青い空と海、緑の草原、自然がいっぱいの馬羅島を満喫!
こんにちは、ソウルナビです。皆さんは済州島に行かれたことがありますか?行かれたことのある方は、宝のような美しい自然にきっと感動されたはず!しか~し、今回はもっともっと手付かずの自然が残るスポットに行ってきましたヨ!それは韓国最南端の島、馬羅島(マラド)!人口100人ほどの小さい島で、開発されていない昔ながらの姿が今もなお残り、リピーターに人気の観光地でもあるんです!済州島に何度も来られた方でも馬羅島の美しい自然には見とれてしまうかも!それでは、限りなく広がる太平洋を眺めながら、さっそく馬羅島に出発!!
◆◇馬羅島ってどんなところ?◇◆
馬羅島の自然環境
馬羅島は火山の噴火に寄って形成された島とされています。北から見ると灯台のあるところが高くなっていて、全体的には平坦な地形。中心部には小さい丘があり、島全体が緩やかな傾斜のある広い草原のようになっています。突出部を除いたすべての海岸は真っ黒な玄武岩で、海岸線は波の浸食でできた海食崖が見られます。東西及び南側は高さ20mもの絶壁があり、多くの海食洞窟が発見されています。島の大部分を農地がしめ、島の中心部には松が植えられた森があります。海中には済州島では見られない珍しい海藻類がたくさん生息しています。 緑藻や褐藻、紅藻類など72種もの海藻が生息しているそうです。
馬羅島の形成と変遷馬羅島は薄い複合溶岩流(compound flow)が幾重にも重なった玄武岩でできた島。固まった表面を何度も溶岩が流れるため、鯨の背のような地形が形成されています。船着場付近では溶岩流の断面を見ることができ、鯨の背のように膨れた地形もみることができます。場所によっては溶岩流の内部が空洞になっているところも。もともとは鬱蒼とした原始林におおわれた無人島でしたが1883年、モスルポに住んでいた金(キム)氏、羅(ナ)氏、韓(ハン)氏など、農業や漁業を営む4,5世帯が移り住んで開墾を始め、森林地帯が全てなくなってしまいました。
◆◇馬羅島行きの船に乗船!◇◆
馬羅島に行く方法はただ一つ!船に乗らないと行くことができません(-∀-`; ) 済州島からは、ソンアクサン船着場(ユヤン海上観光)とモスルポ港(サミョン海運)から出発する2つの馬羅島行きの船があります。今回はモスルポ港から出発することに。それぞれ行きと帰りの出発時間が異なるので、日程に合わせてくださ~い!ただ、船着場ごとに時間が決まっていても、気象や乗船人数によって時間が変更になるおともあるため、必ず事前に予約しておきましょう。
馬羅島を目指し、モスルポ港出発!
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陸地がどんどん遠くなる~~~
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<馬羅島の位置を確認!>
船に乗ってから馬羅島までは30~40分ほど。次の船が来るまでだいたい1時間から1時間半ほど時間があるので、その間に馬羅島巡りを満喫しましょう!
馬羅島観光、スタート!
灯台
馬羅島に到着すると、入口で電気カートのレンタルが可能!(有料)。でも島1周するのに1時間ほどしかかからないので、せっかくなので歩いて巡ってみるのがいいかも!こちらには博物館やお寺、聖堂、教会が1つずつあり、韓国では有名な馬羅分校があります。そしてここにも!どこにでも配達OKのチャジャン麺屋さんも(ノ∀`*)ンフフ♪
海岸には絶壁があり、韓国特有の植物である百年草が生い茂る美しい風景が広がっています。朝鮮半島最南端と刻まれた石碑の横では思い出の1枚をゲットするべく記念写真を撮る人たちが列をなしています。石碑のある場所は見渡す限りの大海原を眺めることができる、まさに絶景スポット!また馬羅島の高台にある灯台は、全世界の海図に必ず記載される有名な灯台なんだそう!1時間半という時間はそんなに長くないので、時間に余裕のある方は3時間滞在の予定を立てて、ゆっくり満喫するのがいいかも。
◆◇食堂街を発見!◇◆
食堂街を見つけたので、どこでお昼を食べようかちょっと散策!ナビが見る限り、どうやら3つのブロックに分かれているようです。
◆◇馬羅島イチの人気の中華料理店で昼食!◇◆
ナビも「鉄のカバンを持った海女」というインパクトのある名前の食堂で昼食を食べることに!こちらは3つ目のブロックにある一番奥のお店。馬羅島では一番有名な食堂らしく、ここのチャジャン麺を食べに来る観光客も多いとか!?
いかがでしたか?ナビも大自然を前にして、かな~り癒されて帰ってきました♪ でも行くには船に乗らなければならないので、天気予報のチェックは忘れずに!天気のいい日は青い空と海、緑の草原のコントラストが美しい、素晴らしい風景を楽しめます♪ 韓国では人気の観光地だけど、日本ではまだまだ知名度の低い馬羅島。済州島旅行を計画中の方、時間に余裕のある方は馬羅島まで足をのばしてみてはいかが?以上、ソウルナビでした。