞東リ沿いを走っています。

マウルバス鍾路11番

マウルバス鍾路11番

三清洞の辺りでゴハン!

この三清洞エリアには周辺に景福宮、大統領官邸の青瓦台、憲法裁判所などがあり、昔から有名なグルメ店がたくさんあるんです。クッパやカルグクス(うどん風麺)、スジェビ(すいとん)といった庶民的なメニューはもちろん、田舎定食、韓定食、そして焼肉屋さんも!散歩しながら、ここで食事も!っと考えている方は事前にチェック!

◆◇◆がっつりご飯◆◇◆
<韓定食>

「クンギワチッ」は韓定食のお店ですが、カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)が有名。ソウルでカンジャンケジャンの有名店を挙げると、必ず五本の指に入るんだとか。蟹で有名な忠清南道(チュンチョンナムド)の瑞山(ソサン)で獲れた蟹に、自家製の漢方薬を入れ7年以上熟成させた醤油で味をつけたカンジャンケジャンは、大きさ(重さ)によって価格が変わりますが、たくさんのおかずがついてきます。また「ソルメマウル」は韓国伝統家屋で気軽に食べれる韓定食のお店! 九折板 (クジョルパン )が出てくる本格的なコース料理から焼き魚やナムルなどがお膳いっぱいに出てくるサンパッメニューもあり!
<焼肉>

韓国に来たらやっぱり焼肉!という方、三清洞にも焼肉屋さんがありますよ!「タンプンナムチッ」は三清洞通りの最終地点、三清公園の近くに位置するお庭のあるお店。お肉は牛・豚ともに上品に出てきて、おかずもシンプル。また「ヒャンナムセグル」は庶民派店。リーズナブルにおいしい豚焼肉とチゲが食べられます。こちらは豚焼肉のみ、特にモクサル(豚の首肉)の塩焼きが有名。
<ヘルシー定食>

健康志向のお店が増えているなか、この伝統エリアは特に素材にこだわり、健康を気づかうお店も目に付くところ。健康を気づかうといっても、特別なことをするわけではなく、素材の味をいかした野菜たっぷりの昔ながらの韓国料理がつまりソレ。そんな素朴な味を楽しみたい方は要チェック!
<海鮮料理>

ソウルに来て焼き肉いっぱい食べたからそろそろ海鮮が食べたいな~!という方必見!!「イガシンガ」はアワビの専門店!韓国でアワビの産地として有名な莞島(ワンド)産のアワビを使い、お刺身やバター焼きはもちろん、アワビ入りカルビタン、アワビ入りテンジャンチゲといった韓国っぽいものまで、アワビ料理のメニューが盛りだくさん☆ 「マサンアグヘムルチム・ポンガ」はボリュームたっぷりで美味しいと現地でも評判のヘムルチムのお店。
<洋食>

最近ここ三清洞や北村でよく見かける洋食レストラン。特に地元の若いカップルのデートに人気のよう。気軽にパスタセットが楽しめるお店から、オシャレなお店でコース料理を食べさせてくれるところも多く、お値段もそれなり。「テジャンジャンイファトッピジャチッ」とは「鍛冶屋さんのかまどピザという」意味。大きな看板などもなく注意していないとお店の前を通りすぎてしまいそうな隠れ家風なピザ屋さん。

◆◇◆軽くランチ◆◇◆
ランチに軽く・・・という方は、クッパやチゲといったスープ系、ビビンバやカルグクスといったご飯・麺料理系など、いろんな韓国料理が味わえる庶民的なお店がぴったり。と言っても韓国はもともと1人分の量が多いので、日本に比べると軽くのレベルが多少違うかも!?
<チゲ・クッパ>

一人ご飯の方も入りやすいのがチゲ、クッパのお店。「チソモリクッパッ」は地元の人にも人気のクッパッ専門店。ソモリ(牛頭肉)クッパッはソルロンタンとも似ていますが、スープが少し清んでいるのが特徴!「プッチョンジンコムタン」は何と言っても、長時間煮込みしっかりとダシが出てたコムタン(牛の内臓を煮込んだスープ)! 
<ご飯・麺料理>

三清洞にはカルグクス、スジェビ、キムチマリグクスなどの地元有名店が数軒あり。カルグクスといえば、「ファンセンカカルグクス(旧プッチョンカルグクス)」。コチラは食事時間によく行列ができています。またスジェビ(すいとん)の有名店がサムチョンドンスジェビ。こちらもホントに素朴な味ながらも、地元の方にも観光客にも人気。そのほか、キムチマリグクス(キムチスープの冷たい麺)とトッカルビの有名店、「雪木軒・ヌンナムチッ」もあり。
<ブンシッ(粉食)>

プンシッといえば、ミルカル(小麦粉)でつくったお餅やキンパッなど間食系メニュー。そのブンシッの代表格、トッポッキの有名店が「モッシドンナ」と「ホホプンシッ」。屋台のトッポッキとは違い、鍋タイプのトッポッキチョンゴルで、煮ながらいただきます。値段も超のつくほど庶民的で、冬の寒い時期にも店頭に行列ができるほど人気。また、ちょっとおしゃれなトッポッキ屋さん 「spicy+」もあり。

三清洞での辺りで一休み!

この辺りは三清洞カフェ通りともいわれるほど、カフェがたくさんあることでも有名。歩いていると、オシャレなカフェがいっぱいあって、ん~どこに入ろう?!・・・と、迷っちゃうほど。そこで今回は、「古民家カフェ」、「テーマカフェ」、「スイーツカフェ」3つに分けてご紹介。お好みのカフェで一休み&スイーツを楽しんでみてくださいね!
<古民家カフェ>

北村・三清洞ならではといえるのが、この古民家カフェ。昔ながらの伝統家屋、ハノッ(韓屋)を改造してカフェや伝統茶屋にしたというお店があちこちにあります。雰囲気もよく、とっても落ち着くんですよ。お店によっては、伝統風の店構えながらも、コーヒーやデザートを売っているお店もあれば、伝統茶・伝統スイーツを楽しめるお店もあり!
<テーマカフェ>

通りぞいにはカフェがたくさん並んでいますが、個性的なお店が多いのもこの三清洞の特徴。インテリアがステキなカフェや宮崎駿監督の大ファンということで付けられた店名が印象的なカフェ、そして西洋・東洋それぞれのアフタヌーンティーが楽しめるというカフェも。これだけたくさんのカフェがあれば必ずお気に入りのカフェが見つかるはず!?
<スイーツカフェ>

北村・三清洞といえば、ここ数年どどっと増えたワッフルカフェははずせません。特にワッフルブームを巻き起こしともいわれるお店、BEANS BINS(三清洞店)はこの三清洞本店をスタートに支店もかなり増えました。そのほか、日本で修行をしてきたパティシエのお店、レトゥロナパイ、チョコレートカフェ、伝統スイーツが楽しめるお店もあり!
◇ワッフルが自慢のカフェ
◇タルトが自慢のカフェ
◇伝統茶・伝統スイーツ
◇ショコラティエカフェ
◇本格派コーヒー
いかがでしたか?行ってみたいお店はありましたか?北村・三清洞は行くたびに新しいお店が増えていて、気になるお店がたくさん!ソウル中心部からも近いので散歩がてら行ってみたり、また伝統家屋もたくさん残っているので、カメラを持って行って写真撮を撮ったりするのにもベストスポット!三清洞通り沿いにはギャラリー、服屋さんや雑貨屋さんなども並んでいて、特にファッション関連のお店は個性的なお店やハンドメイドのお店も多く、靴屋さんや帽子屋さんも人気ですなんですよ☆ たくさん歩き回ってお腹が空いた時はぜひ参考にしてみてくださいね。以上、ソウルナビでした!

その他情報

*記事を更新しました。<2013.8.28>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-08-27

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