春川シティツアーで春川を満喫してきました!

シティツアーで効率よくまわり、思い切り春川を楽しもう~

こんにちは!ソウルナビです。タッカルビ(鶏カルビ)とマックグス(混ぜそば)で有名な江原道(カンウォンド)の中心都市、春川(チュンチョン)。今日は春川のシティツアーバスに乗り、人気観光名所をまわってみることにしました!ソウルから約80km、龍山(ヨンサン)や清涼里(チョンニャンニ)から準高速鉄道のITX青春号に乗れば約1時間10分で行ける気軽さから、たくさんの観光客が訪れる春川。そんな春川にある観光地を効率よくぐるっとまわることができるシティーツアーはとってもお得!春川が初めての方や、賢くまわりたい方にもピッタリです。それではさっそく、春川シティツアーバスに乗ってみましょう~ 

春川シティツアーはどんなツアー?

韓流ドラマのロケ地として有名な南怡島(ナミソム)やジェイドガーデン、北漢江(プッハンガン)につながる衣岩湖(ウィアムホ)、昭陽湖(ソヤンホ)、春川湖(チュンチョンホ)などの人工湖や山々の豊かな自然、マックグス博物館やアニメーション博物館、金裕貞(キムユジョン)文学村や清平寺(チョンピョンサ)などの歴史文化、江村レールパーク(レールバイク)といったレジャーまでいっぺんに楽しめてしまう春川シティツアー。春川シティツアーは国鉄春川駅前から出発します。シティツアーバスには曜日ごとに異なるコースを巡り、途中下車なしの日替わりバスと、一定のコース内(AコースとBコース)を当日自由に乗り降りできる循環型バスの2タイプがあります。
 2015年5月現在、日替わりバスと循環型バスのコースは以下のとおり。日替わりバスは曜日ごとにコースが異なります。 

■■日替わりコース■■
出発&到着時間:出発10:30、到着17:30
コース:
■日曜日 春川駅→金裕貞文学村→昼食→江村レールパーク→九谷瀑布(クゴッポッポ)→スカイウォーク→春川駅
■月曜日 春川駅→昭陽(ソヤン)ダム→清平寺(船で移動)→昼食(各自負担)→清平寺(チョンピョンサ)→マッククス体験博物館→昭陽江乙女像→春川駅
■火曜日 春川駅→金裕貞文学村→江村レールパーク→昼食→九谷瀑布→孔之川(コンジチョン)観光地→春川駅
■水曜日 春川駅→ムルレキル(カヌー体験、体験費用は別途負担)→スカイウォーク(カヌー体験参加者以外)→昼食→昭陽ダム⇒玉洞窟(オットングル)体験→江原道立花木園→昭陽江乙女像→春川駅
■木曜日 春川駅→金裕貞文学村→昼食→江村レールパーク→昭陽ダム→江原道立花木園→昭陽江乙女像→春川駅
■金曜日 春川駅→ジェイドガーデン→昼食→スカイウォーク→昭陽ダム→春川マッククス体験博物館→春川駅
■土曜日 春川駅→昭陽ダム→清平寺(船で移動)→昼食→清平寺観覧⇒春川アニメーション博物館またはロボット体験館→スカイウォーク→春川駅

■■循環型バスコース■■

<Aコース>

出発時間:9:30、11:30、13:30
コース:春川駅前→孔之川(MBC入口)→ムルレキル(カヌー体験場、スカイウォーク)→登仙瀑布(三岳山)→南怡島(10分停車)→ジェイドガーデン→エリシアン江村(スキー、水泳)→九谷瀑布(ムンベ村)→江村駅→金裕貞文学村 / 江村レールパーク→南春川駅(風物市場)→春川明洞(浪漫市場)→春川駅  

<Bコース>
出発時間:10:30、12:30、14:30
コース:春川駅前→孔之川(MBC入口)→ムルレキル(カヌー体験場、スカイウォーク)→登仙瀑布(三岳山)→南怡島(10分停車)→江村駅→金裕貞文学村 / 江村レールパーク→九峰山展望台(カフェ通り)→玉山家(玉洞窟体験場)→昭陽江ダム(水文化館)→新北うまいもん村→春川マッククス体験博物館→花木園→アニメーション博物館→春川駅 

なお、シティツアーの利用客はコースにあるほとんどの施設で利用料や入場料の20~50%割引サービスを受けることができます。これはお得!各施設利用の際、シティツアーバスのチケットを見せてくださいね。

日替わりバスに乗ってみました!

日替わりバスはインターネットで事前に予約するか、当日国鉄春川駅の近くにある観光案内所でチケットを購入します。循環型バスはバスに乗るときに運転手さんからチケットを購入します。席は先着順。 バスに乗車したら、首からぶら下げるタイプのカードと地図、そしてパンフレット(韓国語のみ)を受け取りましょう。バスには簡単なガイドをしてくれる添乗員が同乗(案内は韓国語のみ)します。

<チケットの受け取り&販売所>

国鉄春川駅前観光案内所(春川駅1番出口を出て左)

<料金(ウォン)>
日替わりバス 大人:6,000/小人・青少年・65歳以上・障がい者:4,000
※昼食・入場料は別途/36ヶ月以下無料

循環型バス 大人:5,000/青少年・小人・65歳以上及び障がい者:3,000/36ヶ月未満無料
※各施設利用料、入場料等は別途負担 
国鉄春川駅

国鉄春川駅

駅前広場にある観光案内所

駅前広場にある観光案内所

シティツアーバスのパンフレット(韓国語のみ)

シティツアーバスのパンフレット(韓国語のみ)

それでは出発!

今回ナビが乗ったのは日替わりバスの日曜日コース。黄色い車体が目印です。ちなみに循環型バスは赤い車体なのでお間違いなく!
■10:30 国鉄春川駅出発

いよいよ出発!添乗員さんがあいさつとルートの説明を始めます。オール韓国語。バスの乗り降り時間などはガイドさんと簡単な英語や筆談で確認することをおすすめします。この日の天気は曇りときどき雨。レールバイクに乗れるかが心配しましたが、大幅にルートを変更して対応することに。まず向かったのは、湖の上にある床が強化ガラスでできた透明な展望橋「スカイウォーク」のある衣岩湖。 

■10:50 スカイウォーク(衣岩湖)
衣岩湖ではカヌー体験または衣岩湖沿いにのびる自転車コースの道を散策するか、どちらかを選択できます。衣岩湖はムルレキルと呼ばれるカヌーやヨットなどの水上レジャーが楽しめるように整備されていて、カヌーを漕いで湖上を散歩もできます。でもナビは「ハヌルキル(空の道)」と呼ばれる衣岩湖沿いの道を散策することにして、「スカイウォーク」をめざしました。小雨がぱらついていましたが、空は明るくて新緑がとってもきれい!空気も澄んでいて気分はすっきり爽やか~そのまま湖上の橋を歩き、「スカイウォーク」に到着すると・・・残念!雨のせいで中に入ることができませんでした!「スカイウォーク」は、専用の靴下を履いて水面が見える強化ガラスの上を歩くので、雨天の日は入場禁止。逆に今日入れたら怖い(汗)
ムルレキルにある釣堀

ムルレキルにある釣堀

湖と山の調和がステキ!

湖と山の調和がステキ!

目の前にあるスカイウォーク、入れないのが残念!

目の前にあるスカイウォーク、入れないのが残念!

眺め、よさそう~

眺め、よさそう~


■11:50 昼食はやっぱりタッカルビ!

湖畔散策を満喫したあと向かったのは、江村(カンチョン)レールバイクの発着駅のある京春線キムユンジョン(金裕貞)駅近くの食堂が並ぶ通り。1時間の昼食タイムです。ナビが選んだのはその名もずばり「金裕貞駅タッカルビ」。ピリ辛に味付けした鶏肉とキャベツ、さつまいも、たまねぎ、お餅を混ぜながら炒めて食べるタッカルビは春川名物!やわらか~いお肉をはふはふ言いながらいただきま~す。「金裕貞駅タッカルビ」のタッカルビは味付けがしっかりしているもののしょっぱすぎず、唐辛子の深みのある辛さがいい仕事をしている感じ!シメにはポックンパッ(焼き飯)とうどん。お腹いっぱいになりました。
金裕貞駅近くには食堂が並んでいます

金裕貞駅近くには食堂が並んでいます

お店の外観

お店の外観

鶏肉と野菜がたっぷり!

鶏肉と野菜がたっぷり!

よく炒めます

よく炒めます

サンチュに包み、いただきます!

サンチュに包み、いただきます!


■13:00 金裕貞文学村へ

昼食のあと、向かったのは「金裕貞文学村」。金裕貞(キム・ユジョン、1908~1937)の故郷、江原道春川市新東面にある文学館で、展示館のほか復元された金裕貞の生家があります。金裕貞は田舎を出て23歳まで京城(現在のソウル)で暮らしていましたが、再び故郷に戻り「山里の旅人」「椿の花」など農村を舞台にした小説を書いたことで知られている人物。京春線の駅名にもなっていますが、韓国で人名に因んでつけられた駅は「金裕貞駅」が唯一だそう。 
立派な入口

立派な入口

いろいろな資料

いろいろな資料

復元された金裕貞の生家

復元された金裕貞の生家


■13:50 レールバイクに乗る!

雨足が少し弱まったところで向かったのが、江村レールパーク(レールバイク)発着駅、京江(キョンガン)駅。江村レールパークは2010年12月、京春線の電鉄化が行われるのに伴い廃線になった線路を利用したレジャー施設で、2012年8月に開通。金裕貞駅、江村駅、京江駅の区間の3コースがあり、今回ナビは京江駅の往復6kmコース、4人乗りタイプに挑戦。使い捨てのレインコートを着ていざ出発! 気持ちのよい緑に囲まれた線路の上を自転車のようにペダルを漕いで進みます。傾斜のあるところは自動化されていて、こがなくても進みます。レールバイクは加平鉄橋の上でUターンし、もと来た道を戻ります。※レールバイクのコースはその日その日で変わります。
京春線の廃駅、京江駅から出発。

京春線の廃駅、京江駅から出発。

レインコートを着て乗り込みます

レインコートを着て乗り込みます

田舎風景に癒される~

田舎風景に癒される~

加平鉄橋を渡ります

加平鉄橋を渡ります

川の上にいる!

川の上にいる!

ここでUターン

ここでUターン


■16:10 癒しの空間、九谷瀑布

ラストに訪れたのが「九谷瀑布」。瀑布と書くと水しぶきの激しい滝のようなイメージがありますが、韓国語では滝のことを「ポッポ(瀑布)」といいます。「九谷瀑布」は岩を滑るように流れる優しいイメージの滝。九谷瀑布のチケット売り場からずんずんと森の中を歩いて滝へ向かいます。こちらも新緑がとってもきれいでかなり癒されました。 
滝の入口

滝の入口

雨にぬれて、緑鮮やか

雨にぬれて、緑鮮やか

途中には奇岩も!

途中には奇岩も!

階段を上って滝へ

階段を上って滝へ


■17:00 南春川(ナムチュンチョン)駅到着

再びバスに乗り込み、九谷瀑布を出発。添乗員から「南春川駅(京春線の終点である春川駅からひとつ手前の駅)付近を通るので、下車したい人は手を挙げてください~」とのアナウンス。ナビも南春川駅近くで下車し、近くのカフェに入り、ITX青春の出発を待ちます。この南春川駅での途中下車の有無は、交通状況やルートによって変わってくるそう。参加した当日、確認してくださいね。 

地方での観光地間の移動は、外国人にとってなかなかハードルが高いもの。ちょうどよいボリュームで組まれた日替わりバスのコースは、実際参加してみて無理がなく、ちょうどよいなと感じました。曜日ごとに訪れるところが違うから、機会があればいろいろな曜日のコースをまわってみるとよいかも!また17時30分に春川駅に到着したあとは、そのままタクシーやバスで10分ほどのところにある春川の繁華街である春川明洞やタッカルビ(またまた??)通りにも行けるのも良し。日帰りでも夕食を春川で楽しめる余裕もあります!皆さんも春川のハイライト観光地を効率よくまわることができる春川シティツアー、いかがですか?以上、ソウルナビがお伝えしました!  

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-05-19

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