2012年のソウル

2012年のソウルはどんな年?祝日や最新スポットをチェックしよう!

こんにちは、ソウルナビです。2012年の旅の予定はもう立てられましたか? 2012年のソウルは、引き続き新しいスポットの誕生や、再開発が進められた地域が話題になりそう。また2012年は4月に国会議員選挙、12月に大統領選挙と大きな国政選挙が続く選挙イヤー。政治的に熱い熱い1年となりそうです。それでは予想される2012年のソウル、さっそくご紹介していきましょう。

カレンダー編

これから旅の予定を立てるという方は、まずは2012年の韓国の祝日チェックを。特に旧暦を基準とした祝日は毎年変わるので注意しましょう。ちなみに、ソルラルとチュソッの連休を除き、日曜日も営業しているお店で祝日がお休みになるお店はほとんどありません。

<シンジョン(新正)>
1月1日(日)
日本でいう元旦。ただし振り替え休日がないため、特にお休みにはなりません。

<ソルラル連休>
1月22日(日)~1月24日(火)
日本でいう旧正月。旧暦の元旦と前後の3日間が公休日になります。今年は前日の土曜日とあわせて多くの会社が4連休となります。お休みになるお店も多いので、ご注意ください。
 
<サミルジョル(三一節)>
3月1日(木)
独立運動を記念した日。ちょうど新しい年度の最初の日になります。

<オリニナル(子供の日)>
5月5日(土)
日本と同じお休みの日。その前の5月1日もメーデーでお休みになる会社もたくさん。

<ソッカタンシニル(釈迦誕生日)>
5月28日(月)
3連休となります。
※5/18-20には提灯祝祭が行われます。

<ヒョンチュンギル(顕忠節)>
6月6日(水)
国家のために命をささげた人を弔う日。

<クァンボッチョル(光復節)>
8月15日(水)
大韓民国の独立を祝う日。

<チュソッ(秋夕)連休>
9月29日(土)~10月1日(月) 
日本でいうお盆休みの連休。旧暦の8月15日と前後の3日間が公休日になります。今年は土日と重なっていますが、振り替え休日はありません。

<ケチョンチョル(開天節)>
10月3日(水)
日本でいう建国記念の日。今年はチュソッ連休と近いため、この日までお休みをとる人も多いかも。

<ソンタンジョル(聖誕節)>
12月25日(火)
クリスマス。クリスチャンが多い韓国では、早くからイルミネーションが見られます。

その他、ソウルの年間イベントはこちら。

2012年の注目イベント

ソウルでは2012年、特にビッグイベントがないのですが、韓国南部の港町、麗水(ヨス)で世界博覧会が開かれます。ソウルからはKTXに乗れば1本で行くことができます。またイベントではないのですが、ソウルでは3月、核安保関連のサミットが開催されます。この時期、空港や市内の保安体制が強化されることが予想されます。また、上でもふれたように今年は選挙の年。ちなみに選挙の日は臨時公休日で銀行や会社など、お休みになる可能性が高いです。

●ソウル核安保首脳会議
3月26日(月)、27日(火)

●第19回国会議員選挙
4月11日(水)

●麗水世界博覧会
5月12日(土)~8月12日(日)

●大韓民国第18代大統領選挙
12月19日(水)

今年ソウルに行くならココをチェック!

それでは今年、注目のスポットを紹介しましょう。

●ロッテモール金浦空港
タイムズスクエアやD-CUBE CITYなど、大型複合モールのオープンが続くソウル。こちらも2011年12月に完成したばかり。こちらのモール、なんといっても場所がいい!金浦空港からすぐ近くなので、飛行機に乗る直前に立ち寄るが出来るし、空港鉄道で市内まで20分、仁川国際空港も30分。ホテル、デパート、大型スーパー、映画館、ショッピングモールとそろっているので、ここを旅の拠点にする人が増えるかも?
●西村(ソチョン)
韓屋が残る北村やおしゃれな三清洞は人気が出過ぎてもう観光地になりすぎ!?景福宮の西側にあり、同じく韓屋の残る西村(ソチョン)がいまや注目のスポットに。中でも孝子洞(ヒョジャドン)のカフェ通りはすでにCMにも登場。このあたりは芸術家や文化人が住んでいたエリアでもあり、アートな雰囲気もあります。また通仁市場はすでに日本のガイドブックに載るほど。
●カロスキル
数年前から注目を浴び、最近ではソウルで最もオシャレな場所ともいわれ、流行の発信地的な通りとなったカロスキル。店もどんどん増え、メイン通りのカロスキルだけではなく左右の路地や裏通りにお店が広がりつつあります。外国人の観光客にもよく知られるようになったカロスキル、今年も注目です。
城北洞(ソンプクトン)
大学路から駅で1つ、漢城大入口駅が最寄り駅の城北洞。もともと駐在外交官など各国の大使館関係者が多く住み、、外国人が多かった街。去年から漢城大入口駅を中心に、ラテンフェスティバルなどエスニックなイベントが行われるようになりました。また外国人を対象にしたお店も増えています。
●盆唐(ブンダン)
ソウルの南の郊外にあるニュータウン、盆唐。こちらが最近注目されるきっかけは、昨年の新盆唐線の開通によって、江南からわずか16分で行けるようになったこと。今後、旅行者が気軽に盆唐を訪れることが出来、盆唐にあるお店などが注目を集めそうです。
●孔徳(コンドッ)
2011年11月に空港鉄道の駅が誕生したことで、金浦空港も仁川空港もぐっと近くなった孔徳。地下鉄5号線と6号線にも接続し、市内どこに行くのも便利。おまけに駅周辺にはおいしい店がいっぱい。今後、孔徳を旅の拠点にする人が増えそうです。
●三清洞・北村(サムチョンドン・プッチョン)
●弘大(ホンデ)
●梨泰院(イテウォン)
西村でもふれた三清洞・北村は、変わりつつも観光地としてまだまだ注目のスポット。また江北にありながらいまや江南並みに人気のあるスポット、弘大や、現在はエスニックタウンとして異国的な雰囲気が人気を集める梨泰院は今年も注目のエリアです。

もうすぐオープンの注目スポット

●東大門デザインプラザ
東大門市場にあった野球場とサッカー場を撤去し、巨大なスペースに建設中なのが東大門デザインプラザ。個性的な建物は徐々に姿を見せていますが、まず建物が今年の7月に完成予定。続いて今年中に地下産業スペースがオープンする予定です。完成すれば東大門市場の人の動きが大きく変わることでしょう。ちなみにデザインプラザのオープンは2013年3月の予定です。
●ソウル市新市庁舎
2008年頃から建設が始まったソウル市の新市庁舎。最近ようやくその新市庁舎の全貌が見えてきました。新市庁舎は今年の5月に完成予定。地下で地下鉄1号線の市庁駅とも連結予定とか。また一部が保存されている旧市庁舎の復元状況も気になります。

その他、以下のような動きがありそうです。

●宗廟-昌慶宮連結復元工事本格化
●新しい大型ショッピングモール、ヨイドに誕生!?

2012年開通予定の路線!

2012年は、以下の新路線が開通予定です。

●水仁線(烏耳島-松島)
2012年6月開通予定
地下鉄4号線の実質延長となります。将来的には仁川駅まで延長される予定です。

●軽電鉄(議政府)
2012年6月開通予定
新しい交通手段として注目されている軽電鉄(ライトレール)。釜山ではすでに釜山-金海間に導入されていますが、ソウルでも北の郊外にある議政府市内に開通予定。

●地下鉄7号線(温水-富平区庁)
2012年10月開通予定
富川市内を通り、仁川地下鉄の駅に連結。仁川地下鉄との乗り継ぎが便利になります。また今年は間に合いませんが、富川ファンタスティック映画祭への貴重なアクセスとなります。

●盆唐線(宣陵-往十里)
2012年10月開通予定
江南地区を縦断する新しい鉄道。 狎鴎亭のギャラリア近くに駅が出来、 狎鴎亭のアクセスが非常に良くなります。
また地下鉄2号線と5号線、国鉄中央線が交差する往十里駅にも連絡。江北地区と江南地区との新しい移動手段となることでしょう。

●盆唐線(器興-パンチュク)
2012年12月開通予定
水原市内に開通予定。将来は国鉄水原駅まで延長される予定です。水原市内を移動する新しい手段となります。

●京義線(DMC-孔徳)
2012年12月開通予定
すでに開通している空港鉄道と併走。孔徳駅で地下鉄5号線と京義線が連結することになります。将来的には国鉄龍山駅まで延長し、国鉄中央線と相互乗り入れする予定とか。

2012年の流行とキーワード


●ロンドンオリンピックで盛り上がり
今年の夏に開かれるロンドンオリンピック。韓国もまた金メダルの数で盛り上がることでしょう。

●日本の格安航空会社がソウル路線就航
今年、スタートする日本の格安航空会社(LCC)。ピーチが5月にソウル-関空路線の開設を予定、またエアアジア・ジャパンが10月からソウル-成田の路線を開設予定。格安でソウルへ気軽に足を延ばす人が増えるかも。

●自転車の普及、広がる
本格的に進む自転車の利用。各駅に空気入れの駐輪場も整備され、街を自転車で走っていたり、地下鉄で自転車を利用する姿もよく見かけるようになりました。今年も自転車を楽しむ姿がさらに増えることでしょう。

●韓国カップ麺ブームがやってくる?
コッコ麺、キス麺、ナガサキチャンポンなど、新しいカップ麺が次々と人気に。辛ラーメンばかりだったカップ麺の光景が大きく変わるかも。

●地下鉄「駅ナカ」が便利に
現在、ソウル地下鉄では切符の販売を自動化したあと、あまったスペースをお店にする駅が増えています。地下鉄の駅がいろんなお店でにぎやかになりそうです。

●和食ブーム、続く
とんこつラーメンブームから始まり、丼ブームから長崎ちゃんぽんとと続く和食ブーム。日本の回転寿司も昨年は3つもソウルに登場。今年はまたどんな和食が人気となり、お店が増えるでしょうか?

●マッコリブーム、続く
フルーツマッコリから本格派の米マッコリまで、ますます種類が増えるマッコリ。今年もさまざまな新作が期待できます。
いかがでしたか? 新しいスポットはナビでも最新の様子を引き続き報告したいと思います。また注目スポットなども積極的に紹介したいと考えています。それでは2012年も皆様のソウルへのお越しをお待ちしております。以上、ソウルナビでした。 

他の都市のナビの2012年は?

その他情報

*注目スポットに「孔徳」を追加しました。<2012.1.17>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-01-17

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