PCバンのコンピューターを日本語化しよう！

アンニョンハセヨ、プサンナビです。これまでナビに入ってきた質問のひとつに、日本語が使えるPCバンを教えてほしいというものが、少なからずありました。確かに旅先で気軽に情報サイトをチェックしたり、メールを書いたり、掲示板に書き込むことができれば便利ですよね。ナビとしてもそんなＰＣバンを紹介したことがありましたが、そのお店も閉店してしまいました。この業界は競争が激しいようで、お店が長く続かないこともしばしばなのだそうです。そこでナビは、いっそのこと、ＰＣバンのＰＣに日本語設定を施して、日本語環境を作ってしまうという方法を提案することにしました。ハングルだらけのＰＣには触るだけでも、アレルギーが発症してしまうという方でも大丈夫。ハングルは発音こそ難しいですが、○と線の記号で綴られているだけに解読は容易です。しかも解読しなければいけないのは日本語（）という三文字のみ。それでは、解説していきましょう。

PCバンの主流はWindows ＸＰ
ナビが韓国に来た２０００年度、PCバンのOSはほぼ100％、Windows 98という状況だったのですが、南浦洞や西面など釜山の主要商圏では、昨年からWindows XPに転換する動きが強まり、今では多くのPCバンでWindows XPが主流になっています。XPは多言語へのサポートがよく、基本的に日本語表示は標準ででき、日本語入力もコントロールパネルを少しいじるだけで簡単に日本語入力ができるようになります。Windows 98は日本語表示をするにも、入力をするにも、マイクロソフトのサポートからツールをダウンロードしないとならないのが面倒くさいですが、そちらも一度設定してしまえば大丈夫です。

すでに日本語入力が施されてるPCを見分けましょう！
南浦洞など日本人観光客の多い地域にあるPC房では、場合によって日本語機能がインストールされている場合もあります。見分け方を説明します。

Windows XPの場合
画面右下にある言語バーに注目します。韓国語以外の言語がインストールされているPCは、言語バーの隣に韓国語を示すKOというボタンが現れます。そのボタンをクリックすると、韓国語以外にインストールされている言語を参照できます。日本語の場合、JPという記号がでるのでそれでOKです。多言語設定がされていないものは、KOというボタンさえも現れません。

Windows 98の場合
画面右下のアイコンに地球儀が出ているものは、何らかの外国語がインストールされています。確認するためには、検索エンジンなどで、入力フィールドをクリックしたあと、地球儀をクリックしてみてください。

Windows XPを日本語化させる

ポップアップの写真に指示されたボタンを押すと、スクロールメニューが現れ、様々な言語がハングルで出ます。ここで初めてハングルを解読しなければなりません。日本語はと書かれた3文字です。そのハングルは○が先頭で始まる、中の最下段に位置しています。見つけたらクリックします。

言語バーの位置に韓国語のデフォルトを示す、KOのボタンが登場します。
そこをクリックして日本語を選択、そしてアルファベットのAをクリックして、ひらがなを選択。そうすれば、このように。

Windows98を日本語化させる

最近ではWindows98を使うPC房は生き残れなくなってきましたが、まだ南浦洞でも見かけるので、解説していきましょう。Windows98はWindows updateで日本語入力ツール及び、日本語表示ツールをダウンロードしないとなりません。また、インターネットブラウザである、Internet Exprolerのバージョンが6.0以上でないといけないのですが、最近は殆ど6.0を搭載しているので、5.5バージョンにおいては割愛します。一応、Internet Exprolerプラウザを立ち上げて、写真のボタンをクリックして、バージョンが6.0であることを確認してください。

右側のウィンドに現れたアップデートの目録が現れるので、ここでもハングルの解読が必要になります。といってもそんなに緊張しなくても大丈夫。なぜなら日本語に関するアップデートはリストの一番下にあるのです。リストを一番下までスクロールさせて、（日本語）という文字ではじまっているのを確認して２つを選択し、最後に写真に示された緑色の矢印をクリックします。

いかがでしたか？案外と簡単と思われた方も多いのでは？これで、どこのPCバンに入っても大丈夫です。釜山のPCバンから、わいわい広場に書き込みしていただけるのを、お待ちしております。以上、プサンナビがお送りしました。