人気の学食を食べに行こう！～延世大学編２０１５～

こんにちは！ソウルナビです。大学でランチの時間になるとお腹を空かせた学生が足を運ぶ場所といえば、もちろん学生食堂！安くてボリュームがあり、栄養面も考えて献立された食事は苦学生（！）にとってはありがたいモノ。今回はソウルにある大学の中でも名門校として有名な延世（ヨンセ）大学で学食の食べ歩きをしてきました～！実は学食って学生じゃなくても、一般の人でも大学の中に入って利用することができるんです。今回の食べ歩きのメンバーはお馴染みの食べること大好き「AB姉妹＋スイーツアジョシ」の３人ユニット！お手頃な値段でありながらお腹を満たしてくれるおいしい学食ってどんなモノ？！それでは、さっそく行ってみよー！

◆◇延世大の「グローバルラウンジ」にある学食！◆◇

延世（ヨンセ）大学は新村（シンチョン）に位置し、もう１つの名門大学である高麗大と並ぶ有名なマンモス私立大学。日本人の語学留学生にも人気のある大学です。ちなみに留学生の間では延世大の学食はクオリティが高く、中でもパスタ系が安くておいしいとのウワサが。大学には学部や建物ごとにも学食がありますが、今回ナビが目指したのはメインの学食。。ただ延世大学は中が広く、しかも（２０１５年７月）現在大工事中で、すっかり道に迷ってしまった３人・・・通りすがりの学生に声をかけ、学食まで案内をしてもらいました。快く道案内してくれた延世大学の学生さん、ありがとう～皆さんも大学で迷ったら近くの学生に助けを求めると良いかも（笑）

学生がいっぱい。

校舎内は工事中！

食堂がある「グローバルラウンジ」

学食１つめ：マンナセム（맛나샘）

無事、目的の「グローバルラウンジ」に到着。最初に向かった食堂は１Ｆの「マンナセム」。先に食券を購入し、料理のカテゴリーごとに分かれているブースで、自分が頼んだ料理を食券と引き換えに受け取ります。こちらの食堂は日替わりのメニュー２~３品のほか、プンシクコーナーがあります。値段がとにかく安く、懐事情が厳しい苦学生の味方！今回、３人が選んだメニューは、この日の定食から鶏肉のしょうゆ煮付定食、そしてプンシクコーナーからセレクトした韓国式のお弁当の２点！

注文メニュー
タルコギジャンジョリム（鶏肉のしょうゆ煮付定食）　2.500ウォン
Mamasトシラク（韓国式お弁当）　2.500ウォン

メニューを選びます。

食券購入売り場

料理を取りに行きます。

★タルコギジャンジョリム（鶏肉のしょうゆ煮付定食）

「見た目がすごく素朴な定食（笑）」
「おかずは鶏肉のしょうゆ煮付、干しメンタイ汁、もやしとネギと油揚げのナムル、白菜キムチ。」
「おかずに対してのご飯の量が多いね。ふふ。」
「メインの鶏肉が少ないね・・・（笑）」
「なんか、さみしい。」
「まさにそこが学生食堂らしい！」
「ではさっそくいただきます！」

　
「鶏肉はそぼろ煮みたい。」
「味付けは砂糖醤油？甘くて普通においしい。」
「鶏肉以外に玉ねぎ、キャベツがはいっているけど、具材がちょっと少ない・・・」
「というか量が少ない・・・」
「給食みたいに大量に作り置きしている感じだね。」
「でも鶏肉は意外と柔らかいし、ご飯に合う味。」

　
「干しメンタイ汁は家庭の味がする。」
「韓国人の友だちの家で飲んだことがある味だ！」
「お母さんの手作りの味、だね。」
「周りの人は、みんなこの汁にご飯を入れて食べてるよ。」
「味は少し薄め、だけどしっかり干しメンタイのダシが出てておいしい。」
「ご飯とスープだけでもいけるかも。」
「それにしても実に素朴な定食・・・安いだけのことあるわ。」

★Mamasトシラク（韓国式お弁当）

「韓国ドラマで見たことがある！韓国式お弁当。」
「ドラマの中ではフタを閉めて振って中を混ぜるんだよね。」
「今回はフタがないから、スプーンで混ぜ混ぜ～！」
「中見のおかずは、白米の上に目玉焼きと韓国のりがのっていて、その横に小さなウィンナー、日本のかまぼこのような韓国おでん、焼きキムチ。」
「これなら家で簡単に作れるかも。」
「混ぜ具合もちょうど良い感じに！いざ実食！」

「うん！おいしい～。韓国人が好きな味。」
「意外にお弁当のボリュームがある。」
「お米もおいしい。」
「炒めたキムチとお米とその他の具材がいい感じで調和しビビンバみたい。」
「このお弁当は炒めキムチがキーポイントかな。」
「味は、キムチチャーハンに似ている。」
「庶民の味、満喫できた！」

学食２つめ：コルルセム（고를샘）

次に向かったのは「グローバルラウンジ」の2階にある「コルルセム」。大きめのテーブルのほか、テラス席や準個室もあります。こちらは洋食がメインの学食で、留学生の間で安くておいしいと評判のパスタも！中では学生がサークルの仲間同士、ピザを分け合って食べる姿も。ちなみに一番安いパスタは3.200ウォンから。パスタ以外にはリゾット、ドリア、ピザもあり、ピザの小さいサイズは12.000ウォンから。今回３人が選んだのは下のメニュー4つ。　

注文メニュー
リゾットセット　5.900ウォン
グラタンボルロ　4.500ウォン
カルボナーラスパゲッティ　5.900ウォン
コンビトマトピザ　11インチ　12.000ウォン

食券購入売り場

メニューに洋風が多い。

ちょっとオシャレ？

★リゾットセット　

「見た目が豪華！」
「なんか欧米のレストランで出て来るランチみたい～」
「メインはリゾットで、ガーリックパン、焼きさつまいも、ハム、サラダ、バナナがセット。」
「一人で食べるにはボリュームいっぱい！」
「期待大！さっそくいただきます。」
「食べる前からクリームの良い香りがする～」

「おいしい！これ～！」
「リゾットがクリーミィ！」
「リゾットの具材もたくさん！キノコ、もやし、たまねぎ、ハム、牛肉といろいろ入ってる。」
「リゾットに、にんにくの味が効いてる。」
「普通に洋食屋さんで食べている気分だね。」
「これは量も多いから女性なら一つ注文して、2人で分けて食べるのもいいかも。」

「サイドメニューのさつまいもは、大学だけに大学イモ？」
「甘すぎずおいしい。」
「サラダの量もちょうど良い。」
「野菜不足の人にいいね。」
「このリゾットセットを注文するだけで、主食からデザートのバナナまで！」
「学生にはうれしいセットだね！」

★グラタンボルロ

「チーズのいい香りが～」
「アツアツのうちにいただきます～！」
「あつい！猫舌の人は注意！」
「でも意外と味が本格的！おいしい～」
「チーズがたっぷり入ってるし、とろとろ！」
「ライスの上にチーズ！そして具材が鶏の胸肉がゴロゴロ入ってる。」

「鶏肉もライスも入っているからお腹いっぱいになる。」
「これはグラタンではなく、ドリアだね。」
「味はクリーミィだし、出来たて最高！」
「この値段でこの味なら、ボリュームもいっぱいでお得感あり。」
「外国人留学生が多いから洋食に力を入れているのかな？」
「語学堂に通う日本人もたくさん来てるしね。」

★カルボナーラスパゲッティ

「これがおいしいと評判のパスタ！」
「一番人気のカルボナーラ！」
「見た目がキレイ！クリームスープパスタみたな感じ。」
「ではさっそくいただきます～」
「うん、こってりクリームではないけど、まろやかで濃厚な味。」
「評判があるだけに、おいしい！」

「量もたくさん！」
「トマト、玉ねぎ、ハム、キノコ、ブロッコリー、いっぱい入っているね。」
「でもやっぱり、カルボナーラというよりクリームスープパスタのよう。」
「スープぽいところが韓国らしいね。」
「でも、この学食、パスタのレベルが高いね。町のお店でこれよりも・・・」
「この価格で本格的なパスタがいただけちゃうのがうれしいよね！」
「パスタを食べにこの学食まで来ちゃいそう。」

★コンビトマトピザ　11インチ

「注文から約２５分！待ちに待ったピザが！」
「見た目が本格的！時間がかかっているのかも納得？」
「出来立てのピザをその場でカットしてくれたよ。」
「これが一番小さいサイズのピザ？！11インチだけど、大きいね。」
「その他の14イントと18インチって、どれだけ大きいの？何人で食べるの？」
「ピザの耳が分厚いね！生地のふわふわ感が見た目からも伝わってくる～。」
「では、さっそく実食！」

「うわ～！おいしくて感動！」
「学食とは言えないほど本格的！味もおいしい！」
「薄めで柔らかい生地の上にチーズや具材がたっぷりのってる！」
「チーズ好きの人にはたまらない、チーズのトロリ感。」
「トマトのソースもジューシーでスパイシー！」
「論文や試験で頑張った自分へのご褒美やサークルのみんなで食べるといいね。」
「３人で11インチがちょうど良かったね。」
「余っても持ち帰りできるからうれしい！」

お持ち帰りはこの箱で！

学食３つめ：ブルルセム（부를샘）

最後に向かったのは「コルルセム」と同じ２階にある学食「ブルルセム」。こちらの食堂は他の２つの食堂よりも広くてオシャレ！まるでデパートやショッピングモールにあるフードコートのような雰囲気。コーナーは韓国料理、日本料理、中華料理、西洋料理の４つで、メニューもビビンバ、キムチチゲ、冷麺などの韓国料理から、とんかつやカツ丼などの日本料理、さらには学食には珍しいチャジャン麺やチャンポン、タンスユクなどの中華料理まで種類も実に豊富。さらにはフードコートでも珍しいパンゲタンまで！そんな今回、３人が選んだのは、豚肉の韓国料理の石焼ビビンバに中華料理のタンスユク。

注文メニュー
チェユクトルソッビビンパッ（豚肉の石焼ビビンバ）　4.500ウォン
タンスユク　3.000ウォン

食券購入売り場

メニューの写真も一緒にあり分かりやすい。

シックでオシャレな食堂

★チェユクトルソッビビンパッ（豚肉の石焼ビビンバ）

「器がオシャレ！」
「ボリュームが多いね。コチュジャンの匂いがプンプンする。」
「ではいただきます。」
「おっ！石焼きビビンバだけど、これは石焼きじゃない・・・」
「見た目は石焼っぽいけど。」
「普通においしい、特別おいしいというわけでもなく普通のおいしさだね。」
「具材は豚肉の甘辛炒め、そして大根と人参ときゅうりともやしのナムル。」
「家でも作れそう！」

「味を評価するなら・・・」
「中くらい・・・」
「期待していたほどのおいしさではなかったね。」
「石焼の香ばしさはなく、ごく普通のビビンバ。」
「とりあえず、お昼はしっかりご飯を食べたい人におすすめ。」
「パンチャンのウズラの卵がおいしい。」
「味よりも見た目と量を重視したビビンバだね。」

★タンスユク

「おいしそうな見た目だけど・・・」
「味はいかに？」
「固い・・・揚げたてではないからアツアツでサクサクした感じがない。」
「学食で作っているから、大量に揚げて準備しておいたモノを温めてタレをかけたという感じ。」
「これは、お菓子みたい。」
「3000ウォンだからこれくらいのレベルなのかも。」

「ころもの味が強くて、中身のお肉が本当に少ない。というかお肉入ってる？（笑）」
「味の感想をまとめると、揚げフライに甘ダレをかけたお菓子・・・」
「つまり、ご飯のおかずにはならないね。」
「大学イモの肉バージョン！」
「小腹が空いた時やジャジャン麺を頼む時用のサイドメニューというかんじかな」
「一般の食堂だと１人分では出てこないからね。」

今回の「学食を食べに行こう！」はいかがでしたか？学食らしい、定番の安くてボリュームが多い素朴な定食から、学食らしくない本格的な洋食パスタやピザまで。学食メニューの幅の広さとクオリティに驚いた３人。お店のパスタやピザは外のお店なら1万ウォン以上するけれど、延世大学なら値段も味も文句なしのおいしさ！学食は外部の人でも自由に食べることができるので、興味のある人は大学を見学しつつ、行ってみるのもいいかも。次はどの大学の学食に行こうかな？以上、延世大学の学食からソウルナビがお伝えしました。