ソウルで毎年11月に恒例のイベントといえば、ソウルランタンフェスティバル!今年も11月4日から始まり、毎晩たくさんのランタンが清渓川で明るく光っています!
今年のテーマは「歴史が流れる漢江、光で輝かせる」。漢江にまつわる歴史上の出来事を様々なランタンで表現しています。
清渓広場からスタートして、歴史の古い順に展示が。まずは漢江のすぐそばにある岩寺洞(アムサドン)遺跡のランタン。約6000年前の遺跡とか!
虹色になった橋がとってもきれい!
狩りをしています。
百済時代の船!当時の貴族たちは漢江に船を浮かべ、景色を楽しんだり宴会をしたりしたとか~
高麗時代の、兄弟愛を描いた昔話のランタン。兄と弟がお互いを想う気持ちから金塊を漢江に捨ててしまうお話。
朝鮮時代、正祖大王の陵行次(父の墓参り)を再現したランタン。一行は漢江を渡って水原華城へ向かいます。時代劇のドラマや映画のよう!ランタンは細かいところまでキレイにできています。
漢江にあった氷の倉庫の風景。現在も漢江の近くに東氷庫(トンビンゴ)、西氷庫(ソビンゴ)という地名がありますよね!?
現在の麻浦(マポ)にはかつて麻浦ナルという船着場があり、物流や交通の要所でした。麻浦ナルは特にセウジョ(小エビの塩辛)を売る商人がたくさん集まっていたんだそう。そんなランタン。
ユギオ(6.25)、朝鮮戦争の時に漢江の橋が崩れた様子・・・
そして今年の目玉の一つは、この漢江のランタン!
なんと漢江自体がランタンに。漢江にかかる橋や、周辺の主要な建物も見えます。
清渓川の中に漢江が!?
広橋(クァンギョ)の下では、体験イベントもやっています。
いろんな体験ブースが。 平日の早い時間はそんなに混んでないかも?
来年の干支、鶏!お願い事を書いて吊るすとか~(有料) 輝く鶏はちょっぴりフェニックスのようでもあります。
広橋から先にも、ランタンは漢江の歴史をテーマにした以外のものがまだまだ続きます。ここからは各地方自治体のランタン。
たくさんの魚がキレイで毎年注目されている、江原道の麟蹄(インジェ)郡ワカサギ祭りのランタン!今年はさらにパワーアップしているような!?
このランタンフェスティバルは今週末の日曜日まで、今年もあと5日を残すのみ!週末までにいらっしゃる方は、ぜひチェックしておいてくださいね!
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記事登録日:2016-11-16