とうとうやってきた「スヌン」の日!全国で一斉に行われる大学入試です。教育熱の高~い韓国では、高三の受験生本人と家族だけではなく、後輩も警察も道行く社会人たちも巻き込む大大大イベント。
試験会場最寄の駅では、会場の出口を示す貼り紙が。駅長手書きの?!矢印つき。
バスのフロントガラスにも、路線上にある試験会場の案内が~。前日に職員のみんなで準備したのかなぁ。
試験会場の正門前は、お祭りのような騒ぎ。来年はわが身…?!心のこもったプラカードで応援する後輩たちの姿も。「今日が過ぎれば、新しい人生が始まります」「終われば自由!」「2号線に乗ろう」…ん?2号線?!ナビの若いスタッフに聞いてみたところ、地下鉄2号線にはソウル大、延世大、梨花女子大と名門大学が多いからじゃないかな~とのこと。
ハナ・トゥル・セッ(いちにのさん)で応援歌を歌う女子高の応援団。手には受験生に渡すあったかいコーヒーの準備も。
みかんやお菓子の詰め合わせを準備して、先輩を待つ…。
静かなのはこちらのみなさん。ただひたすら我が子の健闘を祈るお父さん、お母さんたち。
この日忙しくて有名なのは、警察。看板には、「受験生送り場 112番に電話要請時、試験場まで送ります。交通警察隊」とあり。警察に送られる受験生をニュースで見たときは、ただの親切かと思ってたけど…交通警察隊あげての支援体制だったもよう。
さっそく白バイで送られる受験生に遭遇。ノーヘルだけど、いいのかなぁ~。そんな場合じゃない?!
いってらっしゃい、がんばって!受験生にはとっても長い一日。夕方、みんな晴れやかな顔で出てこれますように。
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記事登録日:2011-11-10